映画「ハッピー・シェフ！ 恋するライバル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハッピー・シェフ！ 恋するライバルの紹介：2018年カナダ,アメリカ映画。かつてはピザ店を共同経営していたものの、父親同士のいさかいで決裂した２家族が再び結束し、想いを寄せ合うそれぞれの子の恋の行方を描いたロマンティック・コメディ。
監督：ドナルド・ペトリ 出演：エマ・ロバーツ（ニッキー）、ヘイデン・クリステンセン（レオ・カンポリ）、アリッサ・ミラノ（ドーラ・アンジョリ）、アダム・フェラーラ（サル）、ゲイリー・バサラバ（ヴィンス）、ダニー・アイエロ（カルロ）、アンドレア・マーティン（フランカ）、ほか
この解説記事には映画「ハッピー・シェフ！ 恋するライバル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
カナダ、トロントのリトル・イタリー地区のピザ店”ピザ・ナポリ”は、アンジョリ家とカンポーリ家が共同経営する人気店。
両家は仲が良く、アンジョリ家の娘ニッキーと、カンポーリ家の息子レオも幼い頃から兄妹同然に育ち、店の経営も順調だった。
ところが地元で開かれるピザコンテストに出場し”ピザ・ナポリ”は、優勝を果たしたものの、その日を境にニッキーの父サル（アダム・フェラーラ）と、レオの父ヴィンス（ゲイリー・バサラバ）がいさかいを起こして”ピザ・ナポリ”は決裂。
それぞれ”サルの店”、”ヴィンスの店”に分かれて互いがライバル同士になってしまう。
２家が決裂したまま数年後、成長したニッキー（エマ・ロバーツ）はロンドンの４つ星シェフ、コリンヌの下で修行していたが、ビザ更新のため一時帰国が必要となったニッキーは、その宿題を抱えて地元トロントへ戻る。
実家へ帰ったニッキーは、レオ（ヘイデン・クリステンセン）に再会。お互いに成長した姿を見て意識し合うが、父親同士は相変わらずいがみ合いが続いていた。
しかし仲が悪いのは父親たちだけで、母親同士は仲が良いまま。そしてニッキーの祖母フランカ（アンドレア・マーティン）とレオの祖父カルロ（ダニー・アイエロ）は、互いの伴侶亡きあと、ひそかに愛し合う仲だった。
かつてのピザ・ナポリは、フランカのピザソースとカルロのピザ生地の融合が人気の秘密だったため、店が分裂してソースと生地が分かれたことで、それぞれの店は今一つ振るわなかった。
ニッキーとレオは次第に惹かれあっていくが、ニッキーはレオの部屋で他の女性と鉢合わせしてしまう。レオもニッキーのSNSで投資家と交際中という投稿を見たことで、お互いに気持ちを伝えることができずにいた。
それでも一緒にピザを作り、その出来栄えに大満足した２人は、幼い頃のいたずらを思い出しながら街に繰り出す。
家族に隠れて会うことに限界を感じたカルロからプロポーズされたフランカは、孫たちの行く末も案じ、自分たちの結婚で家族間のいさかいを収めようと、レストランで両家が鉢合わせするよう画策する。
そこでカルロとフランカは婚約発表するがサルとヴィンスは猛反対、収拾のつかないいさかいに、家族はピザコンテストで勝負を決めることで２人をなだめる。
しかし決裂の日のコンテスト会場で大喧嘩となった２人は、それ以来コンテストに出入り禁止となっていたため、代わりにレオとニッキーに争わせることにする。
そしてコンテストが始まり、レオとニッキーはそれぞれ勝ち進み、決勝戦での対決となる。リトル・イタリーに将来はないと思っていたニッキーは、地元でピザ店を続けたいというレオの夢を叶えるため、フランカの秘伝のピザソースをレオのソースとすり替える。
その結果、”ピザ・ナポリ”のピザが再現されて、レオが見事優勝を果たし、ニッキーはその結果を見届けてロンドンへ戻るため空港へ向かう。
しかしレオはニッキーが自分を優勝させるためにピザソースをすり替えたことに気づき、彼女を追いかけ、２人で一緒に店を出そうと提案する。
その後、父親たちのいさかいの原因が、店の名前を尊敬するそれぞれの親の名前にしようとしたことだったことが分かって、フランカとカルロから叱責され、サルとヴィンスは和解するのだった。
その後、ニッキーは地元にとどまり、フランカとカルロの結婚式ではレオとニッキーが作ったピザが振舞われた。レオは地元リトル・イタリーに自身の店”ピザ・オーガニカ”を出店していた。
以上、映画「ハッピー・シェフ！ 恋するライバル」のあらすじと結末でした。
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