世界侵略:ロサンゼルス決戦の紹介:2011年アメリカ映画。実際に第二次大戦にロサンゼルスで起きた出来事を元に、宇宙人の侵略からロサンゼルスを守る兵士たちを描いた作品です。宇宙人侵略を戦争映画のように作り上げています。
監督:ジョナサン・リーベスマン 出演:アーロン・エッカート(マイケル・ナンツ曹長)、ミシェル・ロドリゲス(エレナ・サントス曹長)、ラモン・ロドリゲス(ウィリアム・マルティネス少尉)、ブリジット・モイナハン(ミッシェル)、Ne-Yo(ケビン・ハリス伍長)、マイケル・ペーニャ(ジョー・リンコン)、ほか
映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
世界侵略:ロサンゼルス決戦の予告編 動画
映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」解説
この解説記事には映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
世界侵略 ロサンゼルス決戦のネタバレあらすじ:起
太平洋戦争中の1942年、ロサンゼルスの上空に光を発する25機の飛行編隊を発見します。アメリカ側は日本軍の仕業と思い応戦しますが、アメリカ軍の対空砲火を行ったにも関わらず1機も落とすことができず、西海岸はパニックとなります。
当時の新聞でも大々的に報道され、当初思っていた日本軍の仕業でもなく真相は現在でもわかっていないとされています。この騒動はロサンゼルスの戦いと呼ばれました。
その後も、1965年の南米ブエノスアイレスでは、空飛ぶ円盤が目撃されており、さらには1983年に韓国はソウルで光る物体を発見、1991年にイギリスロンドンでも光る物体が現れるなど、なぜ彼らが現れたのか、真相は謎のままです。
そして2011年、これまでにやってきた飛行物体は宇宙人のもので、金属性のボディスーツを身につけた二足歩行の宇宙人は長きに渡る地球の調査を終えて、いよいよ仕掛けてきました。宇宙人を乗せた多くの隕石が世界各国の主要都市に落下、ロサンゼルスにも落下していきました。
落下した隕石から出てきた宇宙人は次々と市民を攻撃し始め、主要都市を壊滅状態にしてしまいます。アメリカも他の主要都市同様に激しい攻撃を仕掛けられニューヨークやサンフランシスコ、サンディエゴまでもが壊滅状態になり、連絡が途絶えた状態になってしまいます。
唯一アメリカ・ロサンゼルスの海兵隊の小隊を率いるナンツ曹長は、激しい攻撃にも関わらず善戦、懸命に防衛していました。
世界侵略 ロサンゼルス決戦のネタバレあらすじ:承
かねてより、若い力が出てきて自らの老いを感じていたナンツは退役を考えていました。そんなときにこの一大事です。ナンツはこれが自らの最後の戦いと気持ちを奮い立たせ、戦いに挑んでいました。ナンツは市内を歩き、空軍の歩兵であるエレナ2等曹長とも合流し、一緒に作戦行動をとることにします。
アメリカ軍は宇宙人が地上兵力しかないことを理由に、空からの爆撃攻撃を決定します。一斉に空からの爆撃の開始、その前に避難の遅れた民間人を助ける、それがナンツに命じられた指令でした。
こうして市街地に侵入し、逃げ遅れた民間人を探していきます。しかし途中で合流した空軍の部隊共々敵の待ち伏せに遭い、数人の仲間を失ってしまいます。どうにかナンツは救難信号のする警察署にやってきて、逃げ遅れていた民間人を発見します。そして救助に来たヘリコプターに乗せていこうとしますが、ヘリコプターはないと思われていた上空からの敵の攻撃により墜落します。
ヘリコプターが壊されてしまい、どうする事もできなくなったナンツ達は警察署に籠城をやむなくさせられてしまいます。他の救助のヘリコプターも敵の航空部隊に邪魔されて近づく事もできません。
爆撃のリミットは刻一刻と近づき、いつまでもここにはいられないと自力で脱出する選択を迫られます。ナンツ達は市民と移動するために、まだ動きそうなバスを見つけ、それを使うことにします。また、ナンツの部下が警察署内で瀕死の宇宙人を見つけました。生存者の中にいた獣医の協力も得て解剖を始めました。そして敵の弱点となる箇所を見つけ出しました。
世界侵略 ロサンゼルス決戦のネタバレあらすじ:転
そしてバスを動かし撤退を始めます。高速道路に来た彼らは、民間人を避難させると、宇宙人による激しい攻撃を受け、バスも失ってしまいます。さらに多くの兵士が死亡してしまいました。残った者は、物資を補給するためにスーパーマーケットへ避難します。
そこのテレビにおいて、宇宙人の侵略目的が地球にある水であることを知ります。物資を確保し、地下に身を隠して、やがて爆撃のリミットの時間を迎えますが、いつまでたっても地上爆撃が行われません。
不審に思ったナンツ達が前線基地のサンタモニカ空港に行くと、その理由が判明します。空港はすでに宇宙人の攻撃により、壊滅状態に陥り、廃墟と化していたのです。決して退かない!そう誓ったナンツ達は弾薬を拾い、装甲車を見つけると決死の反撃を開始するのでした。
やがて味方のヘリコプター部隊も現れて援護してくれます。彼らは壊滅したのではなく、反撃の期を伺い一時撤退しただけでした。
世界侵略 ロサンゼルス決戦の結末
救助ヘリコプターに助けられたナンツはそのまま敵の守る司令センターを見つけ、そこに向かうことにしました。ナンツは一人で偵察にいこうとしますが、彼の仲間が彼と一緒に行動したいと申し出て、彼らは共に指令センターへ向かいます。
指令センターを探索していると、地下に宇宙人の巨大宇宙船があることを確認します。ここを破壊すれば形勢を逆転できる、そう考えたナンツ達は他の兵士にミサイル発射の指令を出し、指令センターを攻撃します。
宇宙人の無人船がミサイル攻撃を防いでいるのを見たナンツは、ロケットランチャーで地上から攻撃、無人船は破壊され、さらに第3のミサイルにより指令センターは粉々になります。それにより上空にいたすべての無人船が墜落、全ての機能は停止しました。それに伴い、宇宙人の地上部隊も恐れをなしたのか、徐々に撤退していきます。
無事ナンツは砂漠基地へ行く事が出来ました。そこで軍部に表彰され、ナンツ達の功績を称えます。各都市でもナンツ達を見習うかのように戦う兵士達は、ナンツがやったように各拠点にある指令センターを叩きのめす作戦に移りました。
一旦戦いが終わり、戻ったばかりのナンツでしたが息つく暇もなく銃に弾をこめ、敵を倒すのは今しかないと、勢力を失いつつある敵を一掃すべく、戦いへと向かいます。ナンツはさらに仲間を取り入れ、ロサンゼルス奪還のために基地を後にするのでした。
以上、映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のあらすじと結末でした。
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