食人帝国の紹介:1980年イタリア映画。ニューギニアの奥地のカルト教団に入信させられた姉を救うために向かった妹を救うために向かった一行が、カルト教団から姉を救出するも、周囲のジャングルには食人部族が住んでおり、次々喰われてゆくという話です。当時ニュースにもなった『ガイアナ人民寺院』事件を題材に使ったジャングル食人ホラー映画です。
監督:ウンベルト・レンツィ 出演者:ジャネット・アグレン(シーラ、ロバート・カーマン(マーク)、メル・ファーラー(カーター)、アイヴァン・ラシモフ(教祖)、パオラ・セナトーレ(ダイアナ)、メ・メ・レイ(モアラ)、メグ・フレミングほか
映画「食人帝国」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「食人帝国」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「食人帝国」解説
この解説記事には映画「食人帝国」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
食人帝国のネタバレあらすじ:起
ナイアガラの滝に、吹き矢で襲撃する男がいます。続いてニューヨークでも吹き矢男が現れます。しかし警察に追われて車に撥ねられました。その男が持っていたフィルムはニューギニアで活動する新興カルト教団が映っていました。その集団の中に失踪中の姉ダイアナを発見した妹シーラは、カーター教授の助言もあり姉を救出するためにニューギニアに向かう事にしました。そして同行者に腕相撲の猛者マークを雇い、ヘリコプターでジャングルに降り立ちました。早速白人男に発砲され、現地部族に捕らわれますが、話をして一晩過ごすことになりした。夜は部族の奇妙な踊りやワニをさばいて食べる様子を見てシーラは卒倒してしまいました。
食人帝国のネタバレあらすじ:承
翌朝、二人は現地人をガイドにしてカヌーで川を下りますが、ワニが襲ってきました。ガイド一人が喰われ、マークがワニを銃で撃ち殺しますが、カヌーは転覆。岸に上がり、ジャングルを歩き始めました。途中サルを襲うヘビを目撃し、その後、喰われた惨殺死体を見つけます。その時、女性の悲鳴が聞こえました。原住民たちが女性を殺して食っている風景を見てしまいます。思わず声を出してしまったシーラによって原住民に気づかれてしまいます。逃げる二人に、それを追う原住民。逃げている二人の前に異様な男たちが現れました。すると原住民は追うのをやめました。周りの風景を見るとあのフィルムの場所でした。シーラはここでも卒倒してしまいました。
食人帝国のネタバレあらすじ:転
シーラが目を覚ますとそこはカルト教団の基地でした。教団は一部原住民と共存していました。そして中央の広場では一人の女性が男たちの性の餌食となっています。部屋の中でシーラは姉のダイアナと再会します。ダイアナに帰ろうと言うシーラに対し、この教団は逃げた信者はどこまでも追いかけて殺されるという事を聞きました。ナイアガラの滝とニューヨークに現れた吹き矢殺人はこの教団から逃げた信者によるものでした。広場では教祖が信者に説法を行っていました。その後シーラは教団に洗脳され始めていました。そしてシーラは全身に金粉を塗られ、儀式に出ようとしていました。
食人帝国の結末
信者の中のモアラが手引きをして、マークとダイアナは脱出を図りました。しかしモアラとダイアナは原住民に囲まれ性的暴行を受けてしまいます。マークはシーラを救い出し逃げます。その時、女の叫び声がしました。モアラとダイアナが原住民たちに食われていました。川を下って逃げる二人を原住民が追います。逃げる二人を見つけた警察のヘリコプターが着陸し、二人を救いました、一方教団では教祖が信者に飲み物を配っています。飲んだ信者は順番に死んでいます。警察のヘリが着いたときには全員死んでいるのでした。
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