ジュラシック・ワールドの紹介:2015年アメリカ映画。スティーブン・スピルバーグ監督が手掛けた大ヒット映画、ジュラシックパーク4作目『ジュラシック・ワールド』。体感型の映画でもあるジュラシックワールドは、映画の代名詞でもあるジュラシックパークシリーズの新たな続編として制作され、興行成績の世界記録を打ち立てるなど大ヒットを記録。前作のジュラシックパーク3から14年ぶりの新作で、スピルバーグは製作総指揮を担当した。2018年にはジュラシックワールド2作目のアメリカ公開が予定されている。
監督:コリン・トレボロウ 出演:クリス・プラット(オーウェン)、ブライス・ダラス・ハワード(クレア)、ビンセント・ドノフリオ(ホスキンス)、タイ・シンプキンス(グレイ)、ニック・ロビンソン(ザック)ほか
映画「ジュラシックワールド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジュラシックワールド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジュラシックワールドの予告編 動画
映画「ジュラシックワールド」解説
この解説記事には映画「ジュラシックワールド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:1.新たなテーマパーク
ジュラシックパークで起こった事件から22年後、パーク一帯の島はイスラヌブラと呼ばれる会社が購入し、新たな完全テーマパーク「ジュラシックワールド」として再建を果たし、1日に2万人を超える人が来場する世界でも人気のテーマパークとして生まれ変わっていました。兄弟のザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)は叔母であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)がジュラシックワールドの主任を務めているために、旅行を兼ねて尋ねることになりました。ジュラシックワールドに入った彼らは、壮大な広さに興奮をします。クレアは彼らの案内をしたいと思っていましたが、スポンサーの扱いなどで多忙で、それどころではありませんでした。彼女は代わりにアシスタントを彼らに付けます。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:2.遺伝子操作の恐竜
ジュラシックワールドの中では、遺伝子学者であるウー博士(B・D・ウォン)のもと、驚異的な遺伝子操作で新型の恐竜を作っていました。その一つが隔離エリアで飼育されているインドミナレックスと呼ばれる恐竜でした。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:3.飼育員オーウェン
ジュラシックワールドの中で、恐竜の飼育員であるオーウェン(クリス・プラット)は、4つのラプターを懐かせていました。しかし、このラプターを軍事利用しようと企むパーク警備主任は、オーウェンと対立をします。「ジュラシックワールド」のオーナーであるサイモンは飼育員であるオーウェンにインドミナス・レックスの凄さを見せつけますが、恐竜は姿を隠していました。オーウェンは特定の知能があるインドミナス・レックスを脅威とみなし、主任のクレアに警告します。そして案の定、オーウェンは姿を見せないインドミナス・レックスが、区域から脱出したことを突き止めます。そしてオーウェンが区域に入ると、姿を現したインドミナス・レックス、オーウェンは必死になって区域から脱出をします。インドミナス・レックスは人間に逃げたと思わせて区域で姿を現し、捕食をしようとしていたのでした。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:4.インドミナス・レックス捕獲作戦
その後、インドミナス・レックスは島の奥へと逃げます。この事態に危機を感じた警備主任は、特殊部隊を島の奥に投入し、インドミナス・レックスを捜い索します。しかし、兵士たちは周囲にカモフラージュしていたインドミナス・レックスに気づかず、全員がインドミナス・レックスの餌食になってしまいます。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:5.逃避行
一方、ザックとグレイ兄弟は、禁止区域の中に入ります。すると彼らの前にインドミナス・レックスが現れ、彼らは必死になって逃亡、滝の下へと落ちます。そして彼らは旧施設の中へ入り、保管してあったジープを起動させると、無事にパーク施設の中へと帰還します。その頃、オーウェンとクレアは、彼らを取り戻すために、「ジュラシックワールド」内へと入ります。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:6.大混乱
そんな中、兵士はインドミナス・レックスを追跡するためにヘリコプターを使いますが、ヘリコプターはディモルフォドンやプテラノドンなど翼竜の施設へと墜落、壊れた窓から大量の翼竜がパークへ向けて飛び立ちます。翼竜はパーク内の人々を襲い、アシスタントも殺されてしまいます。パーク内にオーウェンとクレアが戻ると、ザックとグレイ兄弟を発見し、行動を共にします。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ:7.ラプター計画
警備主任は以前から兵器として考えていたラプター(ヴェロキラプトル)を、インドミナス・レックス捕獲作戦に使おうと考えます。この方法にオーウェンも従うことになり、オーウェンはラプターを操ってインドミナス・レックスを探します。ついにインドミナス・レックスを探し出した彼らでしたが、ラプターとインドミナス・レックスが交信を始めて、人間を襲いだします。やがてパーク内に入り、オーウェンやクレア、兄弟たちは必死になって逃げます。警備主任は、ラプターにより殺されてしまいます。ウー博士は、どさくさに紛れて自分の研究成果をしまうと、ヘリコプターに乗り、島を後にします。
ジュラシックワールドの結末
外ではラプターがオーウェンたちを襲っていましたが、オーウェンはラプターを再び調教することに成功し、ラプターは小さい体でインドミナス・レックスを攻撃します。だんだんとやられていくラプター。その時、クレアは危険を承知でパークに隔離されているT-REX(ティラノサウルス・レックス)をおびき寄せると、T-REXはインドミナス・レックスと戦いを開始します。巨大恐竜同士の戦いは、T-REXの勝利に終わります。湖に近づいたインドミナス・レックスが、湖に生息する巨大恐竜、モササウルスによって食われたのです。全てが終わり、生き残った人々は救助され、兄弟たちは無事に両親と再会を果たし、オーウェンとクレアは抱き合います。誰もいなくなった「ジュラシックワールド」では、T-REXが咆哮をあげていました。
以上、映画ジュラシックワールドのあらすじと結末でした。
続編「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のネタバレあらすじはこちら。
続編「ジュラシック・ワールド/炎の王国」について
ジュラシックパークシリーズの5作目となる、ジュラシックワールド2作目(続編)の制作が決定しており、題名は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。クリス・プラット(オーウェン)とブライス・ダラス・ハワード(クレア)が引き続き主演を演じる。また、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』以来、21年ぶり数学者のマルコム博士がジュラシックパークシリーズに復帰する。全米公開は2018年6月22日を予定しており、日本は2018年7月13日に公開。
ジュラシックワールドの撮影地・ロケ地
ジュラシックワールドのパーク内でのシーンは、過去のジュラシックパークシリーズと同様、ハワイのオアフ島やカウアイ島がロケ地として撮影が行われました。その他、アメリカにある廃墟となった遊園地、シックスフラッグス・ニューオーリンズでも撮影が行われました。この場所は2005年の巨大ハリケーン「カトリーナ」による大きな被害を受けた場所で、廃墟と化した場所として有名です。
「ジュラシックワールド」感想・レビュー
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まずは、恐竜を見せるテーマパーク、ジュラシック・ワールドを舞台にした映画と言うことで、夏休み映画にはもってこいの、エンターテインメント性の高い映画でした。オーウェンとクレアがパニックに時にくっつくのもパニック映画のお決まりでニヤリ。最後、恐竜をやっつけたものの、翼竜だけは捕まえられず野放しだったので、怖いな~とその後が気になりました。飛ぶものが苦手なので、翼竜大暴れのシーンは本当に怖かったです。
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ジュラシックパークシリーズ大好きです!特に、最後のティラノサウルスとインドミナスレックスのバトルが迫力満点でした。何度見ても良い映画だと思います
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ジュラシック・パークシリーズ中、最もテンポよく、一気に観られる作品だと思います。遺伝子操作から生まれた新種の恐竜やラプトルと人間の絆といった、深いテーマを盛り込みながら、頭を空っぽにして楽しめる最高の娯楽映画です。
ピンヒールでジャングルを駆け回るヒロイン、この人絶対死んじゃうぞ…と思わせておいてやっぱり死んじゃう登場人物、なぜか必ず最後に結ばれる主人公とヒロイン、などなど、ハリウッド映画のお約束てんこ盛りですが、それがまた楽しさを倍増させています。
新種の恐竜が意外とずるい性格をしている所が気に入っています。ラプター達を騙して仲間にしたり、裏切って戦ったりと、本当にラプターの賢さが受け継がれていて好きです。オーウェンとブルーの絆は恐竜好きにはたまらないものがあります。ラプター達がとにかく怖可愛いです。