パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの紹介:2006年アメリカ映画。パイレーツオブカリビアン2作目。ジョニー・デップの代表作である人気海賊アドベンチャーシリーズの第2弾で、前作の戦いから3年後を舞台に、愛船ブラックパール号を取り戻したジャック・スパロウが、13年前に交わした「血の契約」を巡る戦いに巻き込まれていきます。
監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演者:ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)、オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)、キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)、ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ)、ステラン・スカルスガルド(ビル・ターナー)、ジャック・ダヴェンポート(ジェームズ・ノリントン)、トム・ホランダー(カトラー・ベケット)ほか
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストの予告編 動画
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト」解説
この解説記事には映画「パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パイレーツオブカリビアン2/デッドマンズ・チェストのネタバレあらすじ:起
海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が大海原に脱走してから3年。ウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)はめでたく婚約、結婚式を間近に控えていました。しかしある日、ウィルとエリザベスはジャックの逃亡を手助けした罪で逮捕されてしまいます。ウィルは東インド貿易会社の実力者カトラー・ベケット卿(トム・ホランダー)と取引し、ジャックの持つ「北を指していないコンパス」を奪い取ってくることを条件に仮釈放されます。ウィルはとある島でようやくジャックを見つけますが、ジャックは島の原住民から神として崇められており、住民の族長に仕立てられていました。しかも住民はジャックを肉体という名の監獄から解き放とうとしており、ウィルや船員たちは捕えられてしまいますが何とか脱出、ジャックも混乱に乗じて脱走します。ようやく本題に入ろうとするウィルに対して、ジャックはコンパスと引き換えに、ある鍵を探すことを手伝うよう要求します。この鍵とは、幽霊船「フライング・ダッチマン号」の船長で伝説の海賊、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)の心臓が入った小箱を開けるためのものであり、ベケット卿もまたその小箱の行方を追っていたのです。
パイレーツオブカリビアン2/デッドマンズ・チェストのネタバレあらすじ:承
ジャックとウィルは手掛かりを求めて、ジャックの知人である預言者ティア・ダルマ(ナオミ・ハリス)のもとを訪れ、デイヴィの秘密について話を聞きます。かつて海の女神カリプソに恋をしたデイヴィは、その愛の証として自らの心臓を抉り出して小箱に収め、その際に不死身の力を手にしたのだというのです。結局その恋実ることはなく、デイヴィはカリプソから死者の魂を天国に送るという使命を命じられたのですがそれを拒否したがために、デイヴィはタコの身体をもつ醜い姿に変えられてしまったのだということでした。鍵はデイヴィが肌身放さず持ち歩いているということで、ティアは海に出るなら「陸」を持っていけとジェックらに土の入った瓶を手渡します。ジャックが鍵を探すのには理由がありました。ジャックは13年前、ブラックパール号の船長になることと引き換えに、13年の契約が切れたら100年間フライング・ダッチマン号の船員として働かなければならないという「血の契約」を交わしていたのです。そして契約の期限は目前に迫っており、ジャックの掌には契約の終わりが近いことを示す黒い烙印が表れていたのです。契約を無効にするためにはデイヴィの心臓が必要でした。
パイレーツオブカリビアン2/デッドマンズ・チェストのネタバレあらすじ:転
ウィルは単身フライング・ダッチマン号に潜入しますがあっさり捕らえられてしまい、3日以内に100人の奴隷を連れて来ればジャックとの契約を反故にしてやるとデイヴィに持ちかけられます。フライング・ダッチマン号で働かされることになったウィルは、偶然にも死んだと思われていた父で伝説の海賊だったビル(ステラン・スカルスガルド)と再会を果たします。かつて死の危機に陥ったビルは、命欲しさにデイヴィと血の契約を交わしてしまい、それから長い年月の間見るも無惨な姿で働かされていたのです。ビルは、フライング・ダッチマン号で労働を強いられている他の船員たちもみな死への恐怖からデイヴィと契約したのだと言い、ウィルに早く逃げるよう促します。ウィルは偶然にもデイヴィが居眠りしているところに遭遇し、タコのような髭の中に鍵を発見、盗み出すことに成功します。一方、エリザベスは自力で脱獄に成功、ジャックと合流していました。ジャックはエリザベスに、デイヴィの心臓を見つけたらコンパスを渡すと約束します。ジャックとエリザベスはコンパスの導きにより、デイヴィの心臓が「十字架島」にあることを突き止めます。
パイレーツオブカリビアン2/デッドマンズ・チェストの結末
ジャックとエリザベスは十字架島に上陸、ウィルも鍵を持って島に辿り着きます。一方、鍵を奪われたことに気付いたデイヴィも後を追い、心臓の入った小箱を巡って三つ巴の争いを繰り広げます。争奪戦の末に小箱を手に入れたジャックは中からデイヴィの心臓を取り出し、土の入った瓶に隠しますが、数年前に提督の座を負われブラックパール号に船員として乗り込んでいたジェームズ・ノリントン(ステラン・スカルスガルド)に奪われてしまいます。ジャックはデイヴィの追跡をかわしながら島を脱出しますが、デイヴィは超巨大タコ「クラーケン」を召喚し、ブラックパール号を襲撃させます。乗組員が次々と脱出する中、クラーケンの狙いがジャック一人であることを悟ったエリザベスはジャックをマストの支柱に縛り付けて脱出します。エリザベスやウィルらは一命を取り留めましたが、ジャックはブラックパール号ごとクラーケンに飲み込まれ、海の底に沈んでいきました…。デイヴィの心臓を手に入れたノリントンは東インド貿易会社に行き、かつての地位と権力を取り戻すためベケット卿に取引を持ち掛けます。ウィルやブラックパール号の船員たちはティアの家に行き、ジャックとブラックパール号を取り戻す決意を新たにします。ティアはジャック奪還のためには7つの海を知り尽くした船長が必要だというと、船員らの前にペットの猿を連れた一人の男が現れました。俺の船はどうなったかと尋ねるその男は、3年前に死んだはずのヘクター・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)でした。
以上、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト (2006)」のあらすじと結末でした。
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2作目のデッドマンズ・チェストの面白さは周りの人間たちを巻き込んだ壮大なストーリー、と見せかけたジャックの盛大なうそをついて船と自分を守るという変わったストーリーです。
最終的には責任を取らされ船と共に沈んでいく姿は驚きです。
それでもジャックの策略によってディヴィジョーンズや政府の思いド通りには行かなかったのはジャックが頭が良いからですね。
デッドマンズチェストは続編ものを連続してみるとより楽しめておすすめです。