8mmの紹介:1999年アメリカ映画。“スナッフフィルム”という凄惨なトピックをテーマにした、本格サスペンス。そのテーマからも分かるように、作中には幾度も目を背けたくなるシーンが登場する。覚悟を決めた人だけが見ることをお勧めする、間違いなく良作と呼ぶべき一本です。
監督:ジョエル・シューマカー 出演:ニコラス・ケイジ(トム・ウェルズ)、マックス・カリフォルニア(ホアキン・フェニックス)、ジェームズ・ガンドンフィー二(エディ・プール)、ジェニー・パウエル(メリー・アン・マシューズ)、エイミー・モートン(ジャネット・マシューズ)、ほか
映画「8mm」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「8mm」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「8mm」解説
この解説記事には映画「8mm」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
8mmのネタバレあらすじ:起
ある日、私立探偵を営むトム・ウェルズのもとに、一件の依頼が舞い込んできました。その依頼主は、先日亡くなった大富豪の妻であるクリスチャン夫人でした。クリスチャン夫人は夫の死後、彼の金庫の中からとんでもない物を見つけたというのです。それは、一人の少女がいたぶられる様子を写したスナッフフィルムでした。クリスチャン夫人の依頼とは、そのフィルムに映っていた少女がどうなったのかを調査することだったのです。依頼を受けたトムは、まず行方不明者のリストに目を通しました。そして、そのリストの中にビデオに映っていた少女と瓜二つの人物を見つけたのでした。
8mmのネタバレあらすじ:承
その少女の名前はメリー・アン・マシューズ、トムはメリーの母親にコンタクトをとり、彼女の家を訪れます。そして、トムはメリーの日記を見つけました。その日記には「ウォーレンと一緒にハリウッドに行く」と書かれており、トムはウォーレンに会いに行くことにしました。しかし、ウォーレンは現在牢屋の中におり、メリーとは既に縁を切っているといいます。手がかりを失ったかのように思われたトムでしたが、メリーが一か月間に渡り身を寄せていたという教会を突き止めます。そして、トムはその教会に置き去りになっていたメリーの荷物を手に入れるのでした。
8mmのネタバレあらすじ:転
その中には、とあるポルノ会社の電話番号が入っていました。トムはその会社で働くエディという男に連絡をとりますが、エディはメリーなど知らない、の一点張り。そんな態度に不信感を抱いたトムは、エディに「殺しのことを知っている」と電話で鎌をかけてみました。すると、エディは慌ててディーノというポルノ映画監督に連絡をいれました。トムはディーノが過去に撮った作品に目を通します。すると、例のフィルムにも映っていた男性の姿を発見するのでした。トムは、映画を製作するという話をディーノに持ちかけ、彼に近づきました。しかし、エディがディーノにトムのことを告げたために、トムの正体がばれてしまいます。
8mmの結末
危険に陥ったトムは、マシーンの腹部をナイフで刺し、なんとかその場から逃げ出します。そして、大富豪が例のスナッフフィルムを作らせたことを知ったトムは、そのことをクリスチャン夫人に伝えに向かいました。しかし、なんとクリスチャン夫人は自殺をし、この世を去っていたのです。突然事件に巻き込まれ、凄惨な事実を知ったトムは怒りに震えていました。そんなトムはとある人物に電話をかけます。メリーの母親であるジャネットです。トムはジャネットに、彼らに復讐を果たすことを許してほしいと懇願します。そして、トムは彼らを殺害するのでした。
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