パッチギ！の紹介：2004年日本映画。名曲「イムジン河」をテーマに、日本人と在日朝鮮人の高校生の友情や恋愛を描いたラブ・ストーリー。恋愛や友情に国籍など関係ないという強いメッセージが込められた作品です。
監督：井筒和幸 出演者：塩谷瞬（康介）、高岡蒼祐（アンソン）、沢尻エリカ（キョンジャ）、湯原京子（桃子）ほか
映画「パッチギ！」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パッチギ！」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パッチギ！の予告編 動画
映画「パッチギ！」解説
この解説記事には映画「パッチギ！」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パッチギ！のネタバレあらすじ：キョンジャに一目惚れした康介
舞台は、1968年の京都。日本の高校に通う康介は、ひょんなことから、対立している朝鮮高校に、サッカーの親善試合を申し込みに行く羽目になります。ガラの悪い朝鮮高校の生徒達に尻込みする康介の耳に、吹奏楽部の奏でる美しい音色が聞こえてきます。そこで、康介はフルートを奏でていたキョンジャに一目惚れします。康介は、キョンジャに近づきたいという思いで、ギターを始めます。
パッチギ！のネタバレあらすじ：猛アタックの結果
康介たちのおかげで、朝鮮高校との親善試合が開催されることになりました。キョンジャに会いたい一心で、康介も試合に参加することになりました。最初は、つれない態度のキョンジャでしたが、康介の猛烈なアプローチに、次第に心を開き始めます。円山公園でのコンサートに誘われた康介は、キョンジャと一緒にイムジン河を演奏します。偶然居合わせたラジオ局のディレクターが、康介たちの演奏にほれ込み、康介はディレクターから名刺を渡されます。
パッチギ！のネタバレあらすじ：国籍の溝
キャンジャの兄のアンソンは、朝鮮学校の番長でした。ある日、アンソンの仲間が、喧嘩で負傷した挙句、交通事故に会って死亡します。葬式には、康介も参列します。康介は、葬式で朝鮮と日本の深い溝を思い知らされます。康介は、ギターを叩き壊し川に投げ入れます。その日、ラジオ局の放送に出演する予定だった康介は、ギター無しで会場に向かいます。
パッチギ！の結末：歌がつないだ恋
当時、北朝鮮の歌は、放送禁止とも言われていました。康介が「イムジン河」を歌うことを言後同断だとラジオ局の関係者は言いますが、ディレクターは康介が歌えるようバックアップしてくれます。最初は、歌えないという康介でしたが、ディレクターの熱意に押され、「イムジン河」を熱唱します。ラジオから流れてくる康介の声を、キョンジャが聴いていました。キョンジャは、自転車で康介のもとへと駆けつけます。キョンジャと康介は、晴れて恋人同士となりました。
この映画の感想を投稿する