奇跡の旅の紹介:1993年アメリカ映画。母が再婚したボブの仕事の都合で、しばらくの間は友人であるケイトに預けられる3匹の動物達がいた。その動物達は、ゴールデン・レトリバーで老犬の「シャドウ」、そしてわんぱくで元気なアメリカン・ブルドッグの「チャンス」、紅一点メスのヒマラヤンの「サシー」。3匹は元居た家に帰ろうとケイトの家を逃げ出し、遥か遠くの自宅を目指し冒険の旅が始まる。
監督:デュウェイン・ダンハム 出演:ケヴィン・チェヴァリア、ロバート・ヘイズ、キム・グライスト、(ブルドッグ犬のチャンス) マイケル・J・フォックス、(猫のサシー)サリー・フィールド、(ゴールデン・レトリバー犬のシャドウ) ドン・アメチーほか
映画「奇跡の旅」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「奇跡の旅」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「奇跡の旅」解説
この解説記事には映画「奇跡の旅」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
奇跡の旅のネタバレあらすじ【3匹の動物たちの紹介】
長男ピーターの愛犬で老犬ではあるが、とても賢く大人しく優しい性格、ピーターの事をこよなく愛し、犬とは飼い主に忠実でなくてはいけないといつもピーターの事を一番に考えているゴールデン・レトリバーの「シャドウ」。次男ジェイミーの愛犬は若くてやんちゃ、食いしん坊でお調子者しかし捨て犬だったという過去のあり、人間の事を信用していないメリカン・ブルドッグの「チャンス」。長女ホープの愛猫は、いつもクールで汚らしい事が大嫌い、「チャンス」の事をいつも馬鹿にしているヒマラヤンの「サシー」の三匹。
奇跡の旅のネタバレあらすじ【動物達との別れ】
母ローラの再婚相手ボブの仕事の都合でしばらくの間、子供達三人とシャドウ達は離れ離れに過ごさなければいけなくなった。子供達は悲しみ嫌がりますが少しの間だけ、また都会は動物達にとってゴミゴミした狭い場所だからと、説得され仕方なく自宅から遠く離れた牧場をやっている友人のケイトに預ける事となったのです。ピーターはチャンスに、「来週、必ず会いに来るから」「待っていて」と言います、シャドウは何だか分からないが悲しい気持ちになる。自分達を置いてピーター達の車が行ってしまい、ケイトの家に置いてきぼりにされたシャドウは何が何だか分かりません。
奇跡の旅のネタバレあらすじ【冒険の始まり】
何日経っても迎えに来ない飼い主に「おかしい、ピーターに何かあったのでは」と心配し始めるシャドウが、「家に戻る」と言い始めシャドウは網を飛び越えて行ってしまう、仕方なく他の2匹もシャドウの後をついて荒野へと旅立つ。遥か彼方の家を目指し山脈を越えなければいけない、過酷の旅となる事を3匹はまだ知らない。最初は仲の悪かった3匹でしたが、旅を続けていく中で、クマやピューマに襲われ協力し危険から逃れたり、また川に流され瀕死の状態だった所をおじいさんに助けられ生き延び元気になった所に、シャドウとチャンスが現れ感動の再会を果たす。旅を続けるうちに仲良くなり、憎まれ口を叩きながらも絆や結束力が強くなる3匹。
奇跡の旅のネタバレあらすじ【捜索願】
その頃、農場から3匹が逃げ出し行方不明になっている事を知った子供達は心配で溜まらない。そんな中、新しい父ボブが3匹のビラを作り捜索願以来してくれていた事を知り、子供達がボブに心を開きだす。3匹達は協力し合いながら飼い主の元へと急いでいた、その時迷子になった女の子を見つけ助ける3匹であったが、女の子を保護した捜査隊の一人が、ビラの3匹だと気づき動物保護センターへと連れて行き、家族に連絡をする。しかし、そこが保健所で自分たちは殺されてしまうと感じた3匹は、一家が到着する少し前に共同し合い逃げ出してしまう。
奇跡の旅のネタバレあらすじ【最後の試練】
何とか山を越えた3匹が山の上から見た景色は、懐かしい街並みだった。やっと帰ってきた3匹は急いで家を目指すのだが、その時シャドウの歩き始めた板が腐っており深い泥沼へと落ちてしまい這い上がれなくなってしまう。何とか助けようとするが、泥で滑ってなかなか上がれない、するとシャドウは「私は年だしもうダメだ」と諦めてしまうが、チャンスは「あんたがここまで連れてきてくれた、一緒に帰ろう」と説得するが自分の限界を知ったシャドウはうずくまって動かなくなってしまう。
奇跡の旅の結末【再会の時】
それから何日かし、我が家に戻ってきていた一家であったが、そこにはシャドウ達の姿は無かったのである。すっかり打ち解けた父ボブと庭で遊ぶ子供達、その時犬の鳴き声が遠くから聞こえる。最初に現れたのはチャンス、シャドウの教えの中で家族というものの尊さを知ったチャンスは大好きなジェイミーの元に駆け寄り、じゃれ合うのであった。そんな中次に現れたのが猫のサシーだった、家族は驚き喜び合っていたのだがシャドウだけは現れない。「歳だから仕方ない」と諦めるピーターが家に入ろうとすると、そこに傷ついた足を引きずりながらシャドウが現れる。最後まで飼い主を信じ待っていてくれると信じていたシャドは、チャンス、サシーを無事飼い主の元へと導き、そして自分もピーターの元へと戻り感動の再会を果たした。
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