人造人間13号の紹介:2013年アメリカ映画。科学捜査官をめざし大学生たちが、試験のため訪れた大戦中の軍事施設で、兵器として作られたゾンビ人間たちに襲われるという内容の、80年代の香りが漂うゾンビ作品です。原題は「13Eerie」で施設の名前ですが、邦題は全く意味不明です。頭を撃っても死なないゾンビと大学生のサバイバルシーン、そして腐乱死体オンパレードのグロが売りです。
監督:ローウェル・ディーン 出演者:ブレンダン・フェア(ダニエル)、キャサリン・イザベル(メグ)、ブレンダン・フレッチャー(ジョシュ)、ニック・モラン(ラリー)、ジェシー・モス(パトリック)、クリスティ・パターソン(ケイト)、リンドン・ブレイ(ベネジアーノ)ほか
映画「人造人間13号」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「人造人間13号」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「人造人間13号」解説
この解説記事には映画「人造人間13号」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人造人間13号のネタバレあらすじ:起
科学犯罪捜査官を目指す大学生らが、運転手のラリーに連れられ山奥に入ります。途中から”第13恐怖収容所”と書かれたバスに乗り、かつて人体実験を行ったと言われる施設に向います。施設の中や周辺は動物の死骸が転がり、荒れ放題です。大学生が到着するまでの間、鬼教官のトムキンスは施設の管理人ベネジアーノと共に、死体安置所から運んできた、人間の死体を随所に置いていました。
学生たちが到着すると、トムキンスが注意事項を述べ二人一組のペアを作ります。今からここで発見した死体を調査して、死亡推定時刻や犯罪捜査に必要な証拠を割り出させる卒業試験が行われるのです。
学生に渡すトランシーバーを構えていたラリーが缶を倒し、黒い液体がトランシーバーに流れ落ち煙が出ます。メグとケイト、ジョシュとパトリック、ロブとダニエルの組に分かれ試験が始まります。転がっている本物の死体にロブが早くもゲロを吐きます。
運転手のラリーはトムキンスから「食事の準備をせよ」と言われ始めます。3羽焼いていたチキンが2羽盗まれ、グリルには黒い液体がついていて首をかしげます。そしてメグらの組に食事を届ける最中、廃屋の中で死体を発見し、メグとケイトに教えます。
人造人間13号のネタバレあらすじ:承
検視中のケイトがラリーと死体を見に行きます。トムキンスに報告すると、「そんなはずはない」と言います。その時ラリーが「死体が動いた」と言って逃げ出します。
一旦メグの元に戻ったケイトでしたが、死体が気になりもう一回見に行きます。すると死体が消えていてケイトが森の中を戻っていると、突然ゾンビに襲われます。ケイトは手の指を食いちぎられ、首も噛まれながらも逃げます。探していたメグがケイトを見つけ宿舎に連れ帰ります。首から出血するケイトはそのまま死んでしまいます。
ラリーはトムキンスに「学生をここから帰すんだ。何者かが襲ってくる。あれは軍がDNAを操作して作り上げた人間だ」と言います。そのころトランシーバーが不調になり、電源も落ちてしまいます。トムキンスはラリーと修理を始めます。
宿舎ではケイトがゾンビになって蘇りメグを襲います。メグはメスでケイトを切り刻みます。ゲロを吐いたロブが「もう嫌だ、帰る」と言って、一人森の中を歩きはじめますが、そのロブをゾンビが襲います。
人造人間13号のネタバレあらすじ:転
ゾンビになったロブが宿舎のメグを襲います。メグはロブをズタズタにして殺し、再び襲ってきたケイトにトドメを刺します。ジョシュとパトリックが戻って来ます。ダニエルも戻ってくると、メグを連れゾンビを倒しながらトムキンスの元へ向かいます。
トムキンスはラリーとバリケードを作っていましたが、気を抜いた時にゾンビに襲われラリーが噛まれてしまいます。ダニエルとメグがトムキンスのところへ行くと、ゾンビになったラリーが襲ってきます。
ジョシュとパトリックは武器を持ちゾンビを倒しながらバスにたどり着きます。バスに乗りこむと逃げてきたダニエルとメグがやって来ます。4人はバスで逃げます。途中ゾンビを轢き殺しながら進みますが、スピードを出し過ぎて激突してしまいます。この衝撃でパトリックが血を流して死んでしまいます。再びゾンビが4人に襲いかかります。
人造人間13号の結末
ゾンビを倒したジョシュらは、再びバスを発進させますが、エンジンから煙が出て前が見えなくなり、道路から転落してしまいます。ダニエル、ショシュ、メグの3人はバスを降り歩きはじめます。しかしジョシュが脚を脱臼して歩けず、メグが無理やりはめ込みます。
そこへ再びゾンビが襲ってきます。頭を撃っても死なないゾンビに、鉄棒を後頭部から突き刺します。そこへトムキンスが逃げてきます。4人が安堵していると、管理人のベネジアーノがやってきます。トムキンスはベネジアーノを殴り倒し「ここで何をやっていたんだ、あの黒い液体はなんだ」と問い詰めます。ベネジアーノが「オレは知らない」と言うと、頭に鉄棒が刺さったゾンビがやって来ます。
トムキンスがベネジアーノをゾンビ食わせると、4人はベネジアーノが乗ってきた車に乗りこみます。しかし車のキーはゾンビが咥えていました。
以上、映画「人造人間13号」のあらすじと結末でした。
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