まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせんの紹介:2006年日本映画。原ゆたかによる児童書の「かいけつゾロリ」シリーズを原作とした映画作品です。テレビアニメがその前に放映されており、その続編という形で映画化されています。作風はかわらず明るくドジな惚れっぽいゾロリが、惚れたかわいい女の子のために大活躍します。子供だけでなく大人も楽しめるようなストーリーと演出になっています。当時流行していたネタを随所に取り入れているので、懐かしい気持ちにもさせてくれます。
監督:亀垣一 声優:山寺宏一(ゾロリ)、野沢雅子(イシシ)、くまいもとこ(ノシシ)、相武紗季(テイル)、立木文彦(タイガー)、ほか
映画「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」解説
この解説記事には映画「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のネタバレあらすじ:テイルとの出会い
ゾロリは「いたずら王になる」、「お城できれいなお姫様と一緒に住む」という2つの願いをかなえるために、弟子の双子のイノシシのイシシとノシシの3人で旅をしていました。ある日草原で昼寝をしていると、通りがかりの女の子に踏まれて昼寝を邪魔されてしまいます。起こったゾロリですが、女の子がとてもかわいいのと、彼女がゾロリのライバルである海賊タイガーに追われていると分かると彼女を助けるために、海賊タイガーと戦います。イシシとノシシのおなか攻撃によってタイガーたちを追い払ったゾロリたちは、その女の子、テイルの話を聞きます。テイルはかわいい女の子のでしたが、とても勝気で強い女の子でした。首には父からの形見という青いペンダントをかけていました。テイルの父親は冒険家で、この青いペンダントが父親が最後に冒険したときに得た石で、この石はとてつもないお宝をを開ける鍵になると言うのです。そのお宝のありかを示す地図を、テイルは持っていましたが、彼女は地図の暗合を解けずにいました。そうしたところ、その青いペンダントを海賊タイガーに狙われたのです。
「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のネタバレあらすじ:テイルとの宝探し
テイルが解けなかった地図の暗合をゾロリは見事に時、彼女とお宝探しの冒険に出ることになります。道中テイルは父親に対する複雑な思いを口にします。早くして母親を亡くしたテイルは、父親だけが頼りの存在でしたが、彼は冒険にあけくれてあまり家にいなかったと言います。自分よりも大事だった「お宝探し」がどんなものか自分も体験したいという想いから、今回の冒険をしようと思ったと言います。ゾロリ達は地図を頼りにお宝のありかを突き止めます。お宝のある場所は古い古城であることが分かります。その古城には城下町が広がっており、そこでゾロリたちはもてなしを受けます。ただ水を頼もうとすると、「水は一杯一万円だ。」と言われてしまいます。この街は深刻な水不足に長い間見舞われていました。
「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のネタバレあらすじ:古城のしかけ
ゾロリたちはお宝を目指して古城を進みますが、古城には地下深く広がるダンジョンや謎の化け物たちに阻まれて、お宝まで進むのを阻止されます。それでもテイルと力を合わせてお宝を目指します。お宝までもう少しというところで、草原で一度は倒した海賊タイガーがパワーアップしてゾロリたちの前に立ちはだかります。タイガーもお宝を狙っており、ゾロリたちはタイガーたちと戦います。戦っているうちに、巨大石造に出会ってしまいます。この巨大石造にテイルのペンダントの青い石をはめれば、お宝に導いてくれることが分かります。戦いの隙を見てテイルは石造に青い石にはめ込みます。巨大な石造は青い石をはめ込むと一直線に進んでいきました。
「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」の結末:お宝の正体
巨大石造は進んでいるうちにおおきな石につまずいてしまいます。痛がる石造ですが、それをきっかけに何かが作動し、そびえたつ崖から滝のように水が街に降りてきます。水不足に見舞われていた街に水が溢れ、街の人たちは喜びます。お宝の招待は「水」だったのです。テイルの父親は水不足に悩む街の人のために、なんとか昔から伝わる水のありかを突き止め、水不足を解消しようとしていたのでした。困っている人たちを助けるために冒険を続けていたと知り、テイルはうれしい気持ちになります。街の人たちは喜び、ゾロリたちを城に迎え入れ、ゾロリに王様としてこの街を治めてほしいといいます。ゾロリは急に夢が叶うことになり喜び、テイルと結婚して夢のお城での幸せな生活を想像し上機嫌になります。しかし、ゾロリが浮かれているころ、テイルはゾロリに手紙を残して街を出ていきます。「人の喜ぶ顔を見たくてお父さんが冒険を続けていたことが分かりました。私もお父さんのような冒険家を目指します。」その手紙を見たゾロリは今回も夢が叶わなかったとずっけこけ、またイシシとノシシと3人で旅に出るのでした。
以上、「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」のあらすじと結末です。
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