誰でもない女の紹介:2012年ドイツ,ノルウェー映画。ナチスの生命の泉計画は秘密警察が隠そうと工作されていました。その隠ぺいに関わったせいで悲しい結末を迎えた二人の女性の物語です。
監督:ゲオルク・マース 出演:ユリアーネ・ケーラー(カトリーネ)、リヴ・ウルマン(オーヴ)、ケン・デュケン(スヴェン)、スヴェーン・ノルディン(ビャルテ)、ライナー・ボック(フーゴ)、ほか
映画「誰でもない女」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「誰でもない女」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「誰でもない女」解説
この解説記事には映画「誰でもない女」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
誰でもない女のネタバレあらすじ:起
夫のビャルテ、母オーヴ、娘アンナとカトリーネは幸せに暮らしていました。カトリーネの父、つまりオーヴの夫がドイツ兵だったため戦争中迫害を受けており、娘はドイツに送られ離れ離れでした。終戦後はオーヴと再会することができました。そして1990年、ベルリンの壁が崩壊した時に弁護士のスヴェンがカトリーネの元を訪れ、戦争中の迫害の件について訴訟を起こすので証人になってほしいと言ってきました。オーヴは受け入れましたがカトリーネは反対しました。カトリーネはフーゴという人物と動く東ドイツの諜報機関で働くスパイだったのです。
誰でもない女のネタバレあらすじ:承
そしてカトリーネは亡命という形でドイツへ行き資料を探しに行きます。しかしビャルテが怪しみ始めます。しかしビャルテが疑っていたのはあくまで浮気でした。しかしある夜にカトリーネの元にスヴァンが訪ねてきて、バルト海沿岸でドイツから亡命してきた少女の話があると言い、なんとその少女は母を探しておりカトリーネという名でした。
誰でもない女のネタバレあらすじ:転
その後カトリーネの嘘がバレ始めたので、家族に亡命したことを打ち明け謝りました。そしてついに裁判での証言がはじまります。その後カトリーネの孫がいつの間にかいなくなります。フーゴ行動していた男性が拉致していました。証言台で弁護士と手を組んだのかと勘違いされたのでした。フーゴはカトリーネにキューバ行きの航空券を渡し、今後もう連絡を取らないと告げました。その頃スヴァンはあるビデオテープを発見します。それは本物のカトリーネので母がいないと泣いている姿が映し出されていました。
誰でもない女の結末
その頃その本物のカトリーネはオーヴの家に辿り着きます。しかしカトリーネは先手を打っており既にオーヴはそこにいませんでした。しかし本物のカトリーネはオーヴが帰るまで家で待つと言いました。そこに事情を知らないフーゴ達がやってきて本物だとは知らず本物のカトリーヌは殺されました。そのことを知ったカトリーヌは本物のカトリーヌへ申し訳なく思い、自首することを決意します。警察に向かっている途中で事故に合い、カトリーヌは焼死体として発見されたのでした。現実でカトリーヌのようにスパイと働いていた人は数多くいるとのことです。
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