オゾンビの紹介：2012年アメリカ映画。米軍によって殺されたオサマ・ビンラディン達が、ゾンビ化させた人間兵器を使う設定にし、射殺されたビンラディンまでもゾンビとして生き返らせるという、中東を舞台にしたトンデモないゾンビ作品です。内容は決してふざけているわけでなく、まじめに作られています。
監督：ジョン・ライド 出演者：コリー・セヴィエール（チップ）、イヴ・マウロ（ダスティ）、ジェイソン・ウェイド（デレク）、ダニエル・チャクラン（トムボーイ）ほか
映画「オゾンビ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「オゾンビ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
映画「オゾンビ」解説
この解説記事には映画「オゾンビ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
オゾンビのネタバレあらすじ：起
パキスタンのアボダバードの豪邸に米兵たちが乗りこみます。ターゲットはテロ指導者のオサマ・ビンラディンです。広い通路に出ると部屋の扉が開き、ゾンビ達が出てきます。米兵たちはゾンビを撃ち殺しながらビンラディンを追い詰めます。部屋に隠れたビンラディンは、自分の体に薬品を注射します。そこへ乗り込んできた兵士がビンラディンを射殺します。
ビンラディンの死体を乗せたヘリが飛んでいます。その時、ビンラディンの死体が動きだし、ヘリが海へ墜落してしまいます。
アラビア海のビーチでいちゃつくカップルがいます。彼女のアナは水着になって海に入ります。少し沖へ泳いでいった時、何かに海中へ引きずり込まれてしまいます。心配する彼氏が海を見ていると、ゾンビとなったビンラディンが海から上がってきたのです。
ビンラディンが蘇ったという一報は、テロ組織の隠れ基地に届きます。リーダーはこの喜びを動画に撮影していました。
オゾンビのネタバレあらすじ：承
アフガンの砂漠ではチップら特殊部隊の面々がゾンビを殺しながら進んでいます。殺しを楽しむ兵士たちでしたが、隊長がゾンビに手りゅう弾のピンを抜かれ爆死してしまいます。続いて仲間が噛まれ、唯一の女性隊員トムボーイが射殺します。
近くでは現地ガイドに連れられたダスティが、兄を探しています。しかし二人もゾンビに襲われ、ガイドが殺されたダスティがゾンビに追われて部隊がいるところへ逃げてきます。助けられたダスティは、兵士たちに「兄を探している」と言います。トムボーイが「ビンラディン生存説の信者なのね」と言い、兵士たちはダスティを連れ歩きはじめます。
ダスティは「兄はビンラディンは生きている。自分で殺すと言っていた」と言います。するとチップが「ゴッドスマックという生物兵器が作られ、この兵器を薄めて密売した男がいた。これを入手したテロ組織が、更に水で薄めると変異し、人に与えるとゾンビになってしまった。組織はゾンビを兵器として使いはじめ、増え続けるゾンビ達にNATO軍は撤退し、残ったのはオレ達のような特殊部隊だけだ」と言いました。
オゾンビのネタバレあらすじ：転
そのころダスティの兄・デレクは、ゾンビ達から武器を盗んで砂漠を進み、大型ジープを見つけ乗りこみます。
部隊は目的地が近くなったことで、二手に分かれます。チップ、DC、ダスティの３人は敵兵士たちに見つかり銃撃を受けます。そこへゾンビ達が襲ってきて、敵兵士とゾンビとの戦いを強いられます。戦闘中にDCの脚にガラスの破片が突き刺さります。「抜いてくれ」と叫ぶDCの言葉に、チップが抜きましたが動脈が切れていて血が噴き出してしまいます。
トムボーイ、ジョーカー、チャポの３人は地雷地区に入り、更にゾンビ達に囲まれます。身動きが取れない中、デレクがジープで駆けつけマシンガンでゾンビ達を撃破します。３人はジープに乗りルートを変え進みます。
DCが死んでしまいます。チップが石でDCの墓を作り、冥福を祈ります。そこへジープが壊れた為、歩いていたデレク達がやって来ます。ダスティは兄・デレクを見て抱き合います。人数が増えたことで、見張りを置いて仮眠することにしますが、この隙にデレクは一人で敵の基地へと歩いて行ったのです。
オゾンビの結末
デレクの読み通り、テロ組織のキャンプがあり、ゾンビ達を柵で囲っています。デレクは柵を壊しゾンビ達を解き放ち、ゾンビが兵士を襲っている隙に、岩の割れ目の洞窟に入ります。すると奥にはテロ組織の基地がありました。
遅れてやってきたチップ達でしたが、チップが「基地の無線を使って応援を呼ぶ」と言います。「私も行く」と言うダスティを連れ洞窟に入ります。そして無線で応援を呼び、奥へ進むとデレクがいます。３人が一番奥の部屋に入ると、ゾンビになったビンラディンが鎖に繋がれ、周囲を組織の幹部らが固めています。チップらが銃を構えると、兵士たちも出てきます。
「早く逃げないと応援部隊の空爆が始まる」と言うチップはダスティとチップを連れ逃げ出します。洞窟から外に出た時、デレクの姿はありません。デレクは途中で引き返し、向かってくるビンラディンめがけロケットランチャーとぶっ放します。洞窟から閃光が走り、チップとダスティは、空爆の合間を縫ってどうにか逃げ延びます。
撃たれたジョーカーが死に、残されたメンバーが砂漠を帰ります。そこへデレクが「ビンラディンを殺した」と叫びながらやって来ました。
以上、映画「オゾンビ」のあらすじと結末でした。
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