映画「アンカット・ダイヤモンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アンカット・ダイヤモンドの紹介：2019年アメリカ映画。ギャンブル好きの宝石商ハワードは、人生を一発逆転させるためにオパールの原石を手に入れます。しかし、お金を手に入れてもすぐにギャンブルにつぎ込んでしまうなどの軽率な行動で、周りからの信頼を失い自らの首をしめることに。コメディ俳優として人気のアダム・サンドラーが見事なダメンズを演じた話題作です。
監督：ジョシュ・サフディ・ベニー・サフディ 出演：アダム・サンドラー（ハワード）、イディナ・メンゼル（ダイナ）、ケビン・ガーネット（ＫＧ）、ジュリア・フォックス（ジュリア）、キース・ウィリアム・リチャーズ（アルノ）、ほか
この解説記事には映画「アンカット・ダイヤモンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハワード（アダム・サンドラー）はユダヤ人で、高級アクセサリーを取り扱う宝石商です。また、ギャンブルが好きで金欠状態の上、アルノ（キース・ウィリアム・リチャーズ）という男に借金をしています。ハワードは結婚しており３人の子供がいますが、現在は別居中で同じ職場にいるジュリア（ジュリア・フォックス）と同棲して不倫中です。
エチオピアにアフリカ系ユダヤ人がおり、17ヶ月もかけた交渉の末、珍しいオパールを競売用に手に入れることができました。それは宇宙が見える石と言われおり、ハワードは100万ドルの価値があると見込んでいます。ハワードは人生をこのオパールに賭けています。彼はそれを手に入れた瞬間興奮をして、ハワードの店の常連であるバスケット選手ＫＧ（ケビン・ガーネット）に自慢をしました。
この石に強く魅了されたＫＧは購入を希望します。しかし、ハワードは競売用だからと断わります。「一泊貸してほしい。これがあれば試合に勝てる気がする。」とＫＧの強い希望によりハワードはしぶしぶ了承し、ＫＧの立派な指輪を担保にして、そのオパールを貸出します。
ハワードは早速その指輪を質に入れてお金を借り、そのお金でＫＧに賭けをします。すると見事にハワードの賭けは成功し、大金を手に入れることができるかと思いました。
しかし、ハワードが借りた金で賭けをしようとしたと聞いたアルノは怒って、賭けをやめていました。そのため、ハワードは大金を手にすることは出来ませんでした。アルノはハワードの行動に怒りくるい、彼が家族と過ごしているときに、身につけている金目の物は根こそぎ持っていってしまいます。
ハワードはオパールを返してもらうために約束の場所にやってきますが、ＫＧは現れません。そのオパールのおかげでプレーの調子がいいと思っているＫＧは、それをなかなか返してくれません。ＫＧがやってくると言われていたクラブにハワードは足を運びますが、彼はおらず、代わりにジュリアの浮気現場に遭遇してしまいます。怒ったハワードはジュリアを拒絶して別れます。
翌日、ＫＧはやっとハワードの宝石店に現れ、オパールを返してくれました。ＫＧは大金を持ってきており、強く購入を希望していましたが、ハワードは「欲しければ競売に来い。」と言います。ジュリアと別れたハワードは妻に復縁を願いますが、「触れたくないから殴りたくもない。」と完全に拒否されてしまいます。
ＫＧがオパールをなかなか返してくれなかったことによって、出品が遅くなってしまいました。競売当日、それを理由に査定額が大幅に下がり、11万ドル～で競売にかけられてしまいます。そこでハワードは親戚に入札額を上げてほしいと頼みます。拒否されたハワードはＫＧが絶対買うから大丈夫だと説得します。
せめて20万ドルを超えたかったハワードは、強引に入札額を親戚に引き上げさせます。結局ＫＧはそこまでの財力はなく、その親戚が19万ドルで落札をしてしまいます。ハワードは完全に失敗をしてしまいました。さらに借金が増えてハワードは泣き崩れます。
その姿を見たジュリアが慰め、それをきっかけに2人は仲直りをします。すると、ＫＧがオパールを買ってくれるとの連絡が入ります。喜んだハワードは、ＫＧからもらったお金すべてをまたＫＧの試合に賭けます。オパールの力があるから大丈夫だとハワードは自分に言い聞かせます。今度はジュリアにお金を託したので確実に賭けることができました。
結果はハワードの大当たりで、当選金は1億2990ドルです。ジュリアと共にハワードは電話で喜びを分かち合います。アルノはまたハワードがギャンブルをしたことに怒っています。ハワードが喜んだのも束の間、その後ハワードはアルノに撃ち殺されてしまいました。
以上、映画「アンカット・ダイヤモンド」のあらすじと結末でした。
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