ウォー・ドッグス(原題:War Dogs)の紹介:2016年アメリカ映画。イラク戦争中のアメリカで、お金のない若者が幼馴染と兵器ビジネスで富を得ていくアクションコメディ。
監督: トッド・フィリップス 出演: ジョナ・ヒル(デイビッド)、マイルズ・テラー(エフレム)、アナ・デ・アルマ(リズ)、ブラッドリー・クーパー(ヘンリー・ジラート)ほか
映画「ウォー・ドッグス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウォー・ドッグス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウォー・ドッグスの予告編 動画
映画「ウォー・ドッグス」解説
この解説記事には映画「ウォー・ドッグス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウォー・ドッグスのネタバレあらすじ:幼馴染との再会
2008年1月、デイビッドは廃墟で2人組に殴られていました。デイビッドは国際的な武器ディーラーで、戦争にどれだけお金がかかるか語ります。時は逆戻り2005年のマイアミビーチで、デイビッドは高級住宅街を訪問するマッサージ師でした。しかし一攫千金を夢見てマッサージ師をやめたデイビッドは、全財産をはたいて高級シーツを買い付け、老人ホームに売って儲けようとします。しかしそれは失敗に終わりました。友人ピートの葬式が行われ、そこで幼馴染のエフレムに再会します。エフレムは銃をインターネットで売る仕事をしていると言います。後日、デイビッドはエフレムの会社を訪れ、一緒に葉を吸い、武器売買のノウハウを習います。
ウォー・ドッグスのネタバレあらすじ:ウォードッグス
デイビッドの彼女リズが妊娠します。お金が必要になったデイビッドは、エフレムの誘いで彼の会社で働くようになります。デイビッドは、戦争を憎むリズには武器売買のことは言いませんでした。6週間の研修を経て、東欧とやりとりをしながら、やがて二人は「ウォードッグス」と呼ばれるようになります。話術の天才であるエフレムは、クリーニング店のイスラエル人社長も巻き込んでいきます。そんな時、アメリカやイラクに武器売買をするヘンリー・ジラートがデイビッドに電話をしてきます。同時期に、アメリカ軍のサントス大尉とも大きな契約を結びます。それはイタリアのベレッタ銃を大量に売る、というものでした。
ウォー・ドッグスのネタバレあらすじ:トラブル
デイビッドは家族とのディナー中に、エフレムの悪い噂を聞きます。その時エフレムがやってきます。イタリア銃がヨルダンの関税で止められ、トラブルになり、サントス大尉が契約破棄をする、と言ってきたのです。2人の武器売買の話を聞いてしまったリズは、デイビッドを責めます。デイビッドとエフレムは問題を解決すべく、ヨルダンへ向かいます。サントス大尉のいるバグダッドまで、自分たちで銃を運ぼうとしたのです。命からがらバグダッドまで銃を届けることに成功した2人は、帰国後に軍の信頼を得て、巨万の富を手に入れます。
ウォー・ドッグスのネタバレあらすじ:アフガン取引
2人は同じ高級マンションに引っ越しました。会社は大きくなり部下も増えます。デイビッドには子供が生まれました。そんな時、政府からのアフガン取引の情報を得て、会社は武器の収集に乗り出します。しかし、アフガン取引には大量の武器が必要で、困っていると、ヘンリー・ジラートがコンタクトをとってきます。アルバニアに武器倉庫があり、それを提供するという話に2人は乗ります。そして無事に政府の審査もクリアし、アフガン取引を成立させました。アルバニアに行くというデイビッドに、リズは実家に帰ると言います。デイビッドの嘘に耐えられなかったのです。アフガン取引の報酬を確実に得るために、デイビッドはエフレムと正式なパートナー契約を交わします。そしてアルバニアに飛び立ったのでした。アルバニアでは、アフガン取引の弾丸が中国製だったと発覚します。中国製と書かれた箱から弾丸を詰め替える作業を現地の工場にお願いし、アメリカに輸出することで、逆に大きな利益を生むことになりましたが、エフレムはヘンリーが自分たちをだまして利益を得ていた、と怒り心頭です。ヘンリーを威嚇したエフレムのせいで、デイビッドは2人組に拉致され廃墟に連れていかれます。そこで、ヘンリーに銃を突き付けられます。命からがら工場に戻ると、エフレムが工場に報酬を振り込んでいないことを知り、エフレムも電話に出ません。怒ったデイビッドはアメリカに帰国します。
ウォー・ドッグスの結末:決別
帰国したデイビッドはリズに会いに行き、真実を話します。会社に行き、取り分をもらって辞める、と伝えると、エフレムは取り分はゼロで、パートナー契約書もない、と言うのでした。3か月後、クリーニング店の社長がデイビッドに会いに来ます。エフレムが反省して、デイビッドと仲直りをしたく仲介したいとのことでした。3人で話し合いの場が設けられ、エフレムは退職金を提示したのですが、それは安いものでした。デイビッドは証拠があるとエフレムを脅すと、彼は逆ギレします。家に戻ると、ニューヨークタイムスから中国製弾薬の偽造について問い合わせがありました。マンションのエレベーターでエフレムと鉢合わせします。エフレムは謝りますが、デイビッドは殴ります。2人がエレベーターを降りると、FBIが待っていました。通報したのはアルバニアの工場で、クリーニング店の社長がFBIの協力者だったのです。エフレムは刑務所に4年、デイビッドは罪を認めたので自宅禁固7カ月の刑を受けました。デイビッドはマッサージ師に戻り、ホテルの部屋へ行くと、ヘンリーがいました。アルバニアの件を謝り、アフガン取引で儲けた金を渡し、何も聞くな、と言います。
以上、ウォードッグス のあらすじと結末でした。
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