102の紹介:2000年アメリカ映画。ディズニーアニメ映画「101匹わんちゃん」(1961年公開)を実写映画化した「101」(1996年公開)の続編である動物コメディ作品です。前作から3年後、服役中の強欲な毛皮収集家は心理治療を終え、善良な動物愛好家となって仮釈放されますが、元の悪人に戻ってしまい再びダルメシアンの子犬を巡る大騒動を巻き起こします。
監督:ケヴィン・リマ 出演者:グレン・クローズ(クルエラ・デ・ビル/エラ・デ・ビル)、ジェラール・ドパルデュー(ジャン=ピエール・ルペル)、ヨアン・グリフィズ(ケヴィン・シェパード)、アリス・エヴァンス(クロエ・サイモン)、ティム・マッキナリー(アロンゾ)ほか
映画「102」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「102」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「102」解説
この解説記事には映画「102」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
102のネタバレあらすじ:起
ロンドン。3年前に起こしたダルメシアンの子犬誘拐事件で有罪となり、服役していた元ファッションデザイン会社社長で強欲な毛皮収集家のクルエラ・デ・ビル(グレン・クローズ)。彼女はパブロフ博士(デイビット・ホロビッチ)による心理治療を受けてすっかり改心、毛皮を嫌い動物を愛する心優しい模範囚となって仮釈放を許されました。裁判所から言い渡されたのは、再犯を犯した場合はクルエラの個人資産800万ポンド全額を没収の上、捨て犬ホームに全額寄付されるという条件でした。自宅に戻ったクルエラは“エラ”と名乗り、立ち退きを命じられていた捨て犬施設「セカンド・チャンス」を買収したり、ドッグショーを開催したりするなど慈善事業に乗り出していきました。
102のネタバレあらすじ:承
クルエラの保護観察官を務めるクロエ・サイモン(アリス・エヴァンス)はかつてクルエラがさらったダルメシアンのうち1匹を譲り受け、やがて3匹の子犬が産まれました。しかしそんなある日、ビッグ・ベンの時計塔の鐘の音を聞いたクルエラはその拍子に元の悪女へと戻ってしまい、フランス人毛皮デザイナーのジャン=ピエール・ルペル(ジェラール・ドパルデュー)と手を組んでダルメシアンの毛皮でコートを作る野望を再燃させてしまいます。クルエラは執事のアロンゾ( ティム・マッキナリー)に命じてロンドン中のダルメシアンの子犬をかき集め、パリへと移送していきました。
102のネタバレあらすじ:転
クロエは同じ頃、動物を心から愛する「セカンド・チャンス」責任者のケヴィン・シェパード(ヨアン・グリフィズ)と愛し合うようになっていましたが、クルエラは子犬を盗んだ罪をケヴィンに被せ、ケヴィンは警察に逮捕されてしまいます。事実を知らずケヴィンを疑うクロエはクルエラの晩餐会に招かれ、その際にダルメシアンのコートのデザイン画を見つけてしまいます。クロエは脱走してきたケヴィンと再会、誤解の解けた二人は子犬たちを助けるためパリに向かいました。一方、アロンゾはクルエラの横暴さ、そして毛皮工場の職人たちをこき使うジャン=ピエールにすっかり嫌気が差していました。
102の結末
子犬たちを助け出そうとしたケヴィンとクロエはクルエラに捕まってしまいますが、犬たちの助けを得て脱出しました。アロンゾも遂にクルエラを見限り、ジャン=ピエールを撃退してケヴィンとクロエを助けました。子犬たちはケーキ工場に逃げ込み、追いかけたクルエラは子犬たちによってケーキにされてしまい、駆けつけた警察にジャン=ピエール共々逮捕されました。裁判所の命令によりクルエラの全財産は募集され、アロンゾの手によってケヴンの施設に全額寄付されることになり、ケヴィンとクロエは晴れて結ばれました。
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