デスノート the Last nameの予告編 動画
VIDEO
映画「デスノート the Last name」解説
この解説記事には映画「デスノート the Last name」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【デスノートの掟】
「デスノートは書く人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない」「故に同姓同名の人物は死なない」「名前の後に死因を書かなければ、心臓麻痺となる」「死因を書けば6分40秒間詳しい死の状況を与えられる」「デスノートに触った者だけが、死神が見る事ができる」「デスノートの所有権を放棄したらデスノートの記憶を失う、だがデスノートの一部に触れれば記憶は全て蘇る」「デスノートで操れる死の時間は人間界単位で23日以内」「「デスノートに一度書かれた事は、変更する事は出来ない」
ライトの頼みにより、レムによって最後に書き込まれた偽のルール「ノートに名前を書いた者は、13日以内に名前を書き込まなければ死んでしまう」
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【第2のキラ誕生】
ストーカーのADに殺されかけたアイドル「ミサ」であったが、ADは突然の心臓発作でしんでしまうのだ。その時ミサの前に、黒いノートが空から降ってくるのである。ミサの家族が強盗により全員殺された後、ずっと見続けてきた死神「ジェラス」よってデスノートにADの名前が書かれ、ミサの寿命は伸ばされたのだ。しかし掟を破り人間の寿命を延ばした「ジェラス」は、灰になって死んでしまうのである。空から落ちてきたデスノートはその「ジェラス」の物であったのだ。デスノートを手にした瞬間ミサの前に、別の死神「レム」が現れる、「レム」は「ジェラス」に最後の願いとして「ミサを見守ってくれ」と頼まれていたのである。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【キラ対策本部】
「L」により警察本部には認められず作られた「キラ対策本部」へ、ライトは捜査一員として加わる事になった。本部の中に入ると「L」が居た、そしてキラ対策の為に「竜崎」と偽名を名乗るのだ。そして「L」はいきなりライトに「ライト君がキラじゃないんですか?」と問いかけるのである。また今までの捜査内容をライトに明かし、自分と接触する為にライトが彼女である詩織を殺し、同情を誘い捜査本部に入り込んだと、ライトの思っていた事を言い当てるのだ。「キラがどうやって人を殺したのかが分からない、その方法さえ分かれば全ての謎が解ける」とLは言ったのである。ライトは「その謎が解けて、もし僕がキラだと証明されたら?」と問いかけると、Lは「死刑です」と告げるのだ。そして「ライト君がキラでない事を祈っています」と付け加えた。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【サクラTV祭り】
サクラTV祭りにて、第2のキラからのメッセージが流されるのである。第2のキラであるミサは、家族全員を殺した犯人が無罪になり悲しんでいた、そんな時キラによって犯人が裁かれミサはキラを神様のように思っていたのだ。「死神の目」を手に入れたミサは、その事をキラに知ってもらう為にTVの電波を使ったのである。第2のキラは、ライトに向かって「この放送を見ていたら、ここに来て下さい。私はあなたの力になる事を約束します。私は(死神の)目を持っています、お互い死神を見せ合いましょう」と伝えるのだ。そしてTV中継中にも、第2のキラによって放送を邪魔する警察官が次々と殺されていくのである。その中にライトの妹である粧裕(さゆ)がいた、知り合いでもあった警察官の模木(もぎ)が殺された事により粧裕は、第2のキラに向かって「人殺し」と怒りを露わに叫ぶのである。ミサによって粧裕は殺されかけるが、ヘルメットを被って乗り込んできた父総一郎により助けられるのだ。「二人を迎えに行ってくる」とライトもサクラTVに駆けつけるが、真の目的は第2のキラを見つける為であった。騒ぎで収録が中止になったミサは着替えロビーに降りると、ライトの事を「死神の目」で見つけるのである。デスノートを持っている人間は名前しか見えず、寿命が見えなくなるのでミサにはキラを見つける事は簡単であったのだ。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【ライトとミサ】
ついにキラであるライトを見つけたミサは、ライトに突然会いに来るのだ。そしてライトに「彼女にして欲しい」と頼み「私が信用出来ないのならノートを預かって」と自分のデスノートをライトに差出すのである。ノートを渡すだけでは所有権はミサにあり、死神の目も持続するから自分が「L」の名前を見るとライトに告げるのである。またノートを預ければ自分にはライトは殺せないし、自分が不要になれば殺してくれて良いと言ったのだ。ただキラの力になりたいと言うミサに、ライトは「君の目は武器になる」とミサを受け入れるのである。そして「万が一、警察に捕まる事が会ってもお互いの事とノートの事は言わない、誓えるか?」と念を押すのだ。だがレムは「私にはミサの寿命が見えている、もしその前にミサが死んだらお前が殺したと分かる。またミサが殺されそうになった時は私がお前を殺す」言うのだ。こうしてキラと第2のキラは手を結ぶのである。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【ミサの監禁】
大学に来ていたライトと「L」は、偶然ライトに会いに来ていたミサと遭遇するのである。そしてついにミサと「L」は対面する、分かれた直後に竜崎が「L」である事を伝える為に、ミサに電話するライトであったが、しかしミサの携帯に出たのは「L」であった、ミサは既に「L」の指示により確保されていたのである。対策本部にて目隠しをされ鎖で繋がれ監禁されるミサは黙秘を続けていた、そしてライトは対策本部への出入りを禁止されたのだ。レムと接触したいライトであったが、デュークは「死神はノートを持っている人間の側から離れられない、その人間が所有権を放棄するか死ぬまではな」と言うのである。その頃、監禁が続いていたミサには限界がきていた、「耐えられないから殺して」と泣き叫ぶミサ、レムはそんなミサを見て、デスノートの所有権を放棄させるのである。レムはミサに「死神の目を失い、ライトへの愛するという感情だけが残る」と言うと、それだけで充分だと言ったとライトに告げ、「ミサを必ず救い出せ、さもないとお前を殺す」と脅迫したのだ。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【ライト監禁】
ライトはデュークのデスノートを森の中へと隠し、次に自分がノートを放棄する時は「捨てる」と言った時だと告げるのだ。その頃デスノートの記憶を失ったミサは、人が変わったようにライトは自分の彼氏だとベラベラと話し出すのである。ライトは意を決して「L」の元へと行き、自分がキラなのかも知れない監禁し監視してくれと頼むのだ。その間に新たに犯罪が起きれば、自分はキラでない事が証明される、それを試す為の実験であったが、全てライトの考えの元仕組まれた事であったのだ。その頃レムはライトに言われた通りにレムのデスノートを、キラをずっと観察してきたアナウンサーの高田清美に手渡す。「だいぶ疲れてきましたね」というLの問いかけにライトは、「自分でも情けないと思うよ、でも今はくだらないプライドは、す・て・る」とLには見えていないデュークに対して言ったのだ。デュークはライトの前から立ち去り、デスノートの記憶を全て失ったライトはLに向かって「こんな事は無意味だ、一緒にキラをやっつけよう」と言うのである。そしてミサとライトの監禁が続く中、新たな第3のキラによって殺害が開始されるのである。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【第3のキラ】
ミサとライトは監禁から解放され、ライトは記憶をなくしたまま「キラ対策本部」でLと一緒に、キラを探す方法を懸命に考えていた。第3のキラは、キラから託されたデスノートで次々と犯罪者を裁き続けていた、しかしその法則はキラと似ていたが相違点に気づくライト、そしてライトは女性でしかもサクラTVの者である事を突き止めるのだ。そしてアナウンサーである「高田」が疑われ、家中にカメラを設置させその行動を一部始終監視されるのである。そんな事も知らずに仕事から帰ってきた「高田」は、早速デスノートに犯罪者の名前を書き始めるのだ。監視カメラに映しだされた左のページの人物は既に、心臓麻痺で亡くなっており「高田」が第3のキラである事は有力であったが、今の状況では言い逃れが出来るとの判断で1日様子を見る事にする、すると昨夜ノートに書かれた犯罪者達が死亡した事から「高田」がキラである事が証明されたのだ。高田と接触する為、「あなたがキラである事を知っている、全ては黒いノートに書かれている。盗撮テープを500万で買って欲しい」と電話を掛けるのである。電話の主と会い名刺と口座番号が渡されるが、その夜TV番組で電話の主が高田の事とテープを公開すると放送していたのだ、しかしその番組は高田を罠にはめる偽番組だったのだ。それを見た高田はデスノートに、その男の名前と死亡方法を記入したが偽名を使っていた為、時間が過ぎても殺す事ができなかったのだ。高田はレムに話しかける「死神の目を頂戴」と、そして「死神の目」の力を持ってTV局に向かうが、収録場所には誰もおらず、高田は警察官に取り囲まれ目隠しをされ手錠を掛けられる、落ちていたデスノートを手にした総一郎の目の前にはレムがいた、そしてライトもノートを手に取るその瞬間に全ての記憶を取り戻したのだ。そしてレムから教えられていた「ノートを手にしている間に前の所有者を殺せば、ノートの所有権は自分にわたり記憶は消えない」という言葉通りに、皆がレムに気を取られている間に用意してあったデスノートの切れ端に「高田」の名前を書き、再びライトはデスノートの所有権を手にするのだ。
デスノート the Last nameのネタバレあらすじ【最後の戦い】
レムに全ての謎を問いかける「L」であったがレムは何も答えない、しかし「このノートに書いてあるルールは全て本物か?」という問いにだけは「全て本物だ」と答えるのである。これでミサとライトの無実が証明され、釈放されるのだがライトだけは本部に残りLの手伝いがしたいと言うのだ。そしてミサだけが解放される、その際ミサに隠してあったデスノートを掘り起こして欲しいと告げるのである。デスノートを探しに森へとやってきたミサは、ノートを手にした瞬間に全ての記憶を取り戻すのである。そしてデスノートの持ち主であるデュークが現れ、ミサは再びノートの所有者になるが、死神の目を失っていたミサはライトの為に残りの半分の寿命を使い再び目を手にするのである。ミサが解放された事により、また犯罪者が死亡する事件が起き始めていた、Lはデスノートのルールに疑問を抱きFBIに掛け合い二人の死刑囚で13日ルールを試してみるべきだと言ったのである。しかし偽ルールと知っているライトは焦っていた、アメリカへとノートを持って行く総一郎にライトも着いて行くと言ったが、Lと二人で本部で待つように言われてしまうのだ。ライトと二人きりになったLは「もうすぐミサがここに来ます」と告げるのである。そしてもう一度、自分の素顔を見せミサがノートに名前を書く瞬間を取り押さえると言うのだ。そこへミサがワタリと共にやってくる、ミサの寿命が減っている事を知ったレムはライトの策略に自分が使われていた事に絶望する。心優しいレムはミサの寿命を延ばす為に、デスノートにワタリとLの名前を書き灰になってノートと共に消えてしまったのだ。
デスノート the Last nameの結末【ライト死す】
ミサが持ってきたデュークのノートに、新世界を作る為に自分の父親の名前を書き始めるライト、しかし戻ってきた総一郎はデスノートを持っていなかったのだ。そう全てはLの策略であった、ミサが持ってきたノートは偽物にすり替えられていたのだ。そしてLも死んではいなかった、レムよりも先に自らデスノートに自分の名前と23日後に死ぬ事を書き込んでいたのである。ライトがなかなかキラである事を掴めないでいたLは、自らの命と引き換えにライトがキラである事を証明したのだ。ワタリが死んだ事が自分の最大の誤算だった、まさか死神がワタリの名前を書くとまでは予想できなかったと後悔するLであった。ライトは窮地に追い込まれデュークに「こいつらをノートで全員殺せ」と言ったのだ。しかしデュークがノートに書いたのはライトの名前であった、そしてライトにこう告げる。「言い忘れていたが、デスノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない、死んだ後にあるのは「無」だ」と告げたのだ。ライトがキラであった事は公表されず、ライトはキラに殺されたという事で収まったのだ。そして、一人残された「L」は最後の時を静かに待つのである。
以上、映画「デスノート the Last name」のあらすじと結末でした。
「デスノート the Last name」感想・レビュー
最後のデスノートすり替えのシーンがなかったし、そこが難点ですかね。レムがなぜLでなく、ワタリの名前だけ書いたのかも。