猫が行方不明の紹介:1996年アメリカ映画。メイクアップアーティストの仕事をしているクロエは久しぶりのバカンスへ出かけるため、飼っている愛猫のグリグリをシニョーラ・ルネに預けたが、バカンスから戻ってみるとグリグリが行方不明に。いなくなった愛猫を探すため、友人知人や近所の人たちを巻き込んでの猫探しを始めます。
監督:セドリック・クラピッシュ 出演者:ギャランス・クラヴェル(クロエ)、ジヌディーヌ・スエレム(ジャメル)、オリビエ・ピィ(ミシェル)、フランク・マゾーニ(クロード)、ルネ・ル・カルム(シニョーラ・ルネ)ほか
映画「猫が行方不明」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「猫が行方不明」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「猫が行方不明」解説
この解説記事には映画「猫が行方不明」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
猫が行方不明のネタバレあらすじ:起
メイクアップアーティストのクロエは一週間のバカンスに行く間、愛猫グリグリを預かってくれる人を探していた。同居人でゲイのミシェルは恋人と別れたばかりでそれどころではなく、アパートの管理人もすでに近所の猫を何匹も預かっていて断られてしまう。そんな時、カフェの店員に教えられシニョーラ・ルネを訪ね、グリグリを預かってもらえる事に。のんびり海でバカンスを過ごしたクロエがグリグリを迎えにシニョーラ・ルネの家へ行くと、三日前からグリグリが行方不明になっているという。台所の窓を開けっ放しにしていた日に屋根伝いに逃げ出したのではないかと言う。
猫が行方不明のネタバレあらすじ:承
行方不明のグリグリを探すため、クロエはミシェルの手を借り「迷い猫」のチラシを張って回ります。シニョーラ・ルネもご近所のおばちゃんネットワークに話し、クロエの猫が行方不明になっている事がご近所中に知れ渡ります。お節介好きのおばちゃん達が協力してくれるも手がかりは見つからず、さらに二日が過ぎてしまいます。グリグリの行方不明をきっかけに、今まであまり話すことのなかった住民達との交流が生まれ、クロエに好意を持っているジャメルもグリグリ探しを手伝いますが手がかりは見つかりません。
猫が行方不明のネタバレあらすじ:転
仕事で嫌な事があり、気分転換に夜一人でバールで飲んでいると、以前街ですれ違って気になっていた男性がクロエに話しかけるも別の男性が割って入り、言い寄られて嫌な気分に。店を出たところで今度は別の男性にしつこくされているところをバールの男性店員に助けてもらい、別の女性店員が家まで送ってくれるも女性店員に言い寄られてしまい、ますます嫌な気分に。グリグリを探し回る夢を見ていたクロエが目を覚ますと、アパートを追い出されたとミシェルの新しい恋人クロードが転がり込んできて、少なからずミシェルに好意を持っていたクロエは複雑な気分に。そんな時、シニョーラ・ルネの友達夫人から「猫が見つかった」と連絡があるが「悪い知らせ」だといい、クロエは夫人達と確かめに行き、死んでいた猫はグリグリではないとホッとするも、帰り道ジャメルが屋根の上でグリグリを捕まえようとしている所へ遭遇。ジャメルは猫を捕まえるもグリグリではなく、暴れる猫に驚いて屋根から落ちそうになります。
猫が行方不明の結末
バールで屋根から落ちそうになったジャメルを皆でからかっていると、バールの前を、クロエが以前街ですれ違って気になっていた男性が通り過ぎ、シニョーラ・ルネが、クロエがいつも悩まされているドラムの音は「いつも近所迷惑なドラムを叩いているのは彼」と教えますが、クロエは後をついて行き親しくなります。友人とお茶をしている所へやってきたジャメルからシニョーラ・ルネが寝込んでいると聞いたクロエは二人でお見舞いに行きます。クロエはシニョーラ・ルネのためにスープを温めようと台所へ行くと、どこからかグリグリの鳴き声が。微かに聞こえてくる鳴き声を頼りに探すと、オーブンの裏に挟まっているグリグリを発見。12日ぶりに見つかったグリグリを家に連れて帰ると隣人に住んでいた画家の青年が引越しをすると言う。クロエは荷物の運び出しを手伝い、猫探しを手伝ってくれた皆で、簡単な送別会をバールで行い見送ります。
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