地獄の謝肉祭の紹介:1980年イタリア映画。ベトナム戦争で捕虜になって生きるために人肉を食った兵士が病院から外出し、人肉を求めてさまよいカリフォルニアを恐怖に落とし込むホラー映画です。
監督:アンソニー・M・ドーソン 出演者:ジョン・サクソン(ノーマン・ホッパー)、エリザベス・ターナー(ジェーン・ホッパー)、ジョン・モーゲン(チャーリー・ブコウスキー)、トニー・キング(トミー・トンプソン)、シンディー・ハミルトン(メアリー)、ウォレス・ウィルキンソン(マッコイ)ほか
映画「地獄の謝肉祭」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「地獄の謝肉祭」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「地獄の謝肉祭」解説
この解説記事には映画「地獄の謝肉祭」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
地獄の謝肉祭のネタバレあらすじ:起
ベトナム戦争帰りのノーマンは現地で見た凄惨な光景に悩まされていた。それは捕虜になった部下を救出した時の事でした。チャーリーとトミーの二人は飢えと生きるために穴の中で人肉を食っていたのでした。そしてノーマンが手を差し伸べるとノーマンの手に噛みついたのです。アメリカに帰還後ノーマンは生肉を見ると異様な興奮に見舞われることを感じていました。この変化を感じ取っていたのは妻のジェーンでした。
地獄の謝肉祭のネタバレあらすじ:承
そのころ救出されたものの病院に収容されてたチャーリーの外出が許可されました。映画館に行ったチャーリーはいちゃつくカップルを見て女性に噛みついてしまいました。騒ぎになって逃げ込んだマーケットで銃売場から銃をとり二人を射殺しました。ノーマンが説得して投降しましたが今度は警察官に噛みつきました。そして病院に送り返されますが、今度はもう一人のトミーが病院で暴れ出し看護婦に噛みつきました。そしてこの噛みつきが伝染し、人食いが感染してゆきました。
地獄の謝肉祭のネタバレあらすじ:転
一方ノーマンは隣の女の子メアリーの挑発する太ももを見ると噛みつきたくなる欲求に悩まされていました。どうしてもおさまらない欲求に、ついにメアリーの太ももを噛んでしまいました。抑制のきかない欲望を抑えるためノーマンは妻に紹介してもらった医師に相談に行きました。それでもこの欲求は収まりません。そのころ病院では噛まれた看護婦がキスを迫る医師に噛みつき、さらにチャーリーに噛まれた警察官まで発症し人を襲い始めていました。看護婦はチャーリーとトミーを病院から脱走させました。そこへ現れたのがノーマンでした。ノーマンとチャーリーとトミー、そして看護婦の4人は救急車を奪い街へ人肉を求めて繰り出します。
地獄の謝肉祭の結末
自動車整備会社へ侵入しドリルで襲いそして食べやすく切断しました。さらに暴走族と抗争になり噛みついて人食いを感染させていきました。警察に追われた4人は下水道へ逃げ込みます。逃げる4人と追う警察。途中ショットガンでお腹に穴を開けれ結局生き残ったのはノーマンだけでした。自宅に帰りノーマンは自殺する決意をしました。そこへ帰ってきた妻のジェーンと一緒に来た医師をノーマンは射殺します。そして自分も死にました。すべてが終わったと思ったのもつかの間、ノーマンが噛みついた隣のメアリーが発症していました。
この映画の感想を投稿する