映画「バタリアン リターンズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バタリアン リターンズの紹介：1993年アメリカ映画。バタリアンシリーズ３作目です。大切な恋人を死なせてしまったカートは父親の勤務する軍の施設で開発された死体蘇生用薬品を使って彼女を蘇生します。しかし蘇生した彼女は人を見ると食いたくなるゾンビになってしまいました。ゾンビになった彼女との悲しい恋の逃避行をする物語です。２作目までのコメディ路線っとうって変わり、シリアスな内容となっています。
監督：ブライアン・ユズナ 出演者：J・トレヴァー・エドモンド（カート・レイノルズ）、ミンディ・クラーク（ジュリー・ウォーカー）、ケント・マッコード（ジョン・レイノルズ）、
サラ・ダグラス（シンクレア）、ジェームズ・T・キャラハン（ペック）、アビゲイル・レンツ（ミンディ）、サル・ロペス（フィリップ）ほか
この解説記事には映画「バタリアン リターンズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
軍の施設ではカートの父親ジョンが紹介された女研究員シンクレアに死者が蘇るトライオキシンという薬品を使った実験を見せています。息子のカートは彼女のジュリーとバイクに乗り父のいる軍の施設に忍び込んでいました。この実験はゾンビを戦争の兵器に使おうと言うものでした。この実験をカートらも覗き見していました。興奮した二人は施設を抜け出しました。一方額に薬を撃ちこんで再び死んだはずのゾンビが突然蘇りました。部屋の中の研究員たちはゾンビに殺されました。そしてゾンビを殺し縛り付けていた時噛まれた研究員がゾンビとして蘇り、新たに研究員を襲い始めました。この失態にジョンは責められ左遷になりました。自宅でジョンはカートに転勤と引っ越しの話をしましたがカートは断りました。そしてジュリーと一緒にバイクにのって家出しました。バイクを走らせながらいちゃついていた二人ですが前から来たトラックを避けようとして転倒しジュリーは電柱に打ちつけられ死んでしまいました。死んだジュリーの傍らには父親の施設に入るためのICカーがありました。
そのカードを使ってジュリーを背負ったカートは軍の施設にもぐりこみました。トライオキシンを使ってジュリーを蘇生しようと言うのです。カートは防護服を着てトライオキシンのガスを発生させますが同時に他の死者も蘇らせてしまいました。死んだばかりのジュリーはゾンビになっても綺麗でした。二人は抱き合いましたが、ゾンビが襲ってきたので逃げ出しました。父親のジョンは軍の施設の監視カメラに映ったカートとジュリーとゾンビを見せられ上司から責められています。そして二人を確保するよう行動し始めました。二人は店に入りました。ジュリーは店頭の食べ物を狂ったように食べています。それを見た数人のグループとトラブルになり、ジュリーが男の腕を食いちぎりました。グループに撃たれた店主を病院へ送る貯めに車で走りだいますが、ジュリーが店主を食い殺していました。そしてパトカーにも追いかけられました。追い詰められた二人は車を降り逃げます。警察は二人の車を捜索しますがゾンビになった店主に噛みつかれます。自分が変貌するの感じ取ったジュリーはカートの元から逃げ出しました。
軍は見つからない二人に対し、シンクレアが指揮を執ることになり、ジュリー以外誰でも疑いのあるものは対象とすると言いました。瓦礫の上で横たわるジュリーを見つけたカートは一人のホームレスの助けを借り、隠れ場所を見つけました。そのころジュリーに腕を食いちぎられたチンピラグループは二人を追って下水道に入りました。そしてカートとホームレスを捕えました。そこにジュリーがやって来ました。ジュリーはカートを食いたい本能を抑えるために体中に釘を打っていました。そして狂暴に変身したジュリーはチンピラどもを退治しました。しかしすぐ空腹になりジュリーは自分を縛ってもらいました。今度はゾンビ化したチンピラ共が襲い掛かり始めました。バリケードを作り休息をとるカートにジュリーはカートに食らいつきたくて葛藤していました。
助けてくれたホームレスまで食ってしまったジュリーでしたが、カートだけは無傷でした。軍に保護されたカートが見たものは、ジュリーは縛られ、ホームレスは実験材料にされていました。そしてホームレスが暴れだしました。その隙にカートはジュリーを助け出し、ホームレスの助けもあってジュリーと逃げました。そのころ施設内はゾンビだらけになっていました。施設は封鎖され逃げ出せないとわかったカートとジュリーは抱き合いキスをして火葬室へ入りました。
私もこの映画見たことあるのですがゾンビをサイボーグ兵士に改造を施すのが生々しく残酷だったの覚えてます