ヘヴンの紹介:2002年ドイツ,イギリス,アメリカ,フランス映画。イタリア・ミラノを舞台に、爆破事件を起こした未亡人教師と、彼女に惹かれて逃亡の手助けをしてしまった若き憲兵の逃亡劇を描いた作品です。
監督:トム・ティクヴァ 出演者:ケイト・ブランシェット(フィリッパ)、ジョヴァンニ・リビシ(フィリッポ)、レモ・ジローネ(フィリッポの父)、ステファニア・ロッカ(レジーナ)、アレッサンドロ・スペルドゥーティ(アリエル)ほか
映画「ヘヴン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヘヴン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヘヴン」解説
この解説記事には映画「ヘヴン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヘヴンのネタバレあらすじ:起
イタリア・ミラノ。大企業アルコム社のビルに潜入する英国人の教師フィリッパ(ケイト・ブランシェット)。社長のヴェンディーチェ(ステファノ・サントスパーゴ)のオフィスに時限爆弾を仕掛けますが、掃除婦によって運び出されてしまい、何の関係もない4人が犠牲となってしまいます。巻き添えとなって命を落とします。計画に失敗したフィリッパは程なくカラビニエーリ(国家憲兵隊)に逮捕され、取り調べで犠牲者の話に及ぶと取り返しのつかないことをしてしまったと気絶してしまいます。
ヘヴンのネタバレあらすじ:承
取り調べの通訳は若き憲兵フィリッポ(ジョヴァンニ・リビシ)が担当します。フィリッポの弟はフィリッパの教え子でした。犯行の動機は、アルコム社の社長ヴェンディーチェの正体は麻薬売買の元締めで、フィリッパの夫は麻薬浸けにされて中毒死しており、教え子にまで被害が及んでいたのです。フィリッパは警察に何度も相談しましたが取り合ってくれなかったということです。
ヘヴンのネタバレあらすじ:転
フィリッパに興味を持ち始めたフィリッポは密かに脱走の計画を持ち掛けます。フィリッポは弟をフィリッパに擬装のさせて脱走させ、その隙に本物のフィリッパを憲兵隊本部に保護するという奇策をとって脱出に成功します。二人は憲兵幹部の名を使ってヴェンディーチェを呼び出して殺害、そのまま逃亡します。
ヘヴンの結末
二人は牛乳配達車に潜り込んだり列車に乗り換えたりして街から脱出します。その後、二人は髪を切りスキンヘッドになります。一緒にアイスクリームを食べたり愛し合ったりしていましたが、やがて警察の追っ手が二人に迫ってきました。二人は隙を突いてヘリコプターを奪い、どこまでも天高く上昇していくのでした。
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