ワルボロの紹介:2007年日本映画。ゲッツ板谷の小説「ワルボロ」を映画化。1980年代の東京立川市が舞台。松田翔太演じる優等生だった中学生が、突然不良に転身し喧嘩に明け暮れます。仲間との友情や不良同士の抗争を描いた、青春コメディ。
監督:隅田靖 出演:松田翔太(コーちゃん)、新垣結衣(山田)、福士誠治(ヤッコ)、木村了(キャーム)、城田優(小佐野)、古畑勝隆(ヒデチャン)、途中慎吾(カッチン)、ピエール瀧、仲村トオル、ほか
映画「ワルボロ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワルボロ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワルボロの予告編 動画
映画「ワルボロ」解説
この解説記事には映画「ワルボロ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワルボロのネタバレあらすじ:起
中学三年生のコーちゃん(松田翔太)は、ある日、幼馴染みのヤッコ(福士誠治)から授業中に一発殴られます。それまではガリ勉だったコーちゃんが、翌日から不良に突如変貌します。そして不良のヤッコや仲間たちとつるむようになります。
ある日、町を歩いていると、十中のヤンキーに喧嘩を売られるコーちゃん。ビビるコーちゃんですが、十中の先頭・毒ブッチュを一発でダウンさせました。その帰り、家の前で待っていたヤクザの叔父。不良デビューした記念に、コーちゃんは叔父からピストルを渡されます。
ワルボロのネタバレあらすじ:承
怒った毒ブッチュは、ヤッコたち仲間をボコボコにします。コーちゃんも十中に見つかり、殴られますが、六中のビーバーに助けられました。病院送りにされたヤッコ。コーちゃんは絶対に許さないと、毒ブッチュを呼び出します。そしてピストルを見せて脅し、毒ブッチュを殴り倒しました。
学校に行ったコーちゃんは、あこがれの山田(新垣結衣)から不良をやめるように言われます。しかし「もう昔の自分には戻れない」と突っぱねるコーちゃん。朝鮮中の不良に目をつけられたコーちゃんたちは、必死で逃げますが、ボコボコにされてしまいます。しかしコーちゃんは、不良になったことを後悔していませんでした。
ワルボロのネタバレあらすじ:転
夏休みに入り、コーちゃんは六中のビーバーと海に行きます。今までずっと勉強漬けで来たコーちゃんは、青春を謳歌していました。偶然、町で山田に会ったコーちゃんは、嬉しそうに喧嘩で勝った話をします。それを聞いた山田は、「まだ間に合うと思うよ」と言い、去っていきました。
ある日、鑑別所帰りの葉本の噂を聞きつけたコーちゃん。葉本は、次々と他の中学の不良をやっつけて、手下につけていきます。その噂を聞いたコーちゃんは、ビーバーたちと組んでやっつけようと言いますが、ヤッコはその案にのりません。ビーバーからクリスマスパーティー誘われて、楽しみにしていたコーちゃんですが、パーティー前日にビーバーは葉本に殴られて入院します。
ワルボロの結末
これからどうすれば良いか、仲間と話し合いますが、ヤッコは一人で戦う気でいます。苛立つコーちゃんは、町で喧嘩をして警察の世話になってしまいました。そこへ迎えに来た父親と、入院中の母のもとに向かうコーちゃん。病院で偶然山田と会います。山田は脳の病気と闘っていました。
ある日、学校まで乗り込んできた他の中学の不良が、ヤッコを連れて屋上に行きます。コーちゃんは山田に「もう半端じゃないから見てろよ!」と言い、屋上に向かって走りました。そしてヤッコを助けるために屋上から飛び降りるコーちゃん。
卒業式の日、コーちゃんは山田に好きだと告白。山田に第2ボタンを渡し、葉本のもとに仲間たちと向かいます。コーちゃんたち6人で、葉本の手下大勢と殴り合います。葉本に殴られても殴られても起き上がるコーちゃん。最後は葉本を頭突きでやっつけました。仲間と嬉しそうに並んで帰るコーちゃんでした。
以上、映画「ワルボロ」のあらすじと結末でした。
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