釣りバカ日誌7の紹介:1994年日本映画。越前若狭でチヌ釣りに行ったハマちゃんとスーさんは、美女・田上彩子に出会います。彼女は二人に誘われて初めて釣りをします。釣りの面白さに彼女はハマってしまいます。数日後、スーさんは急に歯痛を起こし飛び込んだ歯科医院で彩子に偶然再会。彼女はバツイチの歯科医だったのです。スーさんはハマちゃんに嘘をついて彩子と釣りに行きます。そこでハマちゃんとばったり出会い嘘がばれてしまいます。怒ったハマちゃんは、スーさんと絶交宣言をします。果たして二人の友情はどうなるのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、浅田美代子(浜崎みち子)、名取裕子(田上彩子)、山岡久乃(田上夏江)、寺尾聰(宮本竜太)、ほか
映画「釣りバカ日誌7」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌7」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌7」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌7」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌7のネタバレあらすじ:起
スーさんが視察で福井に行くことになりました。スーさんはハマちゃんに電話して、待合わせのチェックをします。二人は、福井の東尋坊でチヌ釣りの約束をしていたのです。ハマちゃんは二人分の釣り道具を持って電車に乗ります。東尋坊のつり場で二人は合流して釣りはじめます。そこに美女・田上彩子(名取裕子)が二人に近づいてきます。ハマちゃんの竿に当たりがあり、慎重に引き上げます。ハマちゃんが型の良いチヌを吊り上げると、彩子が歓声をあげます。興味深深の彩子にスーさんが釣りを教えてあげます。すぐに当たりがあり、見事チヌを釣り上げます。彩子は自分で釣ったチヌをお土産にもらい、かえって行きます。二人とも、彩子の名前も何も聞いていませんでした。彩子は別れた夫に預けていた子どもを迎えに来たのでした。彩子は母(山岡久乃)と子ども、桃子の三人暮らしです。
釣りバカ日誌7のネタバレあらすじ:承
営業三課の古株女子社員の恵がついに結婚します。花束贈呈と恵の一言がありました。恵が社長室に呼ばれ、結婚のお祝いをスーさんから貰います。スーさんは会合に行く途中で歯痛になり、歯科に飛び込みます。そこで福井で出会った彩子と再会します。治療の後、スーさんは彩子から釣り道具を選んでほしいと頼まれます。スーさんは、仕事の予定を無視して彩子を釣道具屋に案内します。二人は釣り道具を買った後、高級レストランで食事をします。彩子はスーさんが鈴木建設の社長だと知って驚きます。スーさんは、来週、彩子に釣りの誘いをします。
釣りバカ日誌7のネタバレあらすじ:転
ハマちゃんがスーさんに来週の釣り予定を尋ねると、スーさんは香港に出張に行くと嘘をつきます。ハマちゃんは、スーさんに同情します。約束の日、彩子は母親に嫌味を言われながらも、スーさんと釣りに出かけます。二人は釣り船に乗り、釣りを始めると彩子が甘鯛を釣り上げます。船の上で彩子は、夫が浮気して別れたことを話します。二人が話している時に、彩子がハマちゃんを見つけ声をかけたので、スーさんと一緒なのがばれてしまいました。三人で食事をしながら、釣り道具をスーさんに選んでもらったことを話します。ハマちゃんは、自分の釣りの弟子が嘘をつくのだと彩子に話します。彩子が席を立った時、スーさんはハマちゃんに頭を下げて謝ります。浜崎家、まだハマちゃんは怒って悪酔いしています。理由を説明して謝っているスーさんもついに怒ります。そして二人は絶交してしまいます。ハマちゃんが釣りをやめると聞いて、はっちゃんは周りの人に雨が降るとからかっています。スーさんは社長室でぼーっとして、秘書が心配しています。浜崎家でぼーっとしているハマちゃんをみち子さんが励ましますが元気が出ません。突然、ハマちゃんが、社長室に連れて行かれます。社長室にハマちゃんがファックスで退職願いを出したことで常務に怒られます。ハマちゃんは辞める理由を聞かれた時、私の生きがいは釣りですと話し始めます。とても仲良しの友達がいました。二人はいつも一緒でした、その友達から裏切られ絶交状態になりました。兄弟のように仲が良かった友と釣りに行けないとなると、釣りに行く気がしなくなり、仕事も辞めようと思ったと言って出て行こうとします。スーさんは彼を呼び止めて、友達の立場で話します。君が釣りをやめると知ったら、友人はどんなに悲しむか。スーさんはハマちゃんの辞表を破り、認めませんでした。
釣りバカ日誌7の結末
スーさんは、外からハマちゃんにファックスを送ります。営業三課にファックスが届きます。1番目はメバルが僕らを待っている。スー。2番目は、すべて私がわるいです。3番目は、私の好きなもの、ハマちゃんの笑顔。4番目、あなた好みの男になりたい。などと、次々と送られて来ます。二度と裏切りません。ずっと寂しかった。師匠私を見捨てないで。腕組みをしながらファックスを見つめるハマちゃんの顔が次第にほころんできます。ひたすら謝罪の文章です。ハマちゃんがはっちゃんに電話してメバル釣りの予約をします。スーさんと彩子を誘い、ハマちゃんと三人です。浜崎家では、彩子とはっちゃんも加わり、盛大に酒盛りです。やがてスーさんとハマちゃんは引っ付いて寝てしまいます。彩子がみち子さんにハマちゃんとのなれ初めを聞きます。満員バスの中で天井の窓を開けて涼しい風が流れて来た。開けた男が「ああっ今日もいい天気だ」と言ってみんなが爆笑して、その男がハマちゃんだった。その話しを黙って彩子が聞いていました。彩子の所に別れた男が訪ねてきました。スーさんが彩子の写真を原口部長に見せて、お見合いを勧めています。原口もかなり乗り気です。彩子がスーさんに、復縁することを報告にきます。夫のいる福井に住むと聞いてスーさんは寂しそうです。その事を知らない原口は、ハマちゃんに釣りを習う話をしています。スーさんは、ハマちゃんと福井に釣りに行くことを約束します。原口に電話があり、お見合いは無くなり、ハマちゃんを追い出します。浜崎家では、彩子もいないのに、彩子の再婚を祝う宴会が始まっています。彩子がマンションに帰ると、ハマちゃんとスーさんから大きな鯛が送られてきます。彩子が浜崎家にお礼の電話をかけると、聞こえるのは宴会の大騒ぎです。シーンは変わり、船の上でうたた寝するスーさんが目を覚まします。自分の竿が無いのでハマちゃんに尋ねます。竿は海に落ちたみたいです。騒いでいるとハマちゃんの竿が曲がり、巻くとスーさんの竿が引っかかります。引き上げたスーさんの竿には大きな魚がついていました。
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