踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!の紹介:2003年日本映画。「踊る大捜査線シリーズ」の第2弾の映画作品であり、シリーズ最大のヒットと高い評価を得た映画作品です。エンターテイメント作品としても見所が多く、且つメッセージ性も高いので見応えがあります。シリーズで重要な役どころの人は全員出演しており、ゲストも豪華です。「レインボーブリッジ、封鎖できません!」は前回の「事件は会議室で起きているんじゃない、現場でおきているんだ!」という決め台詞と同様有名になりました。「世代交代」、「仲間とは、組織とは?」、「仕事に対する姿勢」、「お飾りとして扱われた女性の意固地さ」などが映画をとうして感じることが出来ます。
監督: 本広克行 出演者: 織田裕二(青島俊作)、いかりや長介(和久平八郎)、深津絵里(恩田すみれ)、ユースケサンタマリア(真下正義)、水野美紀(柏木雪乃)、柳葉敏郎(室井慎次)、沖田仁美(真矢みき)ほか
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!の予告編 動画
映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」解説
この解説記事には映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のネタバレあらすじ:忙しい湾岸署
湾岸署と本庁合同でテロ対策訓練がお台場の港で行われます。犯人テログループとして湾岸署の面々が役をこなすことになりますが、本気になってしまった主人公の青島は、テログループリーダー役を全力で演じてしまいSATに勝ってしまいます。悪目立ちした青島は本庁に睨まれてしまいます。その後湾岸署では30代の男が蜘蛛の巣に縛られたような姿で殺される事件が起きます。また、スリ事件、女性噛みつき事件など、事件がてんこ盛りで湾岸署員は忙しく働く毎日となります。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のネタバレあらすじ:女帝登場
蜘蛛の巣事件は他に被害者が増えて、本庁との合同捜査になります。青島達は忙しい中、本庁の面々をお迎えする準備に駆り出されます。そして本庁からやってきたのは女帝のような鼻持ちならない女性の管理官、沖田管理官でした。彼女は湾岸署員を捜査に加えさせず馬鹿にして女帝のように振る舞います。加えて室井管理官がお付きのように沖田管理官に言いように扱われているのを見て、青島は憤ります。そんな青島に沖田は、「事件は会議室で起きてるのよ」と青島のことを全面否定します。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のネタバレあらすじ:秘密の部屋
青島は女帝を気にせず、湾岸署達とスリ事件と噛みつき事件の捜査にあたります。一方、人員が足りなくなってきた沖田は室井に湾岸署から口の硬い捜査員を二人用意するようにいます。室井は青島とスミレを連れて行きます。自分の捜査が忙しいと文句を言う二人に、他の捜査はしなくて良いと沖田は吐き捨てるように言います。同じ女性ながら事件に優劣を付ける沖田にスミレは反感を抱きますが言われるがままある場所に案内されます。そこは本庁が作った秘密の部屋でカメラで国民全体を監視している部屋でした。プライバシーの侵害だと憤る青島とスミレに、事件を解決するためと言い放ち沖田は出て行きます。結局、その監視室で蜘蛛の巣事件の犯人と見られるものを見つける仕事をすることになります。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のネタバレあらすじ:監視カメラチェック
監視カメラをチェックしていた青島とスミレはそれぞれに、噛みつき事件そスリ事件の犯人達を見つけます。部屋を飛び出し捜査にあたりますがどちらもすんでのところで犯人に逃げられます。事の顛末を聞いた沖田は怒り、室井に責任を押し付け彼に代わりに監視カメラをチェックさせ、青島とスミレに次のターゲットになりそうなある会社の女性秘書の警護に当たらせます。女性秘書には蜘蛛の巣事件の第2の事件を目撃しており、脅迫状が届いていました。沖田の言いなりの室井を青島は情けないと責めます。しかし室井は沖田は本庁のお飾りにされた可哀想な女性であると言います。青島とスミレは女性の警護にあたりますが、なぜその女性が狙われるようになったかについて、関連会社の大幅なリストラ事件が関連していると気づきます。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!のネタバレあらすじ:スミレ刺される
女性の警護中、スミレはスリ事件の犯人達を確保します。犯人達は家族で父親がリストラされ止むなしにスリを働いていました。蜘蛛の巣事件では犯人グループが湾岸署に連絡をしてきます。犯人達は警察を挑発してきます。その犯人と沖田が話しをしますが、沖田の態度から交渉が失敗してしまいます。そこで本庁から、かつて青島の後輩だった真下が交渉人として登場します。真下の交渉から犯人グループはやはり大手企業をリストラされた人々で構成されていました。犯人の居場所を突き止めた本庁は、レインボーブリッジを封鎖して、犯人達を閉じ込める作戦に出ますが、レインボーブリッジはいろんな管轄の利権が絡んでおり封鎖はできない状態となります。沖田の指示で、湾岸署員をその犯人達のいるグループに配備します。その時に噛みつき犯に被害に遭っている女性に偶然出くわした青島は、犯人に頭を殴られてしまいます。沖田は会議室で現場の指揮にあたりますが、犯人グループが女の子を人質にとる予想外の行動を取り、錯乱した沖田は適切な指示を出せませんでした。スミレは犯人確保の時に女の子を守るため、身を呈して刺されてしまいます。犯人には逃げられ、スミレが重症を負ってしまいます。
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!の結末:犯人確保
室井の機転によりスミレはすぐに病院に搬送され命が助かります。すっかり自信をなくした沖田は、冷静な判断が出来なくなり、湾岸署に無理なり命令を出しますが、和久さんは「もうあんたの言う事なんか聞いてられない」と言い、湾岸署員達は一丸となって捜査に取り組み、青島が中心となり、犯人グループを捕まえることが出来ます。沖田は事件の指揮の失敗を負って、しばらく裏方にまわることになります。そして青島は犯人確保の功績が讃えられ、本庁で表彰を受けることになりますが、青島は表彰には出席せず、退院したスミレと犯人の証拠確保に奔走していました。室井は出席しなかった青島を一人笑いながら、秋田弁でエールを送ります。
以上、「踊る大捜査 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」のあらすじと結末でした。
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