映画「ターザン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ターザン（1999年ディズニーアニメ）の紹介：1999年アメリカ映画。ディズニー制作。この作品は、小説「ターザン」を原作とした、アニメーション映画です。ゴリラの群に育てられた人間ターザンが、ジャングルにやってきた人間と出会い、成長をとげていきます。自分の本当の家族は、ゴリラか人間か。恋をした人間の女性と、自分を育てたジャングルでゆらぐ中、ターザンはどう決断をするのでしょうか。
監督：クリス・バック/ケヴィン・リマ 出演：ターザン（トニー・ゴールドウィン/金城武）/ジェーン・ポーター（ミニー・ドライヴァー/すずきまゆみ）/カーラ（グレン・クローズ/藤田淑子）/ターク（ロージー・オドネル/土居裕子）/クレイトン（ブライアン・ブレスド/銀河万丈）ほか
この解説記事には映画「ターザン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジャングルに暮らすゴリラの群のリーダー、カーチャックとカーラの幼い子は、チーターに食べられてしまいました。悲しみにくれるカーラはある日、子供の泣き声を聞きつけ群から離れます。すると、木の上の建物に人間の赤ん坊がいました。両親は、チーターにかみ殺されており、カーラはチーターに襲われながらも、群に赤ん坊を連れて帰ります。カーチャックの反対を押し切り、「ターザン」と名付け、カーラは息子として育てて行きます。他のゴリラ達と容姿が違うことで、打ち解けられず、傷つきながらも、カーラに支えられ、友人を作りながら、ジャングルで生きるすべを身につけていきます。そして、チーターを一人で倒せるほどの成長を遂げます。
ある日、ジャングルに銃声が響き渡ります。それは、ゴリラの生態を研究するポーター教授と園娘ジェーンが、案内と護衛のために連れてきたクレイトンによるものでした。ゴリラの観察をするために、ジャングルを進む中、ジェーンはヒヒの子供を見つけ、はぐれてしまいます。ジェーンのスケッチを気に入ったヒヒの子供にいたずらをされていくうちに、ヒヒの群を怒らせてしまい襲われてしまいます。間一髪のところ、ターザンが現れジェーンは助かりました。そこでターザンは、初めて自分と同じ体の作りをした「人間」に出会います。一方、ターザンの友人であるゴリラのタークと一部の若いゴリラ達は、教授のキャンプ地を見つけ、遊んでいました。教授が戻ると、ターク達はとっくに逃げていましたが、ゴリラが生息することがわかっただけで教授は大喜びです。そこへ、ジェーンも戻り、ターザンとの出会いを語り、彼に人間としての知識を与えることを計画します。
ジェーンとの出会いで、自分と同じ生物を見つけたターザンは、群を抜け出しジェーンのキャンプ地に毎日訪れるようになりました。そこでポーター教授とジェーンは、言葉や姿勢、体の使い方など様々な一般常識を教えていき、ターザンはみるみる知識を吸収していきます。片言でも喋るようになったターザンは、ジェーンと意思疎通もできるようになり、2人は次第に惹かれ合っていきます。そこで、ターザンは教授達を群のそばまで案内しますが、カーチャックに見つかり群を追い出されてしまいます。そこでジェーンたちは、自分たちの国へターザンも一緒に来るよう誘います。ターザンは、カーラとの別れを悲しみながらも、ジェーン達の船に乗り込みます。
ターザンが船に乗り込むと、教授らと共に、クレイトンに檻に入れられてしまいます。クレイトンは、ゴリラの密猟を計画していたのです。ターザンが、以前群へと案内してしまっているため、彼は教授らを捕まえているうちに、ジャングルへと入っていきます。群を助けるため、脱出しようと試みますが、うまくいきません。そこへ、タークが友人のゾウと共に船に乗り込み、檻を破壊します。脱出したターザンが群のもとへと向かうと、カーチャックが襲われているところでした。クレイトンを引き離しますが、ターザンを狙った銃をカーチャックが庇い撃たれてしまいます。怒ったターザンによって、クレイトンは倒されましたが、カーチャックは助かりませんでした。しかし、彼は死ぬ間際、ようやくターザンを息子と認め、群を任せます。ターザンは、ジェーンと別れ、ジャングルに残ることを決断します。すると、ポーター教授とジェーンもジャングルに残ることを決め、ターザンとジェーンの恋は結ばれ、ゴリラの群も祝福をするのでした。
以上が「ターザン」のあらすじと結末です。
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