王妃の紋章の紹介:2006年中国,香港映画。中国の巨匠であるチャン・イーモウ監督が制作した作品で、きらびやかな王宮生活のなかでうごめく嫉妬や陰謀を豪華キャストを使って綺麗に作りあげています。
監督:チャン・イーモウ 出演:コン・リー、チョウ・ユンファ、リウ・イエ、ジェイ・チョウほか
映画「王妃の紋章」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「王妃の紋章」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「王妃の紋章」解説
この解説記事には映画「王妃の紋章」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:重陽を前に
金色の花が宮殿の前に並び、重陽の節句の前にきらびやかさが一層際立てています。この場所は王の住まいである宮殿で、王を祝うために息子たちが帰ってきました。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:皇后の秘密
皇后は、ことあるごとに皇太子と秘密の関係をもっていました。その皇太子は、王の第一夫人から生まれています。皇后と関係を持ちながら、彼は医者の娘と駆け落ちをしたいと思っているようです。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:母を敬う子供
その一方で皇后の本当の息子であるジャイ皇子は、いつも皇后の健康を案じておられます。そして、なぜ皇后は金の花の刺繍に魅せられているのか、不思議に思ってもいるのです。なぜか王から出されるお茶を飲み、刺繍をする母の手は震えているのですから。ジャイ皇子は、何か不測の事態がおきれば、皇后の兵士を引き連れて良いと許可を得ます。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:医者の娘と皇太子
医者の娘は王の前に連れてこられ、釈放されます。そして夫と子供を見ると、故郷へ帰ってしまい、皇太子は悲しみます。皇太子は、皇后が金色の花を刺繍していることで、これをクーデターのマークに使うのではないかと疑いを持ちます。しかし、皇后は彼のために死ぬというので、皇太子はショックから短剣で自らを刺してしまいます。そのころ、医者の家族は王の直属の暗殺者により襲撃をうけます。医者の直属の兵士は彼に忠義を感じ、精一杯戦いますが、暗殺者に敗れてしまいます。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:隠された秘密
そこで妻と娘は馬に乗り、宮殿へと走ります。宮殿に到着した彼らは、王に謁見をしますが、皇后がその場で娘が皇太子の実の兄妹であったことを暴露します。その事実に、娘は叫んでしまいます。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:兄弟殺し、子供殺し
一番下の小さい太子が、突然剣を持つと、皇太子を殺してしまいます。彼は皇后の隠れたことを暴露して、王になろうとしていました。彼の率いる兵士は、天井から来た王の暗殺者により惨殺され、太子自身も王の鉄ベルトにより殴り殺されます。
王妃の紋章のネタバレあらすじ:謀反
宮殿の中庭では、金色の甲冑に身を包んだジャイ皇子の率いる兵士が暗殺者を皆殺しにすると、中庭の装飾を潰して宮殿へと突撃します。そこへ銀の盾を持った部隊が現れ、彼らの行手を阻みます。次第に銀の盾は彼らを追い詰め、そして金の兵士は全滅しました。この戦いにより、皇太子は死亡します。突然死体の山からジャイ皇子が起き上がると、すぐさま王の兵士が取り囲み、捕虜にされてしまいます。そして時間は過ぎていき、戦いの場はすぐさま綺麗にされていきます。血と死体は取り除かれ、床には花が敷き詰められていきます。
王妃の紋章の結末:家族の時間
そして重陽の時間となると、王と皇后、ジャイ皇子が高見台に座ります。席の場で、ジャイ皇子は反乱が失敗したことをお詫び、自殺をします。そして皇后は、いつも出されるお茶を飲もうとしますが、床に投げ出します。すると床は変色してしまいます。空には何十発もの花火が揚げられました。
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