アバターの紹介:2009年アメリカ映画。アバターとは人造生命体に人の神経を繋いで操作できるようになった存在。「観るのではない、そこにいるのだ」 地球の理解を越える神秘を秘めた星、パンドラ。そこでは希少な鉱物アンオブタニウムを狙う地球人と原住民ナヴィたちの争いが行われていた。
監督:ジェームズ・キャメロン 出演:サム・ワーシントン(ジェイク・サリー)、ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)、シガーニー・ウィーヴァー(グレース・オーガスティン)、スティーヴン・ラング(マイルズ・クオリッチ大佐)、ミシェル・ロドリゲス(トゥルーディ・チャコン)、ほか
映画「アバター」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アバター」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アバターの予告編 動画
映画「アバター」解説
この解説記事には映画「アバター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アバターのネタバレあらすじ:起
戦争で下半身麻痺になった戦士ジェイクは新しい任務地へと向かっていた。そこは地球の理解を越える神秘に満ち溢れている惑星パンドラ。パンドラには希少な鉱物アンオブタニウムが存在しており、それを手に入れるため、地球人は原住民ナヴィと交渉していた。しかし交渉は難航し、しかも空気のないパンドラではマスクが必要な惑星の為、人間達はナヴィの遺伝子を利用し、ナヴィと同様な格好・体で遠隔操作が出来るアバターを開発し、その技術の向上で交渉は少しずつ前向きに動き始めていた。戦士であるジェイクに与えられた任務とは亡くなった双子の兄で科学者であった兄に代わりアバターを操る事だった。遺伝子が同じである彼にしか出来ない任務だった。
アバターのネタバレあらすじ:承
ジェイクはアバターに乗り移り、健全に動く両足を手に入れ、はしゃいでしまう。そして任務中に仲間とはぐれ、獣に襲われそうなところを原住民のネイティリに助けられる。最初は嫌悪感を覚えていたネイティリだったが、彼の前に彼らが神聖としている神木エイワの妖精が現れたので彼を村へ案内することにする。ネイティリは父で族長のエイトゥカンから一人前の戦士にする指導担当に任命される。そしてジェイクは人類から彼の生態やエイワの場所などについてより調べるように任命される。そして人類はその神木エイワの下に目的のものがある事を解明する。次第に友好関係を築けていたジェイクとネイティリだったが、そんな二人の前にエイワを破壊しようとする人間達が現れた。
アバターのネタバレあらすじ:転
ネイティリの指導により、この星で何が大切にされているのか、彼らの価値観を学んだジェイクは彼らに共感していく。そしてそんなひた向きなジェイクの姿勢にネイティリは次第に恋を抱き、そして二人は惹かれていく。そこへ現れたのが人類の戦闘機だった。爆撃によりエイワは倒され、族長も戦死し、ジェイクも反戦したが、ナヴィからも人類からも阻害されてしまう。ジェイクの話にずっと共感し、人類の横暴が許せなかったグレイス博士、そして兵隊のトゥルーディはこっそりアバターを持ち出し、別の研究所へ移動。そこで人類の横暴を止める手助けを始める。ナヴィ達の信用を取り戻したかったジェイクは伝説の巨鳥グレイト・レオノプテリックスを従えて、ナヴィ達に参戦すると断言し、ナヴィ達の信用を取り戻した。
アバターの結末
人類は戦闘機などの化学兵器を用いて、ナヴィ達の殲滅に向かいますが、ナヴィ達は槍や弓などの原始的な方法で応戦。勝ち目がない戦いに思われたが、ジェイクの奮闘もあり、人類を追い払う事に成功した。しかし、ジェイクの本体が眠るカプセルには軍隊のリーダー、マイルズが迫っていた。カプセルを破壊され、瀕死の状態だったジェイクを救ったのはネイティリだった。彼女は屋で軍隊長を倒し、見事ジェイクを救う事に成功した。負傷したグレイスを救おうとエイワの力を借りようとしたジェイクたちだったが、グレイスを助けることは出来なかった。そしてジェイクはエイワの力を借り、心も体もナヴィになることを決意し、この神秘の星パンドラで生活することを決断するのだった。
以上、映画アバターのあらすじと結末でした。
「アバター」感想・レビュー
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評価が高かったアバターですが、どこが面白かったのかよく分からないという少数派です。映像は確かに美しかったのですが、内容がポカホンタスの宇宙バージョン?という感じでまったく新鮮味がありませんでした。ハリウッド映画はどうしても男女の恋愛に持っていきたがる傾向にあり、これも例外ではありません。異種生物との交流の話がいつのまにか侵略者側である人間が先住民の長の娘と恋に落ちて、人間側と闘い先住民のライバルとも闘って長の信用を勝ち取り、長の娘と結ばれるって..どこかで聞いた話ですね。
せっかく宇宙という壮大な舞台なのに内容が浅かったのが惜しいです。 -
公開当時、映画館で観ました。3時間もあるとは知らず、3Dの迫力もあいまって疲労困憊した記憶が… それはさておき、まあ、さすがの映像美ですね。これはPCの画面で見てもあまり面白くないでしょう。ストーリーは特に何のひねりもなく、いかにもアメリカ人が好きそうな勧善懲悪もの。味方が実は一番の悪だった!っていう展開、最近多いですよね。まあこれだけ映像が凝った作品で、更に小難しいストーリーだったら誰もついていけないでしょうね。そういう意味ではさすがのキャメロン監督。
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アバターは面白すぎて、映画館に2回、その後DVDでも何回も見ました。子どもから大人まで楽しめる映画で、ストーリーもとてもわかりやすい。また映像もとてもきれい。ストーリーを楽しみながら、その映像にみとれてしまいます。また海外に行ったときにたまたまアバターがテレビで流れてて英語のみの放映で、英語が聞き取れない部分もあったが、逆にキャラクターの動きをじっくり集中してみると、より面白いことが分かった。こういう言い方は批判をあびるかもしれないが、邦画より洋画の方が何倍もすごいって改めて思った。
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この映画の真の問題提起は、最近の鬱ゲーム、あるいはなりきりオプチャにアバターを作成して
現実に戻れない人がいる事だと公開時に聞いたが、最近ようやく理解できる 。
アバターの微妙な身長がとても気に入りました。人間よりも少し背が高いのが良いと思います。またアバターの使用により、ジェイクが自由に歩き回る事が出来るシーンは印象的です。パンドラ星の世界観も素晴らしく、文句の付け様がありません。何事も力で解決しようとすると、ロクな事ないですよという警告もしっかり伝わってきました。