めまいの紹介:1958年アメリカ映画。高所恐怖症の元刑事が友人の依頼でその妻を尾行するが、その女性に惹かれたがゆえに破滅への道をたどることになる心理サスペンスの傑作。
監督 :アルフレッド・ヒッチコック 出演者:ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク、バーバラ・ベル・ゲデス、トム・ヘルモア、ヘンリー・ジョーンズ、エレン・コービイ、レイモンド・ベイリー、リー・パトリックほか
映画「めまい」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「めまい」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
めまいの予告編 動画
映画「めまい」解説
この解説記事には映画「めまい」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
めまいのネタバレあらすじ:高所恐怖症
ある事件が原因で高所恐怖症になり刑事を辞めたスコティの元へ旧友のエルスターが訪れ、彼の妻マデリンが不審な行動を取るので調査して欲しいと依頼する。スコティはマデリンを尾行し、調べていくうちにカルロッタという人物が過去に存在していたことを知る。そのことをエルスターに報告すると、カルロッタはマデリンの先祖で、マデリンと同じ歳に自殺、マデリンはカルロッタの霊に取り憑かれているのだと聞かされる。
めまいのネタバレあらすじ:マデリンの死
ある時、尾行を続けているスコティの前で海に落ちたマデリンを助け出したことがきっかけで、2人は互いの存在を知り合い、惹かれあうようになる。しかしマデリンの不安定な精神状態は続いていたため、スコティはなんとか彼女を救おうと悪夢に出てきたという教会へあえて彼女を連れて訪れる。そこで突然マデリンは塔を駆け上がっていくがスコティは高所恐怖症のためなかなか階段を上がっていけない。必死の思いで上がりきる寸前、マデリンの悲鳴が聞こえ、目の前を彼女の体が落ちていった。マデリンの死は自殺とされたが、愛する人を助けることが出来なかったスコティは心神喪失状態に陥る。
めまいのネタバレあらすじ:死の真相
数年後、心の傷が癒えないままのスコティの前にマデリンそっくりの女性ジュディが現れる。実はジュディが「マデリン」その人で、エルスターが妻を自殺に見せかけて殺す完全犯罪のためにジュディを使ってしくんだことだった。スコティは強引にジュディを誘い、彼女をマデリンと同じ服装、髪型に変えていく。スコティに惹かれていたジュディは愛されるためにマデリンになることを受け入れる。
めまいの結末:運命は繰り返す
ところがマデリンと同じネックレスをジュディが持っていたことで2人は同一人物だと確証を得たスコティは、事の真相を明らかにすべくジュディを連れてマデリンが落ちた教会の塔を登っていく。頂上でスコティはジュディを問い詰めていると、突如現れた修道女の影におびえたジュディはよろけ、塔から落ちてしまう。それを見た修道女は鐘を鳴らし、後にはただ呆然とするスコティの姿が残されるだけだった。
以上、映画「めまい」のあらすじと結末でした。
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