ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛の紹介:2008年アメリカ映画。C・S・ルイスの児童文学であるナルニア国物語(原題:The Chronicles of Narnia)を映画化したシリーズ2作目。ナルニアの土着の民ではなくテルマール人という人間たちがナルニアの土地を治めている時代。カスピアン王子は伯父ミラースの陰謀によって殺害されそうになり、知人の博士の助けを借りて森へと逃げる。しかしそこにはかつて祖先たちが絶滅させたはずのナルニア人たちが息をひそめて暮らしていた…。
監督:アンドリュー・アダムソン 出演:ジョージー・ヘンリー(ルーシー・ペベンシー)、スキャンダー・ケインズ(エドマンド・ペベンシー)、ウィリアム・モーズリー(ピーター・ペベンシー)、アナ・ポップルウェル(スーザン・ペベンシー)、ベン・バーンズ(カスピアン王子)、ピーター・ディンクレイジ(トランプキン)ほか
映画「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛の予告編 動画
映画「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」解説
この解説記事には映画「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛のネタバレあらすじ:起
ナルニアの土地はテルマール人という人間たちによって統治されていました。王位継承第1位のカスピアン王子(ベン・バーンズ)はついに伯父ミラース(セルジオ・カステリット)によってある夜、暗殺されそうになります。ミラースに跡取りが生まれたのです。事態を察知したコルネリウス博士から受け取った角笛を懐に、王子は森へと逃げ延びます。そこにはテルマール人が絶滅させたナルニア人の小人の男たちがいるではありませんか。王子は角笛を勢いよく吹きました。驚いた小人たちは王子を殴り、彼は意識を失ってしまいます。
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛のネタバレあらすじ:承
所は変わりロンドン。ペベンシー家の兄弟たちはナルニアを思い出しつつも、一度は大人になった経験を忘れることができずにいました。4人が地下鉄で電車を待っていると、強い風が吹き、構内のレンガがはげていきます。末の妹ルーシーの「ナルニアだ!」という言葉のとおり、4人は再びナルニアにやってきたのでした。しかし木々は笑わず、人々の姿は見えません。4人がかつてのケア・パラベル城で武器や衣服を調達すると、人間が今にも小人を川に突き落とそうとするのを目撃します。小人のトランプキンを無事に救助し、話を聞くと、ナルニアの土地は野蛮な人間たちに奪われたことがわかりました。
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛のネタバレあらすじ:転
その頃、目を覚ましたカスピアン王子はアナグマやケンタウロス、フォーンなどナルニア人を前にし驚愕していました。彼はナルニア人たちに伯父を打倒するのを助けてくれればナルニアの土地を返還すると提案。彼らは要求を飲むことにしました。一方、ルーシーがナルニアの王アスランを見たと言うも、他の4人は信じてくれません。それでも、角笛で彼らを呼び寄せたカスピアン王子とようやく出会い、他のナルニア人たちとも合流することができました。王子と兄弟たちは城下町に侵入し、ミラースを倒すため奇襲作戦を仕掛けることにします。ところが慢心が災いし、5人は多くの犠牲を出して敗北を喫します。これ以上犠牲を出すわけにいかないと思っていたところ、王子の隙につけ込み、白い魔女を蘇らせようとニカブリクという小人が画策します。すんでのところで魔女の虚像を倒し、5人は我に返ります。
ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛の結末
伯父ミラースはナルニア人が野蛮だとでっち上げ、カスピアン王子と一緒に一掃してしまおうと企んでいました。他の領主から借りた兵士とともに押し寄せ、打倒するつもりでしたが、逆にピーターから一騎打ちでひとえに決めてしまおうと提案され、乗ることに。ピーターもミラースも酷い怪我を負い、とどめはカスピアン王子がさすことになりましたが、彼はミラースに恩赦を与え、生きながらえることを赦しました。ところがミラースの家臣が彼の脇腹をスーザンの矢で刺殺したのです。家臣はナルニア人がやったと煽り、兵士たちが侵攻してきました。そのころルーシーは自分の夢を頼りにアスランを探しに行きました。追手が迫る中、聞き覚えのある雄叫びが!アスランが現れました。ナルニア人たちの反撃開始です。眠っていた木々がテルマール人たちを捕らえ、河の精霊が橋をなぎ倒してしまいました。こうしてテルマール人たちはナルニアの占領を止めました。アスランの手引きで4人はロンドンへ戻り、彼らの日常が再び始まるのでした。
以上、ナルニア国物語(第2章 カスピアン王子の角笛)のあらすじと結末でした。
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