映画「ネコのミヌース」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ネコのミヌースの紹介：2001年オランダ映画。ある日突然人間になってしまった猫のミヌース。偶然出会った新聞記者のティベの秘書になり、猫仲間の情報網で記事になりそうな話をティベへ提供。情報提供していく中、「動物友の会」の会長で街の名士であるエレメットの裏の顔が明らかに。記事にしたティベは窮地に立たされるが、ミヌースは猫仲間と一緒にエレメットをこらしめるためにある作戦を立てる。そして、一匹の猫仲間が猫に戻れる方法を教えにくるが、ミヌースは元の猫に戻ることができるのか。
監督：フィンセント・バル 出演：カリス・ファン・ハウテン（ミヌース）、テオ・マーセン（ティベ）、サラ・バンニール（ビビ）、ハンス・ケスティング（ハリー）、ピエール・ボクマ（エレメート）、ほか
この解説記事には映画「ネコのミヌース」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トラックから転げ落ちたドラム缶から流れ出る液体を舐めた事で、どういう理由か人間の姿になってしまったミヌース。興味を引く記事を書かないとクビ、と宣告されたティベはミヌースが犬に吠えられて木の上にいるところを助け、取材を試みるも逃げられてしまう。家に戻り、クビにならないためにも記事を書いていると台所の方で物音がし、見に行くとミヌースが魚の匂いにつられて入り込んでいた。ミヌースは住む場所の提供と引き換えに記事になる情報をティベに提供する。ミヌースの情報から墓地で金貨が見つかった事を記事にした事でクビを免れたティベは、ミヌースが猫仲間から仕入れた情報を記事にして手柄を次々とたてます。
家主の娘ビビにミヌースのことを見られたことで、ティベは家主にミヌースの事を秘書だと紹介する。買い物に行ったきり戻ってこないティベの所へ家主が「君の秘書が木の上にいる」という。迎えに来たティベにミヌースはエレメット氏が「動物友の会」の会長に就任することを伝える。ビビと仲良くなったミヌースは、野良猫のビジェが仔猫を産んだことを知りビビと二人で見に行きます。ある日、魚の移動販売をしているエリーが事故にあったと聞きティベとミヌースは現場へ。ミヌースが事故を見ていた猫仲間から仕入れた情報で事故を引き起こした張本人はエレメットだと言うがティベは信じようとしない。そんなティベに怒ったミヌースは猫達とストライキをします。
ティベは事故のことを調べ始めるが有力な情報を得ることはできずにいた。
そんな時、ミヌースのところへビジェの仔猫達が危ないと市長の飼い猫のモルティが知らせに来る。エレメットの手に渡った仔猫達を探すため猫達は街中を走り回り周り、ゴミ箱に捨てられているのを発見するも収集車が迫っていた。知らせを受けたミヌースとビビは救出へ走り、ギリギリで救出に成功します。話を聞いたティベは記事にするも、街の名士で信頼のあるエレメットを批判したことで街中の人達から反感を買ってしまいます。仕事も失ったティベを助けるため、ミヌースは猫仲間達と集会を開きエレメットの正体を暴こうと作戦を立てます。猫達は買い物をするエレメットの後をついてまわります。そして一匹がエレメットと対峙し蹴り飛ばされてしまいます。猫達はエレメットの家の庭に入り込んで薔薇を荒らし回り、怒ったエレメットは猫達に猟銃を向け発砲。その様子を見て笑うビビに手をあげるエレメットをミヌースが撮影していました。
ティベを誘いエレメットの講演会に来たミヌースはビビと協力しビデオ映像を途中で差し替えエレメットが猫達を虐待している映像とビビに手を上げている映像を流します。街の住人達はティベに促され逃げ出したエレメット夫妻を追って工場の建設予定地へ向かいエレメットの正体を知った街の人達はエレメットを建設現場の穴に放り込んで笑い飛ばします。信頼と仕事を取り戻したティベはミヌースがいないことに気づき、ビビと探しに来るも見つからず猫に戻ってしまったと諦めます。一方ミヌースは猫に戻るために姉の猫が捕まえた、薬になるある鳥を食べればよかったのだが、鳥を逃してしまう。家に戻ってミヌースの事で後悔しているティベの元へミヌースが戻って来ます。
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