釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!の紹介:2003年日本映画。佐々木課長がめでたく営業本部次長に昇格。上海支社から新しく岩田千吉が課長に就任します。ハマちゃんを再教育しようとするがいつの間にかハマちゃんのペースに。リフレッシュ休暇を取ったスーさんはハマちゃんをお供に四国八十八箇所のお遍路の旅に出ます。そこでトラック運転手の中浜みさきと知り合います。みさきが上京して来た時、なんと岩田課長が恋をしてしまいます。果たして恋の行方はどうなるのか。
監督:朝原雄三 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、浅田美代子(浜崎みち子)、高島礼子(中浜みさき)、加藤武(秋山専務)、國村隼(川島営業担当取締役)、三宅裕司(岩田千吉)、ほか
映画「釣りバカ日誌14」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌14」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌14」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌14」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌14のネタバレあらすじ:起
いつものようにハマちゃんは寝坊して遅刻しそうです。みち子さんがはっちゃんに電話してボートで送ってもらえるように頼みます。はっちゃんは仕方なくハマちゃんを会社に送ります。ハマちゃんは悠々と船の上で髭を剃りトーストを食べています。営業三課では、佐々木の次長昇格を祝っています。新しい課長は上海支社にいた岩田千吉です。引継ぎの席でハマちゃんが三課のトラブルメーカーだと知った磐田課長は、ハマちゃんを手名づける為、酒に誘います。ところが、ハマちゃんの妻がかつて自分が恋したみち子さんだと知りペースが乱れます。磐田課長は今は離婚して寂しい一人暮らしです。スーさんは損得ばかりの話に嫌気がさして、自分を見つめなおすために四国霊場八十八箇所を順礼することにしました。浜崎家。スーさんはお遍路にハマちゃんを誘いますがハマちゃんに有給はありません。スーさんが帰った後、みち子さんは私が死んだことにして休みを取るようにすすめます。ハマちゃんはみち子さんだけは殺したくないと断ると、みち子さんは色っぽく”殺して”と繰り返します。ハマちゃんは欲情して、合体。翌日、ハマちゃんは磐田課長にみち子さんが死んだので、と忌引を申し込みます。驚く磐田に、ハマちゃんは亡くなるのは明日からだからと言います。嘘だと気づいた磐田は、幸せな夫婦だとつぶやき、ハンコを押します。
釣りバカ日誌14のネタバレあらすじ:承
四国の高知県。一足先に高知に着いたスーさんは、よさこい祭りを見ています。そこに、歌いながら、頭に枡を載せたハマちゃんが歌いながら現れます。二人のお遍路の旅が始まります。何箇所かのお寺を歩いて回り、住民のお遍路へのおもてなしに感謝します。歩き疲れたハマちゃんは、釣りをしているタクシー運転手(間寛平)に釣りの出来る場所に近い旅館を聞き、乗せてもらいます。途中で、前のトラックを乱暴に追い抜きます。信号で止まると、後のトラックの女性運転手(中浜みさき)に怒鳴られて、三人は萎縮してしまいます。タクシー運転手から、ハチキンと言って四国で男勝りな女のことだと教えてもらいます。到着した釣り旅館では、さっきのハチキン女性、みさきが働いていました。みさきはお客さんに怒鳴ったことを詫びます。ハマちゃんが宴会の時に、みさきの息子に話しかけて、みさきと共に明日釣りに行く約束をします。
釣りバカ日誌14のネタバレあらすじ:転
翌朝、3人で釣りをしています。楽しそうにグレを釣る息子を見て、みさきは涙を流して喜びます。スーさんは一人でお遍路を続けていると、昔の知人曽我(笑福亭仁鶴)と出会います。曽我は会社を倒産させた反省と従業員の再就職を願いお遍路に出たと話します。しかし、お供をしているのは銀座のホステスだったので、スーさんはあきれます。その夜、みさきがお酒を持って来た時に、息子が久しぶりに楽しそうな顔をしたことで、ハマちゃんにお礼を言います。愛されているハマちゃんの奥さんが羨ましいと、気のある素振りを見せます。みさきが食堂で飲もうと誘い、ハマちゃんが行こうとした時、スーさんが押さえ込みます。ハマちゃんの下心は判っているとハマちゃんを落とします。翌朝、タクシーに乗ったハマちゃんは、みさきと息子に別れを言って出ていきます。日が変わり、みさきが鈴木建設営業三課に尋ねてきます。東京に来たついでに、ハマちゃんを尋ねたのですが、ハマちゃんは福井に出張でした。岩田がハマちゃんからみさきのエスコートを頼まれます。岩田はみさきの美しさに舞い上がり、早退して、東京を案内します。寄席などを案内し、夜はクラブで飲みながら、お互いがバツ1だと知ります。岩田は酔っ払って、みさきと自分のマンションに帰ります。部屋で一杯飲もうとと言いながら、そのまま寝てしまいます。
釣りバカ日誌14の結末
翌朝、乱れた頭のまま岩田が出勤して来ますが、ボーっとしています。そこにハマちゃんが出張から戻り、岩田にみさきの接待の礼を言います。すると、岩田は急に休暇をとり、後をハマちゃんに任せて出て行ってしまいます。急な出来事で三課のみんなは、ノイローゼになったんだと思い、原因はハマちゃんだと決め付けます。そこに佐々木次長が来て、岩田をハマちゃんが廃人にしたと三課全員で大乱闘になります。社長室で騒ぎの原因を聞きます。スーさんは女子社員から、岩田が四国の電車の時間を聞いていたと聞きます。スーさんは四国のみさきのいた旅館に電話します。四国・高知県。みさきは岩田に呼び出されて橋の上で会います。岩田はみさきにプロポーズして断られたらここから飛び降りますと言います。みさきは、それじゃお断りしますとバイクで去ろうとすると、背後で水の音がします。岩田が飛び込んで溺れています。みさきが飛び込んで陸に引き上げますが、意識がありません。マウスtoマウスで人工呼吸します。気がつかない振りをしていた岩田に、猟師(松村邦洋)が吸い付いたので、起き上がります。気がついた岩田の背中を叩きながら、みさきは岩田を抱きしめます。ハマちゃんに、岩田から結婚した報告とお礼の手紙が届きます。岩田は港の仕事をして、みさきはトラックの仕事をしています。釣りバカコンビはまた釣り船に乗っています。
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