アンクル・ドリューの紹介:2018年アメリカ映画。アメリカのバスケットボールリーグNBAの現役スーパースターであるカイリー・アービングが、特殊メイクで老人に扮して正体を隠したままストリートで大活躍するという大人気CMを映画化したスポーツ・コメディです。主演はCM同様カイリー・アービングが務め、脇を元NBA選手たちが固めています。
監督:チャールズ・ストーン三世 出演:カイリー・アービング(アンクル・ドリュー)、リル・レル・ハウリー(ダックス)、シャキール・オニール(ビッグ・フェラ)、クリス・ウェバー(プリーチャー)、レジー・ミラー(ライツ)、ネイト・ロビンソン(ブーツ)、リサ・レスリー(ベティ・ロー)、エリカ・アッシュ(マヤ)、J・B・スムーヴ(アンジェロ)、マイク・エップス(ルイス)、ティファニー・ハディッシュ(ジェス)、ニック・クロール(ムーキー)、アーロン・ゴードン(キャスパー)ほか
映画「アンクル・ドリュー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アンクル・ドリュー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンクル・ドリューの予告編 動画
映画「アンクル・ドリュー」解説
この解説記事には映画「アンクル・ドリュー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アンクル・ドリューのネタバレあらすじ:起
ニューヨーク・マンハッタンのスラム街にある、ストリート・バスケットボールの聖地“ラッカー・パーク”。かつて多くの伝説的なバスケット選手を輩出したこのパークで、スポーツ用品店の店員ダックス(リル・レル・ハウリー)はストリートバスケのチームのコーチとして活動していました。
ダックスはかつてマイケル・ジョーダンに憧れてプロのバスケ選手を志し、高校時代には将来有望な存在にまで登りつめていましたが、試合でのミスの責任を押し付けられたことからトラウマに陥り、選手への夢を断ち切っていたのです。
ダックスは資金難に悩まされながらもキャスパー(アーロン・ゴードン)らNBAでも通用しそうな強者たちをかき集め、優勝賞金10万ドルというニューヨーク最大のストリートバスケの祭典“ラッカー・クラシック”で優勝するため指導に力を入れていました。ところが、ダックスの高校時代の因縁のライバルだったムーキー(ニック・クロール)が現れ、エースのキャスパーを自分のチームに引き抜かれたあげく、キャスパーの口車に乗せられてキャスパーたちの高額なシューズまで自腹で買わされてしまいます。
アンクル・ドリューのネタバレあらすじ:承
ダックスは恋人のジェス(ティファニー・ハディッシュ)に愛想を尽かされ、同棲していたアパートを追い出されてしまいます。孤児院の出身で帰る当てもないダックスは途方に暮れながらストリートバスケを見ていると、一人の老人が若者たちのプレイにいちゃもんをつけたかと思うと圧倒的なテクニックを披露してダックスの度肝を抜きました。この老人こそが、かつてラッカー・パークに君臨しながらも姿を消していた伝説のカリスマプレイヤー“アンクル・ドリュー”(カイリー・アービング)であり、ダックスは早速ドリューの力を借りてチームを立て直すことにしました。
ドリューは自分のかつての仲間たちを参加させることを条件にダックスの頼みを引き受け、まずは今や教会で牧師をしている元仲間のプリーチャー(クリス・ウェバー)の元へ向かいました。プリーチャーもまたその腕は衰えておらず、また元女子バスケ選手だった恐妻ベティ・ルー(リサ・レスリー)から逃げるためにもドリューに協力することにしました。
続いてドリューたちは老人ホームに向かい、元仲間のライツ(レジー・ミラー)とブーツ(ネイト・ロビンソン)をスカウトしますが、ライツは視力が悪化しており、ブーツは車いす生活を余儀なくされていました。それでもドリューは二人をチームに加えることを決意、ブーツの孫娘マヤ(エリカ・アッシュ)も付き添うことにしました。
アンクル・ドリューのネタバレあらすじ:転
ドリューたちは最後に、今では空手道場の師範となっているビッグ・フェラ(シャキール・オニール)の元を訪れますが、ビッグ・フェラはドリューに会うなり殴り倒してしまいます。ダックスが二人の間に入り、ビッグ・フェラも渋々チーム入りを承諾しますが、いざラッカー・クラシックが始まってみると、ドリューとビッグ・フェラは試合中にも関わらずいざこざを起こしてしまい、ダックスはどうやら過去に確執のある二人に問題は試合の後で解決してくれと声を荒げました。
その後、ビッグ・フェラはかつて愛した女性の墓参りに行くと、そこにドリューが現れ、かつて自分もその女性と関係を持っていたことを謝罪しました。これを機に二人は長年のわだかまりを解き、行きつけの床屋の店主から賞金の使い道を聞かれたドリューは、ダックスが金目的で自分たちをスカウトしたのかと問いますが、ダックスのバスケットボールへの想いが本物であることを知ったドリューは引き続き彼に力を貸すことにしました。
アンクル・ドリューの結末
ラッカー・クラシックの準決勝まで勝ち進んだドリューたちでしたが、決勝進出を決めるもののビッグ・フェラが試合終盤に突然倒れてしまい、そのまま入院してしまいます。そんな時、ベティ・ルーが現れて助っ人を買って出、ドリューたちは決勝戦でムーキーのチームとの対決に挑むことになりました。
試合は双方に怪我人を出しながらもほぼ互角の戦いを繰り広げますが、試合終了間際になってドリューたちはムーキーに僅差ながらもリードを許してしまい、ライツの怪我により人数が足りなくなってしまいます。これまで頑なに選手としての試合出場を拒み続けてきたダックスでしたが、ドリューに檄を飛ばされて遂にコートに立ち、ドリューのアシストを受けながらムーキーとの死闘を制して逆転勝利を呼び込む3ポイントシュートを見事に決めました。ドリューはダックスの労をねぎらい、これはお前のチームだと褒めたたえました。その後、ドリューたちは病院にビッグ・フェラを見舞いに行き、自分たちが優勝を決めた瞬間を報じるニュースを全員で笑顔で見つめていました。
以上、映画「アンクル・ドリュー」のあらすじと結末でした。
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