リセットの紹介:2010年アメリカ映画。ある夜、一瞬の停電の隙に、町の住人がこつぜんと姿を消した。映画上映中に消えた人々を映写技師のポールと警備員の男が探すが、警備員は一瞬にして暗闇に連れ去られてしまう…。鬼才ブラッド・アンダーソン監督と、ヘイデン・クリステンセンが手を組んだ心理サスペンス。
監督:ブラッド・アンダーソン 出演:ヘイデン・クリステンセン(ルーク)、タンディ・ニュートン(ローズマリー)、ジョン・レグイザモ(ポール)、ジェイコブ・ラティモア(ジェームス)、テイラー・グルーサイス、ジョーダン・トロヴィリォン、ほか
映画「リセット(2010年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リセット(2010年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リセットの予告編 動画
映画「リセット(2010年)」解説
この解説記事には映画「リセット(2010年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リセットのネタバレあらすじ:起
ショッピングモールの映画館で働く映写技師のポール(ジョン・レグイザモ)は、その日もフィルムを回すため一人で映写室にこもっていました。突然投影機と照明がすべて落ち、明かりが戻ると館内の人の気配がなくなっていました。
人々は全ての衣服を置き去りにしたまま、失踪していたのです。ポールは警備員の男を見つけました。二人でモール内に人がいないか探していると、警備員は暗闇に吸い込まれてしまいました。
リセットのネタバレあらすじ:承
翌朝、高層マンションに住むある男が目を覚ましました。テレビのリポーターを勤めるルーク(ヘイデン・クリステンセン)です。彼は電子機器がすべて故障しているのを不審に思いつつ、恋人に会いに外に出ます。車は道に無造作に捨て去られ、衣服が散らかり、彼の真後ろで無人の旅客機が墜落しました。
ルークはテレビ局で恋人の衣服を見つけ、非常事態を悟ります。すぐに日が暮れ、明かりを頼りにある酒場に入ります。発電機のおかげか、電気が煌々とついており、ジュークボックスから音楽が流れていました。
リセットのネタバレあらすじ:転
バーには黒人の少年ジェームス(ジェイコブ・ラティモア)が隠れていました。バーテンダーの母と隠れていましたが、母が助けを求めに教会に行ったきり、帰ってきていないようです。ルークはジェームスと逃げようとしますが、そこに発狂した女性が入ってきます。ローズマリー(タンディ・ニュートン)は9ヶ月になる息子を探し回っていました。
その後、付近のバス停から男性の叫びが聞こえ、ルークは男性を助けにいきます。男性は映写技師のポールでした。暗闇に吸い込まれ、その声を聞いたと言います。ローズが彼のケガを治療し、4人は自分達が存在している理由を深く考え始めました。ルークは「執着心」がそうさせるのだと自分に言い聞かせました。
リセットの結末
ルークは妻がいるシカゴに逃げようと提案。通りで見かけた車をバーまで運ぶことにしました。ローズとルークは懐中電灯の明かりを頼りに車を見つけ出し、バーまで移動させます。途中ローズは息子の幻想に心を許し、夜の闇に消えてしまいます。バーで待つポールも忍び寄る闇に勝てず消えてしまいます。ルークは命からがらバーに戻りました。
ジェームスとシカゴに向かう途中、教会を見つけ、ジェームスは走り出しました。ルークが車ごと教会に入るとそこにはジェームスの母の衣服がありました。ルークは一瞬にして闇に飲まれてしまいます。
翌朝、ジェームスのそばに少女がやって来ました。二人は外で馬を見つけ、シカゴまでの道のりを行きます。
以上、映画「リセット」のあらすじと結末でした。
この映画を見て思った事、何でも良いから燃やせと
それで灯りは十分だろう