湾岸バッド・ボーイ・ブルーの紹介:1992年日本映画。ガソリンスタンドで働く明夫は、大型バイクの免許を取り、憧れのバイクGSX1100S KATANAを購入しました。夜、馴らし運転を続ける明夫の前に、美緒子という女子高生が現れてから、明夫の周囲にゴタゴタが起り始めました・・・という青春映画です。
監督:富岡忠文 出演者:菊池健一郎(明夫)、瀬戸朝香(美緒子)、佐々木優子(理佐)、大森嘉之(貴志)、椎名桔平(菊地田)、ルー大柴、きたろう、翔、大事MANブラザーズバンド、ほか
映画「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」解説
この解説記事には映画「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
湾岸バッド・ボーイ・ブルーのネタバレあらすじ:起
大型バイクの免許を取った明夫は、欲しかったバイクGSX1100S KATANAを購入し、日々、馴らし運転をしていました。深夜のレストランで菊池田らの不良グループが入店してきました。中に高校生の美緒子がいて、早く帰りたいと言って明夫に連れて帰ってほしいと頼みますが、明夫は無視しました。菊池田らのグループは、あるカップルの車を奪って美緒子を送りました。
翌日、明夫の働くガソリンスタンドに、美緒子を助手席に乗せたポルシェが給油に来ました。二人は見つめ合いますが何もしゃべりませんでした。仕事が終わり、帰ろうとした時、菊池田のグループの一人が明夫のバイクを奪おうとして、KATANAを倒してしまいました。これを見た明夫はキレて、相手をボコボコに殴りました。そばで見ていた美緒子が逃げ出しますが、明夫が追いかけKATANAの後ろに乗せ、ドライブした後、別れました。
湾岸バッド・ボーイ・ブルーのネタバレあらすじ:承
明夫の彼女の理佐と、スージーQという店で待ち合わせしました。そこで友達の貴志に会うと、横には美緒子がいました。美緒子は1年生で、理佐は3年生の同じ高校でした。美緒子は理佐に遠慮せず明夫に近づきました。翌日、2組でのデートとなり、貴志が明夫にスージーQまで競争しようと言うと、美緒子は明夫のバイクの後ろに乗りました。馴らし運転で決して飛ばさない明夫は、貴志に競争で負けました。
夜になり、スージーQを出ると菊池田らのグループが待っていました。貴志が菊池田につっかかりますが、ボコボコにやられました。KATANAのライトを割られた明夫は、キレて2人をボコボコにしました。この光景を見た菊池田は、過去に自分の仲間を数人ボコボコにした男を思い出し、それが明夫であることを確信しました。菊池田は俺と勝負しようと言って去りました。
湾岸バッド・ボーイ・ブルーのネタバレあらすじ:転
しばらくして美緒子の機嫌が悪くなり、理佐にまであたり始め、理佐が事情を聞くと、菊池田たちにレイプされたと言いました。これを聞いた貴志は一人で殴り込みをかけ、逆にやられて病院に入院しました。その後、美緒子がレイプの事は嘘だと言いますが、明夫は無反応でした。
一人でスージーQにいた理佐でしたが、菊池田たちと美緒子が入って来ました。理佐は美緒子に貴志の事を話し、美緒子に帰ろうと言うと、そっけない態度をとったために、理佐は美緒子に平手を食らわし出て行きました。その後、グループの3人が理佐を襲いました。倉庫でレイプされた理佐は何事もなかったように、明夫のガソリンスタンドに立ち寄り、話をした後、海岸の崖からバイクで飛び降り自殺をしました。
湾岸バッド・ボーイ・ブルーの結末
理佐の自殺があっても何もしない明夫に対し、美緒子が何で怒らないの!と迫り、もっと怒れ!と責め立てました。明夫は菊池田のいる倉庫にKATANAに乗って行きました。そこでは菊池田がレイプした3人を殴っていました。
明夫を見た菊池田は勝負の時だとばかりに、バイクに乗り、二人は湾岸道路で勝負しました。抜きつ抜かれつの攻防が続き、コーナーに差し掛かった時、菊池田が転倒しガードレールに突っ込みました。バイクは爆発炎上し、傍らでへたり込んだ菊池田は敗北を見つめ苦笑いしました。
翌日、明夫は理佐が飛び降りた崖にいました。そこに花束を持った美緒子がやって来て、花束を投げ落としました。二人は何も語らず別れました。
以上、映画「湾岸バッド・ボーイ・ブルー」のあらすじと結末でした。
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