デモンズの紹介:1985年イタリア映画。映画の試写会に招待された劇場で、映画の中に現れたデモンズが劇場の中にも現れ、観客が次々襲われると言うゾンビホラー全盛期のイタリアンゾンビ映画です。監督はランベルト・ハーヴァでイタリアの巨匠マリオ・ハーヴァの息子です。
監督:ランベルト・ハーヴァ 出演者:ナターシャ・ホーヴェイ(シェレル)、ウルバノ・バルベリーニ(ジョージ)、カール・ジニー(ケン)、フィオーレ・アルジェント(ハンナ)、パオロ・コッツォ(キャシー)、ファビオラ・トレード(カルメン)ほか
映画「デモンズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デモンズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デモンズの予告編 動画
映画「デモンズ」解説
この解説記事には映画「デモンズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デモンズのネタバレあらすじ:起
シャルレは地下鉄を降り、キャシーとの待ち合わせ場所に向かいます。その時シャルレの後を誰かがつけてきます。怖くなったシャルレが走り出すと顔半分仮面の男が現れ、映画試写会の招待券を渡されました。彼は招待券を配っているだけでした。キャシーの分も貰ったシャルレはその後メトロポールという劇場に二人で向かいました。劇場のホールでは多くの観客が待っていました。その中の一人の女性が壁にかかっていた銀の仮面を被ってふざけていました。一緒にいた男性が仮面をとると、彼女の顔にかすり傷が付いたようでした。そして客席に座り映画が始まりました。
デモンズのネタバレあらすじ:承
若者たちが出演するホラー映画でした。深夜の墓地で墓を暴くという内容でした。墓を暴いた少年たちは本と仮面を見つけます。仮面をかぶるとデモンズになると書かれています。ふざけて一人が仮面をかぶります。そして仮面をとると頬に傷がつき血が出ています。その時、劇場のホールで仮面をかぶって傷を負った女性の頬から血が出始めました。女性は席を立ちトイレに行きます。鏡で顔を見るとただれ始めています。一方映画は仮面をかぶった男が友人を一人ずつ殺し始め殺戮が始まりました。映画を見て怖くなった友人の女性がトイレに行った女性のところへ行きます。既にデモンズに変貌した女性にひっかかれます。ここからデモンズの感染が始まりました。観客はスクリーンの前に集まりました。逃げ遅れた人は次々襲われデモンズが増え続けています。今度はホールに向かって逃げます。扉は閉ざされ劇場から逃げることができません。
デモンズのネタバレあらすじ:転
一人の男が映画と同じことが起っているので、映画を止めようと言い出しました。そして映写室へ行き上映を止めました。一方、外では麻薬をやっている若者が車でメトロポールにやって来ました。そしてデモンズを劇場から出してしまいます。そのころ劇場内では、外に出れないと覚悟した生き残った人たちが、椅子などを集めてバリケードを作りました。その後、壁を壊して逃げ出そうとしましたがそこはレンガ造りの部屋で逃げることはできませんでした。その後助けが来たとの勘違いでバリケードを壊してしまったため再びデモンズが襲い掛かり始めました。結局生き残ったのはシャルレとジョージの二人となりジョージはバイクの後ろにシャルレを乗せ、バイクで疾走しながらデモンズどもをなぎ倒していきます。ジョージはデモンズを全滅させました。
デモンズの結末
その時、ヘリコプターが劇場に落ちました。二人はヘリの落ちたところから屋上に脱出しました。そこに仮面の男が現れ襲われましたが、ジョージがむき出しの鉄筋で刺し殺しました。外に出た二人は走ります。そしてジープに乗った一向に助けられます。彼らはジープで走りながらデモンズを撃ち殺しています。街中デモンズだらけになっているのでした。
以上、映画「デモンズ」のあらすじと結末でした。
ゾンビ映画の試写会でその映画の中に登場したゾンビが実際に映画館に現れゾンビに襲われる、という(どちらかといえばB級)イタリアンホラー。監督はランベルト・バーヴァ、そして制作総指揮にあのダリオ・アルジェント。筆者がこの映画をビデオで観たのが約30年前なのだが結構楽しめたように記憶している。まあ、今観たら期待外れな印象を持つだろう。