ミッキー誕生前のウォルトの紹介:2015年アメリカ映画。ミッキー誕生前のウォルトの紹介:長年多くの人々から愛されているミッキーマウスが、どのような苦労を重ねて生まれてきたかを描いた、ウォルト・ディズニーの伝記映画です。
監督:コア・レ 出演:トーマス・イアン・ニコラス(ウォルト・ディズニー)、ジョン・ヘダー(ロイ・ディズニー)、ケイト・カッツマン(リリアン・ディズニー)、アルマンド・グティエレス(アブ・アイワークス)、ほか
映画「ミッキー誕生前のウォルト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ミッキー誕生前のウォルト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ミッキー誕生前のウォルト」解説
この解説記事には映画「ミッキー誕生前のウォルト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ミッキー誕生前のウォルトのネタバレあらすじ:起
ウォルトはミズーリ州マーセリンで少年期を過ごしました。その土地で多くの動物とふれあい、幼い頃から絵を書くことが大好きで、落書きをしては父に怒られていました。家族はウォルトを変わり者だと思っていましたが、兄のロイは味方をしてくれました。父が病気になるとカンザスシティへ引っ越すことになりました。
その頃にはウォルトは俳優を目指して、チャップリンの真似をよくしていました。13歳のときにアニメーションの理論をしり、ウォルトは熱中します。そして、芸術家になりたいという情熱がより高まりました。16歳のときに衛生兵に志願をしました。そこから戻ったときには、ウォルトは大人になっていました。
ミッキー誕生前のウォルトのネタバレあらすじ:承
軍が終了するとウォルトはロイの家でお世話になることになりました。そのときに、ロイが病気であることを知ります。ウォルトはさっそく仕事を探し、イラスト会社に雇われることになりました。そこでアブ・アイワークスと知り合います。6週間働いて、ウォルトもアブもクビになってしまいます。ウォルトはアブに、一緒にスタジオを立ち上げようと誘います。ぼろぼろの小さい納屋から2人で始めますが、すぐに、一緒に働いていたヒューとフレッドも参加してくれるようになりました。ニューマン・ラフ-オ-グラムという作品がニューマン劇場に売れ、評判を集めて追加上映が決まりました。これにより投資家も見つかり、納屋から綺麗な建物へとオフィスを移転しました。
そして、ラフ-オ-グラムが正式に開業することになりました。最初はとんとん拍子に進みましたが、赤字経営が続き、給料が払えない状況が続きました。最初は無給でみんな必死に頑張っていましたが、とうとう我慢の限界がきて、アブと中途で入ってきたルディしか残ってくれませんでした。挙句の果てには、ラフ-オ-グラムに対して破産申立が届いてしまいました。この会社の最後の作品が実写とアニメーションを融合させた未完成の「アリス」でした。
ミッキー誕生前のウォルトのネタバレあらすじ:転
ウォルトはカリフォルニアに行って出直すことにします。おじさんの家にかくまってもらっていましたが、アニメで生計を立てられると信じてくれませんでした。それでもウォルトは諦めずにアリスを完成させました。この作品はミンツと契約をします。ウォルトはアニメに集中したいから、病人の兄のロイに財務を担当してほしいと頼みます。そして、また新しい会社を立ち上げることにします。アブとルディも喜んで戻ってきてくれました。ウォルトはその時代では珍しく、女性を積極採用します。そして、そのうちの一人のリリーに恋をします。そして結婚をします。
ある日、ウォルトはミンツにアリスの著作権を取られてしまったことを知ります。さらにミンツをウォルトの会社を支配しようとするために、義理の弟ジョージをそこに送ります。
当時はミンツがアニメーション界を支配したので、ウォルトは我慢することしかできませんでした。自分の会社がとられるのが嫌だったウォルトは、せめて会社の名前を自分の名前にしたいといいます。そして会社をウォルトと名づけます。
相変わらずお金がない中、従業員に給料も払えないのに、ウサギのキャラクター、オズワルトを制作しようとします。兄のロイは反対をしました。これにより、不満を持ち始めて辞める人が後を断ちません。それを目に付けたジョージは、辞めた人間を引き抜いていきます。
ミッキー誕生前のウォルトの結末
ミンツから商談依頼がきます。ウォルトは嫌でしたが、仕方なく行くことにします。その商談では、ウォルトに不利すぎる契約を提示されます。そしてウォルトは今後一切ミンツとは関わらないと決意しました。ウォルトはこの経験を経て、誰の下でも働かないと堅く誓います。そうしないと、芸術が死んでしまうと言います。
どん底を味わったウォルトはねずみのモーティマーを提案します。従業員からは好印象を得ることができました。しかしリリーに、コンセプトが明るくて親しみがあるキャラクターなのに、その名前は重苦しいと言われてしまいます。独り言のようにウォルトは思いつく限り、様々な名前をつぶやきます。その一つのミッキーにリリーは反応を示しました。そしてあのミッキーマウスが誕生したのでした。
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