リンカーン vs ゾンビの紹介:2012年アメリカ映画。アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンを主人公に、リンカーンが増殖するゾンビ軍団に立ち向かうB級ホラーアクション映画です。フィクションに南北戦争などの史実を所々交えた内容になっています。
監督:リチャード・シェンクマン 出演者:ビル・オバースト・Jr(エイブラハム・リンカーン)、デボラ・クリテンドン(メアリー・トッド・リンカーン)、バーニー・アスク(エドウィン・スタントン)、クリス・ホロゼク(ジョン・マッギル)、ジェイソン・ヒューリー(ウィルソン・ブラウン)ほか
映画「リンカーン vs ゾンビ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リンカーン vs ゾンビ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リンカーン vs ゾンビの予告編 動画
映画「リンカーン vs ゾンビ」解説
この解説記事には映画「リンカーン vs ゾンビ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リンカーン vs ゾンビのネタバレあらすじ:起
1818年、アメリカ・インディアナ州ペリー郡。自宅の庭先で焚き木を切っていた少年エイブラハム・リンカーン(ブレネン・ハーパー)は、家の中から物騒な物音がするのに気づき、すぐさま駆け寄ると、そこには瀕死の父トーマス(ケント・アイグルハート)とおぞましいゾンビと化した母ナンシー(リアーナ・ヴァン・ヘルトン)になっており、瀕死の父はすがりつく息子に頼みます。の姿がありました。死の間際のトーマスに「エイブ…お前がやってくれ…」と頼まれたリンカーンは、一言「愛してる」と呟いて草刈り鎌で変わり果てた母にとどめを刺します。
リンカーン vs ゾンビのネタバレあらすじ:承
時は流れ、1863年のペンシルバニア州ゲティスバーグ。アメリカ合衆国第16代大統領となったリンカーン(ビル・オバースト・Jr)は北軍の最高司令官として南北戦争に挑んでおり、後に「ゲティスバーグの演説」と呼ばれる演説を行う決意を固めていました。そこに最前線の砦でゾンビが発生、北軍・南軍問わず兵士が襲われているとの報告が入り、リンカーンは唯一生き残った生存者に対面しますが、その生存者は既にゾンビに噛まれて自らもゾンビ化しており、リンカーンは折り畳み式の草刈り鎌でゾンビの首を撥ねます。南軍と戦っている場合ではないと感じたリンカーンは、選び抜かれた12名の精鋭からなるシークレットサービス(SS)を率いて砦の調査と奪還に向かいます。リンカーンは自ら陣頭に立ち、「解放されてしまえ」と叫びながら次々とゾンビを退治していきます。
リンカーン vs ゾンビのネタバレあらすじ:転
砦に着いたリンカーン一行は南軍のジャクソン将軍(ドン・マックグロウ)と生き残ったわずかな南軍兵士がいました。行軍の間にも敵味方問わずゾンビ化する者が続出、ジャクソン将軍らはゾンビの中に非戦闘員が含まれていることから退治に躊躇しますが、ゾンビ感染を食い止めたいリンカーンに説得されます。リンカーンはSSを引き連れて砦の外の町を偵察すると、リンカーンの昔の愛人だったメアリー(ベイビー・ノーマン)とその娘ソフィア(ハンナ・ブライアン)、後に第26代大統領となるセオドア・ルーズベルト少年(シンディ・クィパース)と対面します。やがて女子供までもがゾンビとの戦いに身を投じ、遂にリンカーンの熱意に折れたジャクソン将軍もゾンビ討伐に協力、自ら爆薬を抱いてゾンビ集団を吹き飛ばし、壮絶な戦いの末ようやくゾンビを壊滅させることに成功します。しかし、メアリーはその時ゾンビの血を浴びていました。
リンカーン vs ゾンビの結末
ゾンビに噛まれるか血を浴びた者は24時間以内に感染してゾンビ化してしまいます。リンカーンはメアリーを始末したふりをして密かに秘密の小屋に匿い、極秘裏に治療法発見のための研究材料とします。南北戦争は終わり、度々小屋へメアリーの様子を見ていたリンカーンでしたが、ある時腕を強く噛まれてしまい、リンカーンは銃でメアリーの頭を吹き飛ばします。もはや自分がゾンビ化するのも時間の問題でした。リンカーンはかつてのSSの一員で、今ではリンカーン暗殺を計画するグループの一員となっているジョン・ウィルクス・ブース宛に自分を暗殺するよう手配する書簡を送り、ホワイトハウスに別れを告げて死地となる劇場に向かっていきました。
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