映画 ハチミツとクローバーの紹介:2006年日本映画。美大に通う5人の大学生の、甘酸っぱい恋と友情を描いた青春ラブストーリー。登場人物全員が片思いをしているといっても過言ではなく、片思いをしている人必見のキラキラしたラブストーリーです。
監督:高田雅博 出演者:櫻井翔(竹本)、蒼井優(はぐみ)、伊勢谷友介(森田)、加瀬亮(真山)、関めぐみ(山田)、堺雅人(花本先生)ほか
映画「ハチミツとクローバー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハチミツとクローバー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハチミツとクローバー」解説
この解説記事には映画「ハチミツとクローバー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
映画ハチミツとクローバーのネタバレあらすじ◆恋に落ちた瞬間
浜美大に通う竹本は、講師の花本の自宅で行われる「花本会」に参加し、そこで、花本の親戚である花本はぐみに出会います。アトリエで、一人で絵を描いていたはぐみに、竹本は一目ぼれします。絵を描くのに関しては天才的な才能を持っており、浜美の特待生でもあるはぐみでしたが、極度の人見知りから学校になじめずにいました。そんなはぐみを花本も心配しており、はぐみの話し相手になってほしいと竹本に頼みます。それをきっかけに、竹本とはぐみは親しくなっていきます。
映画ハチミツとクローバーのネタバレあらすじ◆叶わない恋
ある日、竹本が暮らしている寮の隣人でもある森田が突然、長旅から帰ってきます。浜美大に8年も在籍している森田ですが、その芸術の才能は突出しており、周りからも一目おかれる存在でした。はぐみが描いた作品を見た森田は、はぐみの絵に感銘を受け、はぐみに近づきます。はぐみも森田に惹かれはじめ、そんな2人の関係に気づきながらも、優しい竹本は黙って見守るしかありませんでした。
一方、竹本の友人でもある山田は、先輩の真山に片思いをしていました。そんな真山は、アルバイト先の女性に秘かに思いをよせているのでした。
映画ハチミツとクローバーのネタバレあらすじ◆片思いの痛み
ある日、竹本は、はぐみと真山、山田と一緒に森田の個展を観にいきます。個展を抜け出して海に行った5人ですが、車の故障で帰れなくなり、仕方なく旅館に泊まることになります。翌朝、目を覚ました竹本は、浜辺で森田がはぐみにキスをするところを目撃してしまいます。その日以降、はぐみはスランプに陥ってしまいます。心配した竹本は、森田にはぐみのことを託し、自転車で一人旅に出ます。
映画ハチミツとクローバーの結末◆それぞれの想い
森田の個展は好評を博しましたが、森田は作品の出来栄えに納得していませんでした。森田は、はぐみの目の前で作品を燃やします。はぐみは、作品を燃やす森田の隣で、静かに涙を流していました。一人旅により、失恋から立ち直った竹本がアトリエを訪れると、大きなキャンバスに絵を描くはぐみの姿がありました。竹本ははぐみに自分の素直な気持ちを伝えます。竹本の言葉に、はぐみはありがとうと言って微笑むのでした。
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