ダークシティの紹介:1998年アメリカ映画。目覚めた男は記憶を失ったまま、警察と謎のスキンヘッド集団から追われることになります。漆黒の街を逃走する男は夜中12時、街に秘められた重大な秘密を目撃することになります。海外ドラマ「24」でお馴染みのK・サザーランドが、物語のキーパーソンを演じています。
監督:アレックス・プロヤス 出演者:ルーファス・シーウェル(ジョン・マードック)、ジェニファー・コネリー(エマ・マードック/アンナ)、キーファー・サザーランド (ダニエル・ポール・シュレーバー)、ウィリアム・ハート(フランク・バムステッド)、リチャード・オブライエン(ミスター・ハンド)ほか
映画「ダークシティ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダークシティ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ダークシティ」解説
この解説記事には映画「ダークシティ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダークシティのネタバレあらすじ:記憶を無くした男
真夜中の安ホテルの一室。目覚めた男は記憶を失っていましたが、“シェル・ビーチ”の絵葉書に記憶がフラッシュバックします。突然、シュレーバー博士からの電話で逃げるように指示された男は、傍らにある娼婦の死体を発見し一目散に部屋を出ます。ホテルから出る途中で、男は従業員から“マードックさん”と呼びかけられます。シュレーバーはマードックの主治医と偽り、妻エマから彼の行方を聞き出そうとします。マードックはエマの浮気が原因で、家を出ており行方不明です。エマはシュレーバーから、マードックが記憶喪失だと知らされます。殺人容疑者となったマードックは、警察と不気味なスキンヘッド集団から追われることになります。謎のスキンヘッド集団に遭遇したマードックは、身に覚えのない能力“チューン”を使って追手を撃退します。
ダークシティのネタバレあらすじ:再構築される人生と街
妻の事も思い出せないマードックは、バムステッド警部の追跡を逃れます。夜中12時。スキンヘッド集団により、マードック以外の人々は眠りに落ち、街が静止します。突如街が、不定形に歪みながら別の街に変貌していきます。マードックはシュレーバーがスキンヘッド集団を共に、再構築された街で眠った住人に新しい記憶を刷り込む現場を目撃します。スキンヘッド集団は、“チューン”を備えたマードックの追跡を開始します。
ダークシティのネタバレあらすじ:闇の中の真実
警察に拘留されたマードックはバムステッドに、記憶は刷り込まれたものだと話します。面会に来たエマにも、同じように話します。偽りに支配された街でマードックとエマは、互いを愛している感情は偽りではないと確信します。スキンヘッド集団の襲撃から逃走したマードックは、シュレーバー、バムステッド共にすべての鍵となる“シェル・ビーチ”へ向かいます。シュレーバーは真実を話します。マードックを追っているスキンヘッド集団、“ストレンジャー”と呼ばれる種族は絶滅の危機に瀕しており、我々を連れ去りここで街を作った彼らは、記憶と街を再構築し続け人間を観察していたのです。ストレンジャーは生き延びるため、人間の心を観察していたのです。記憶の刷り込みを拒否したマードックは、街を再構築する“チューン”という力が備わったのです。
ダークシティの結末:望むべき世界へ
“シェル・ビーチ”は見当たらず、3人は“シェル・ビーチ”のポスター前に辿り着きます。レンガの壁を叩き割った向こうは、漆黒の宇宙という驚愕の光景を目にします。ストレンジャーの人質となったエマの替わりに、連行されたマードックはシュレーバーに新たな記憶の刷り込みをされます。シュレーバーは、ストレンジャーに勝つ方法を記憶に刷り込んでいたのです。覚醒したマードックはストレンジャーを倒しますが、記憶の貯蔵が破壊されたためエマは別人格となってしまいます。マードックは己の力が続く限り、装置を使って望む世界に組み替えます。眩い太陽の光の中でマードックは、エマに新たな記憶を刷り込まれたアンナと再会します。そして二人は、“シェル・ビーチ”へと向かいます。
以上、映画ダークシティのあらすじと結末でした。
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