ワンダーウーマンの紹介:2017年アメリカ映画。平和に溢れる島セミスキラで暮らす王女ダイアナ。ある日島に見たこともない「男」が現れることから彼女の人生は一変する。ダイアナはその男性トレバーと共に島から出ることを決意、彼から聞いた戦争を止めるために母である女王の元を離れた。しかし戦いで全てが変わるわけではない、ダイアナがそう気づいた時には彼女は既に前線へと辿り着いていた。アメリカを代表するスーパーヒーロー「ワンダーウーマン」の実写化、および「DCエクステンデッド・ユニバース」の4作目。
監督:パティ・ジェンキンス 出演:ガル・ガドット(ダイアナ/ワンダーウーマン)、クリス・パイン(スティーブ・トレバー)、ロビン・ライト(アンティオペ)、ダニー・ヒューストン(ルーデンドルフ)、デヴィッド・シューリス(パトリック卿)、コニー・ニールセン(ピッポリタ)、ほか
映画「ワンダーウーマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ワンダーウーマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワンダーウーマンの予告編 動画
映画「ワンダーウーマン」解説
この解説記事には映画「ワンダーウーマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワンダーウーマンのネタバレあらすじ:1.旅立ち
誰もその存在を知らない幻の島「セミスキラ」。そこに住むのは女性だけ、そして平和は約束されたはずだった。ある日空から1人の人間が降ってきた。彼の名はトレバー(クリス・パイン)、この島には存在しない「男」だった。トレバーを追うようにさらに男達が襲撃してくる、彼のいる外の世界では今まさに戦争の真っ最中だった。外の世界の状況を知ったダイアナ(ガル・ガドット)は放っておくことはできなかった。そして母親でありこの島の女王であるヒッポリタ(コニー・ニールセン)に別れを告げ彼と2人海へ出た。既に島でも高い実力を備えていたダイアナ、旅のために盾、鎧、真実の縄、そして伝説の神殺しの剣「ゴッドキラー」をその身に着ける。ダイアナはその戦争がかつてこの地に災いをもたらした伝説の神、軍神アレスのせいだと思い込んでいた。
ワンダーウーマンのネタバレあらすじ:2.現実
外の世界を知らないダイアナはその真実に驚愕する。汚い街、手を繋ぐ男女、戦いにくい服装。トレバーは中々戦争へは連れ出してくれず、そればかりか会議に出るなど戦いとは全く縁遠いものだった。トレバーの目的は彼がダイアナと出会ったきっかけとなる1冊のノートだった。ダイアナに出会う直前彼は戦争を引き起こしているドイツ軍のとある博士からノートを盗んだ。その博士とは毒ガスを開発しているイザベル・マル。そしてその上官であるルーデンドルフ将軍(ダニー・ヒューストン)である。その2人を止めるためには会議にてノートを提出しなければならない。しかしあえなく締め出されてしまった2人はそのまま単独で前線へと突入することにする。そのためにトレバーはかつての仲間数人を探しだした。さらに強力な助っ人としてパトリック卿(デヴィッド・シューリス)が援助を申し出た。これで旅の資金、支度は整った。
ワンダーウーマンのネタバレあらすじ:3.いざ前線へ
街の呑気な様子とは全く違う雰囲気にダイアナは圧倒した。前線は酷い有様だった。そこかしらに傷ついた人々がおり、肝心の前線はほとんど前へと進めなかった。ダイアナは痺れを切らし自ら単身で戦場のど真ん中へと進み出た。盾で銃撃を交わしながら進み、それに合わせてトレバー達も進み出た。そしてそれまで全く進展のなかった戦場を進み、その先にある村の解放に成功する。一晩の休息の後、再びダイアナ達はその先へと進んだ。そこにはあのルーデンドルフ将軍とイザベル博士がいる。彼らのいる基地へと潜入し、2人をその目に捉え殺気を立てるダイアナ、しかしトレバーに制止される。今は休戦の申し出が出ようとしている、殺すわけにはいかなかった。しかし躊躇している隙に将軍は1発のガス弾を発射、昨日ダイアナ達が救った村が壊滅した。
ワンダーウーマンのネタバレあらすじ:4.人間
ダイアナの怒りは頂点へと達した。そしてトレバーもまた彼女に支持を出した。ダイアナはさらにその先にある基地へと向かいついに将軍と向き合った。将軍はイザベル博士の作った強化ガスにより強化されていた。しかし彼女の前ではなす術もない、ダイアナは将軍にとどめを刺した。将軍こそが軍神アレス、そう思っていた。彼を殺せば人間から悪意が消え自然と戦争が終わる、そう思っていた。しかし実際は終わらなかった。彼はアレスではなかった。そしてそれこそが人間なのだと思いしらされた。トレバーはダイアナに言い聞かせた。これが人間で、善人もいれば悪人もいる。ダイアナにはそんな人間を救う価値が分からなかった。トレバーはそんなダイアナを置き、仲間と共に博士を止めるため動き出した。
ワンダーウーマンの結末:軍神
愕然とするダイアナの前に1人の男が現れた。旅に協力を申し出たパトリック卿だった。こんな所に彼の姿が、彼こそがアレスだった。彼は人間に扮し、人間を操っていた。知恵を授け、言葉を授け、かつてゼウスが作り出した人間の悪い部分を引き出そうとした。彼にゴッドキラーを突きつけるダイアナ、しかし剣は彼の前で崩れ去った。そしてアレスは言う、ダイアナこそがゴッドキラーだと。ゼウスが神を殺すため作ったのが彼女だと。アレスはダイアナに共に人間を滅ぼすよう申し出る、しかしダイアナは気づいていた。トレバーの存在を、仲間達の存在を、愛こそが世界を救うと。ダイアナはアレスとトレバーは爆弾と戦う。そして彼はダイアナに言い残し空の彼方で消えてしまった。「今日という日は僕が、世界は君が救え」。ダイアナはその言葉と愛の力でアレスを打倒した。
以上、ワンダーウーマンのあらすじと結末でした。
「ワンダーウーマン」感想・レビュー
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何より主人公を演じた女優さんが美しいこと!どこかの国のミスだったっけ?あの衣装は彼女の美しさが無いとお笑いになってしまいそうなのですが、不思議とめちゃくちゃかっこよく見えるのです。バトルシーンにも映えるしね。ストーリー自体は「あーやっぱりコイツが裏で色々やってたんだなぁ」と思うのですが、吊り橋効果よろしく惹かれ合った二人が悲しくも引き裂かれてしまうのは、夫を持つ身にとっては心揺さ振るものがあり彼女に幸あれと願ってしまった私でした。
マーベルも面白いけど、DCの方が好きだなぁ~。バットマンにしてもワンダーウーマンにしても。主人公のダイアナの生い立ちから、大切な人を失うまでを現在の彼女がを古い写真を見て回想するのだが、ダイアナが本当にきれいであこがれる。どんな地味な服着てもオーラを隠し切れない笑あと、クリス・パインがかっこよすぎる。優しくてユーモアがあって確固たる意志を持った人。この映画を観たのは結構前だけど彼の最期の姿は脳裏に焼き付いている。。