猛吹雪の死闘の紹介:1959年日本映画。雪崩で恋人を失った元オリンピック スキー選手の粕谷五郎が、雪山に迷い込んできた三人の宝石強盗を相手に死闘を繰り広げる山岳活劇作品。
監督 :石井輝男 出演:宇津井健、三原葉子、菅原文太、大友純、宗方祐二、星輝美、小森敏、村山京司ほか
映画「猛吹雪の死闘」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「猛吹雪の死闘」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「猛吹雪の死闘」解説
この解説記事には映画「猛吹雪の死闘」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
猛吹雪の死闘のネタバレあらすじ1
元オリンピック スキー選手の粕谷五郎(宇津井健)は雪山で一人、遭難防止のため山小屋で暮らしている。彼は過去、スキー中に雪崩でフィアンセである千代子を失っていたのだ。ある時、五郎が登山口にあるスキーハウス「麓」で過ごしていたところ、4人の人物から山越えの案内を依頼される。男三人に女一人という奇妙な取り合わせの集団に、「そんな軽装では山越えなんかできない」と断るも、昭子と名乗るが千代子に瓜二つなのを見て呆然とする。4人を置いてスキーハウスの一人娘 千春を連れ立って山小屋へ帰還する五郎だったが、途中4人が後をつけているのに気がつき、致し方なく山小屋まで案内する。
猛吹雪の死闘のネタバレあらすじ2
翌朝、姿を消す昭子。一人での行動は危険であると後を追う五郎。崖下で凍死寸前であった昭子から、あの男三人は宝石強盗で、自分は逃避行の道連れにされたのだと聞く。このままふもとへ逃げようという昭子に言われたが、五郎は千春の身を案じて山小屋に戻る。拳銃をつきつけ、山越えを強要する男たちを引き連れ過酷な山越えに挑むが、途中男たちは仲間割れし一人が死ぬ。一行はふもとまで五キロと書いてある道標にまでたどり付く。道案内もこれまでと、男たちは五郎に拳銃をつきつけるが、昭子の機転で無事。男たちは断崖に墜落した。千春の急報で駈けつけた捜索隊によって、重傷を負った二人は逮捕された。五郎と女2人を連れて山頂に登り、朝日が昇った山々に向って喜びの凱歌を上げる。
猛吹雪の死闘について
若き日の宇津井健と菅原文太が溌剌とした演技を見せてくれます。とくに目立つのが菅原文太。後年のようなシブみは感じられませんが、そこはそれ、若い息吹と存在感を存分に味あわせてくれます。石津健介率いるVAN(当時最先端のファッションブランド)が全面協力したファッションセンスも見ものです。
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