ゾンゲリアの紹介:1981年アメリカ映画。テキサスの田舎町で死んだはずの人間が生きているという情報があり、警官のダンは調査をはじめました。そして葬儀屋が怪しいとにらんだダンは・・・という話です。ゾンビ映画風ですが内容はサスペンススリラーです。
監督:ゲイリー・A・シャーマン 出演者:ジェームズ・ファレンティーノ(ダン)、メロディ・アンダーソン(ジャネット)、ジャック・アルバートソン(ドップス)、デニス・レッドフィールド(ロン)、ナンシー・ロック・ハウザー(リンダ)ほか
映画「ゾンゲリア」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゾンゲリア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ゾンゲリア」解説
この解説記事には映画「ゾンゲリア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゾンゲリアのネタバレあらすじ:起
港町でシャッターを切る青年フレディがいました。色んな風景を撮影していると地元の若い女リサがやって来て彼を誘いました。港の船置場に誘いこんだ女性をフレディは夢中でシャッターを切ります。その時男たちが現れました。フレディを網で縛り、オイルをかけられ火を放ちました。燃え上がるフレディの叫び声が響きました。その夜道路に焼けた車が横転していました。中には焼けた青年が乗っていました。火をつけた青年を事故に見せかけたのでした。警官のダンが調べていると葬儀屋ドップスがやって来て死体を調べようとしたとき男は突然叫びました。まだ生きていたのです。
ゾンゲリアのネタバレあらすじ:承
男は生きているといっても、こん睡状態でした。ダンが調べた結果外部の人間でした。その夜殺人事件が起きました。殺害されたのはこの町に漁でやってきた漁師でした。焼かれた男と同じように女と多くの男がいました。翌日ダンは葬儀屋を訪ねました。そこには助手のジミーがいました。ジミーは昨晩の殺害現場にいた若者です。ダンの訪問に怯えていましたが、ダンはまだ殺人事件のことは知りませんでした。一方ドップスは音楽を流し、音楽教師だった夫人の遺体を綺麗に修復しています。そのころ港に殺害された死体があると言う連絡に漁師の札事件を知ったダンでした。
ゾンゲリアのネタバレあらすじ:転
ダンは焼かれた青年の身元を探るため街に唯一ある宿を訪ねました。経営者のベンはわからないといい、君の妻が知っているかもしれないと言いました。家に帰ったダンは妻のジャネットに話しました。ジャネットは知っていました。学校の教師であるジャネットは焼かれた男ジョージ・ルモインに勉強に使う写真の機材を売ってもらったのでした。翌日偶然会った学校の校長にこの話をすると、校長はそんあ機材は無いといいます。そのころ焼かれた男の意識が戻ったと言う連絡に病院へ向かいました。通路で待っているとこの男を誘惑したリサが白衣をきて病室に入って行きました。包帯の中からのぞいている目玉に注射を突き刺し殺害しました。小さな港町で起こった2件の殺人事件にダンは滅入っていました。その後旅行に来た一家がガソリンスタンドに行くと死んだはずのルモインがいました。そして家族は車をぶつけ困っていると街の男たちが来て殺されました。そして再び惨劇が起きました。少女がヒッチハイクをしてトラックに乗りました。運転手は殺された漁師でした。そして少女は男たちに顔をつぶされ殺されました。その死体を受け取った葬儀屋ドップスは嬉しそうに彼女を綺麗に修復しました。
ゾンゲリアの結末
何もかもわからなくなったダンは葬儀屋のドップスを疑いました。ドップスのところに行くと、ドップスは真相を教えてやると映写機を回し始めました。街の人間が殺人を犯しています。ドップスの話では町の住人、そしてジャネットもすでに死んでいて、ドップスが修復して生き返らせているのだと言います。体が崩れて来ると、ドップスの所に来て修復するのだと言います。その時ジャネットが修復の為にやって来ました。その時フィルムはジャネットが殺人を犯しているシーンに変わりました。怒りに燃えたダンはドップスに発砲しました。逃げるドップスを追ってジャネットが出てゆきました。追いかけるとジャネットは墓穴で寝ていました。私を埋めてというジャネットをダンは埋めました。そして葬儀屋に戻ったダンが映写機の画面を見ました。ジャネットが殺していたのは自分でした。ダンも死んでいたのです。泣き叫ぶダンの顔と手が崩れかかっていました。
決して残酷描写が売りのゾンビ映画ではなく,本来の死者をよみがえらせて働かせるということを忠実にやっていて,それをサスペンス仕立てで味付けし,さらにどんでん返しまであるという佳作になっている。大好きです。のちに大ヒットした,N・Ⅿ・S監督の,元ネタではと思わせる,おちはすごいいと思います。