ダラス・バイヤーズクラブの紹介:2013年アメリカ映画。実在の人物であるロン ・ウッドルーフをモデルにして作りあげた作品で、全米を相手取り、当時のHIV患者のために奔走する彼を力強く描いた映画です。
監督:ジャン=マレク・ヴァレ 出演:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レト、ダラス・ロバーツほか
映画「ダラス・バイヤーズクラブ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダラス・バイヤーズクラブ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダラス・バイヤーズクラブの予告編 動画
映画「ダラス・バイヤーズクラブ」解説
この解説記事には映画「ダラス・バイヤーズクラブ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダラスバイヤーズクラブのネタバレあらすじ:起
ダラスで、一人の男がロデオで女遊びをしていました。男の名前はロン。でも彼は少し疲れているようでした。ロンは電気技師として生計を立てていますが、酒と女好きのどうしようもない男です。
テレビを見ていると、俳優がエイズになったと公表されます。エイズはゲイ同士でなるものだから、そんなわけないだろうとロンは思います。
ロンは友人の警官と殴り合いをした後に倒れてしまいます。次の日、彼は電気工の仕事をしていると、事故に遭い、病院に運ばれます。そして、血液が検査され、ロンの血がHIV陽性という反応が出ます。
医師からゲイなのかと聞かれますが、そんなことはないと否定します。しかし、医師が告げたのは余命30日というあまりにも短い期間。ロンはショックを受けてしまいます。
ダラスバイヤーズクラブのネタバレあらすじ:承
でもそれは当日だけで、次の日は女遊びを再開していました。でも心残りがあって、図書館へ行き、エイズについて調べます。
するとロンの知らないことがどんどんと出てくるではありませんか。彼の場合は薬物を使用した女性と関係をもったことが原因だと自分で推測します。
ロンは、アメリカで新しい薬が開発されていて、その薬はまだ認可されていない、献体でできると思い立ち、病院へ行きますが、肝心の医者がいませんでした。ロンは病院勤務の男に賄賂を渡して、薬をもらいます。
家に帰り、大量に服用してしまった彼は、気持ちが悪くなってしまいます。でも多く薬が欲しいため、病院勤務の男からメキシコの医者を紹介されます。それに切れたロンは、彼を殴ろうとしますが、ロンは力がなく倒れてしまいます。
ダラスバイヤーズクラブのネタバレあらすじ:転
そして医者にばれてしまい、薬を入手した方法を聞こうとしますが、ロンは答えませんでした。
ロンは病院を抜け出すと、メキシコへ行き、薬をもらいに医者のところへ行きますが、すでにロンの体は薬の使いすぎで末期の症状が出ていました。そこで医者はビタミンなどの症状を和らげる薬をだします。
そしてロンはアメリカの患者にこの薬を売って儲けるという案を思いつき、牧師に化けてアメリカの国境を渡ります。
そしてロンは、会員になって月に400ドルを払うと薬を提供するという独自のシステムを考案し、それをダラス・バイヤーズクラブと命名し、大成功を収めます。
ダラスバイヤーズクラブの結末
そしてロンはもっと薬をさばくために世界中を旅します。しかしダラス・バイヤーズクラブのことはアメリカ中に知られ、政府は圧力をかけてきます。
ロンの大切な友人が、最初に使った薬で死亡したことで、ロンは金儲けよりエイズ患者を救いたいという気持ちが大きくなり、アメリカの裁判所に国を相手取る裁判を起こします。
そして精一杯患者をよくする薬の効果を裁判で述べます。判事たちには評判がよかったのですが、法律制定まではいきませんでした。しかし、ロンはダラスに帰り、地元の人に喝采を浴びます。
そしてロデオに乗るロンは、1992年にエイズで亡くなるのでした。
以上、映画「ダラス・バイヤーズクラブ」のあらすじと結末でした。
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