レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~の紹介:2016年フランス,ベルギー映画。オスカー・ワイルドの「カンタヴィルの亡霊」をベースに作られた作品。とてもコミカルで面白おかしい内容に美しいCGが加わり、お城での亡霊との生活もいいのではないかと思わせるような楽しい作品です。
監督:ヤン・サミュエル 出演者:オドレイ・フルーロ(エリナー・ド・カンタヴィル)、ミカエル・ユーン(グレイルム)、ジュリアン・フリソン(エルワン)、マチルド・ダフェ(ヴァージニア)
映画「レジェンド・オブ・ゴースト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レジェンド・オブ・ゴースト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
『レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~』の予告編 動画
映画「レジェンド・オブ・ゴースト」解説
この解説記事には映画「レジェンド・オブ・ゴースト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
『レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~』のネタバレあらすじ:起
18世紀。ブルターニュにあるお城の城主、エリナー・ド・カンタヴィルは求婚する男性たちを次々と倒してしまう女剣士でした。しかし、ゴーヴァンの呪いによりこの世をさまようことになったエリナーでした。
エリナーは亡霊となり、この城に人を寄せ付けないようにこの城を守っていました。2016年、亡霊の棲む家としてこの城を探索するカンタヴィルの子孫であるエルワン。彼が調査をしているとこの城にパリから引っ越してきた家族がやってきました。エリナーはエルワンもヴァージニア一家もここにこさせないように召使のグレイルムと一緒に亡霊らしく怖がらせ、この城から追い出そうとします。
『レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~』のネタバレあらすじ:承
しかし、子どもたちも大人もエリナーとグレイルムを全く怖がりません。この城から出て行かないこの家族たちと一緒に生活を始める亡霊たちでした。女優を目指すヴァージニアは、パリに戻ることを懇願していました。家族はこの城が気に入って離れようとしませんでした。 そこで彼女はエリナーと手を組んで家族を怖がらせ、この城から出て行く作戦を決行するのでした。
『レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~』のネタバレあらすじ:転
エリナーにかけられた呪い、「カンタヴィルは決しておそれない。1粒の涙が呪いを解く」この呪いを解かないとエリナーはこの世から消えることはできないのでした。そして、夜中12時に彼女が自殺した崖から飛び降りないと実際の年齢287歳の亡霊になってしまいます。彼女はいつも決まった時間に飛び降り、美しさを保っているのでした。この呪いをかけたゴーヴァンはエリナーの婚約者でした。 感情を持たないエリナーは泣くこともできませんでした。そこで「カンタヴィル」の子孫であるエルワンを使い、涙を流す作戦に出ます。エリナーと同じように恋をさせ、涙を流す作戦でした。
『レジェンド・オブ・ゴースト ~カンタヴィル城と秘密の部屋~』の結末
エリナーは12時に飛び降りることを拒みました。彼女はみるみる老婆へと変わっていきました。その姿を見たエルワンは彼女の期待に応えられなかった自分のせいだと感じ悲しくなり、一粒の涙が彼女にかかり、彼女は元の美しい女性に戻りました。しかし、エリナーは成仏することはできませんでした。悲しくなったエルワンは今度は自分が…と、崖から飛び降りようとしました。その姿をみたエリナーはついに涙を流すのでした。すると、エリナーは成仏することができました。エリナーはエルワンにペンダントをプレゼントします。決して手放さないようにといい、成仏してゆきました。 しかし、エルワンはその約束を破り、そのペンダントをヴァージニアにプレゼントしました。なぜ、約束を破ったのか。それは、またエリナーをこの世に復活させたかったからなのでした。
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