101の紹介:1996年アメリカ映画。1961年公開のディズニーアニメ映画「101匹わんちゃん」を実写映画化した作品です。舞台を1996年当時に置き換え、101匹の犬を巡って売れないゲームデザイナーと強欲な毛皮収集家が騒動を巻き起こします。
監督:スティーヴン・ヘレク 出演者:グレン・クローズ(クルエラ・デ・ビル)、ジェフ・ダニエルズ(ロジャー・ラドクリフ)、ジョエリー・リチャードソン(アニータ・ラドクリフ)、ジョーン・プロウライト(ナニー)、ヒュー・ローリー(ジャスパー)ほか
映画「101」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「101」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「101」解説
この解説記事には映画「101」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
101のネタバレあらすじ:起
ロンドン。売れないゲームデザイナーのロジャー・ラドクリフ(ジェフ・ダニエルズ)は、ペットのダルメシアン・ポンゴ(声:フランク・ウェルカー)と暮らしていました。ある日、新作ゲームの営業に失敗したロジャーはポンゴを散歩に連れていきましたが、途中でポンゴはメスのダルメシアン・パーディ(声:フランク・ウェルカー)に一目惚れしてしまい、その縁でロジャーはパーティの飼い主アニータ(ジョエリー・リチャードソン)と出会い、すっかり意気投合した二人は結婚、ポンゴとパーティもめでたくカップルとなりました。数ヶ月後、パーティは15匹の子犬を出産しました。
101のネタバレあらすじ:承
アニータの勤めるファッションデザイン会社の社長にして毛皮収集家のクルエラ・デ・ビル(グレン・クローズ)は、アニータがデザインしたダルメシアン柄のコートを作るため、アニータから生まれたばかりの子犬を買い取ろうと押しかけてきました。しかしロジャーとアニータがクルエラの申し出を拒否、激怒したクルエラはアニータを解雇、さらに手下のジャスパー(ヒュー・ローリー)とホーレス(マーク・ウィリアムズ)に子犬を盗み出すよう命じました。ジャスパーとホーレスは、ロジャーとアニータの留守を狙って家に侵入、子犬たちを連れ去っていきました。
101のネタバレあらすじ:転
犯行の一部主従を目撃した1匹の犬が他の犬に危機を知らせ、それは瞬く間に街中の動物たちに広まり、ポンゴとパーディも事態を知ることとなります。子犬たちが盗まれたことを知ったロジャーとアニータは警察に通報した頃には、子犬たちは他にもクルエラ一味によって盗まれた大量の子犬たちと共に郊外のアジトに押し込められていました。その数合わせて99匹。警察が動いたことを知ったクルエラは毛皮師のスキナー(ジョン・シュラプネル)にただちに子犬の皮を剥ぐよう命じ、ジャスパーとホーレスは子犬たちに手をかけようとしたその時、子犬たちの危機を聞き付けた森や街中の動物たちが立ち上がりました。
101の結末
動物たちは協力してクルエラ一味の妨害を展開し、捕らえられている子犬たちの脱走に協力しました。無事脱出した子犬たちは追いかけてきたポンゴやパーディと再会を果たし、ジャスパーとホーレス、スキナーは駆け付けた警察に逮捕されました。クルエラは執念で子犬たちを追跡して家畜小屋にやって来ましたが、今度は馬や豚たちが子犬の味方となり、クルエラは肥溜めに突き落とされるなど散々な目に遭わされ、更には毛皮を作るために動物園などから動物を盗んでは殺してきた証拠を掴まれ、警察に逮捕されて連行されていきました。子犬たちは警察に保護され、無事にロジャーとアニータの元に帰ってきました。99匹の子犬の飼い主は不明なことから、ロジャーとアニータは全ての子犬を引き取って育てることにしました。その数はポンゴやパーディと併せて101匹。クルエラを悪役のモデルとしたゲームを開発して大ヒットさせ、大金持ちとなったロジャーは郊外の大豪邸を買い、アニータや101の犬たちと幸せに暮らしました。
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