素敵なウソの恋まじないの紹介:2015年イギリス映画。シャイでまじめなシニア男性が、恋した相手のハートを射止めるために奇想天外な方法を繰り出すハートフルコメディ。「チャーリーとチョコレート工場」の原作者ロアルド・ダールの「ことっとスタート」を映画化。
出演:ジュディ・デンチ(シルバーさん)、ダスティン・ホフマン(ホッピーさん)、ジェームズ・コーデン(語り部の男性)、リチャード・コーデリー(プリングルス氏)、ほか
映画「素敵なウソの恋まじない」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「素敵なウソの恋まじない」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
素敵なウソの恋まじないの予告編 動画
映画「素敵なウソの恋まじない」解説
この解説記事には映画「素敵なウソの恋まじない」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
素敵なウソの恋まじないのネタバレあらすじ:起・ベランダ越しの恋
ロンドンのマンションで1人暮らしをしているホッピー氏。ベランダ園芸が趣味のシャイでまじめな彼は実は1つ下の階に住むシルバー夫人に恋をしていた。5年前に彼女が引っ越してきたときに一目ぼれ、以来密かに思い続けていたが、ベランダから話しかけるのが精一杯でお茶に誘うこともできずにいた。ある日シルバー夫人は小さなカメを飼い始め、アルフィーと名づけたそのカメにひたすら愛情を注ぐ様子を見たホッピー氏はカメをうらやむ始末だったが、アルフィーがなかなか大きくならないことでシルバー夫人が悩んでいることを知る。アルフィーが小さいままだと自分の幸せもない、というシルバー夫人に、ホッピー氏は彼女の悩みを解決してあげたいと考える。
素敵なウソの恋まじないのネタバレあらすじ:承・すり替え大作戦
まず彼は自らが考え出した呪文をカメが大きくなる呪文だといって毎日唱えるようにシルバー夫人に話すと、素直な彼女はアルフィーに向かって毎日呪文を唱え始める。同時にホッピー氏はあちこちのペットショップを回って少しずつ大きさの違うカメを100匹購入し、少しずつ大きなカメにすり替えていくことを計画する。釣竿を改良したグッズで上からアルフィーを吊り上げ、アルフィー2号を下してやる。そうして彼は、2日に1度少しずつ大きなカメにすり替えを続けていき、何も知らないシルバー夫人は呪文のおかげだと無邪気によろこんでいた。
素敵なウソの恋まじないのネタバレあらすじ:転・成功、そして失敗
元の大きさの倍になった時、大喜びのシルバー夫人はホッピー氏を自宅に招く。ウキウキと彼女の部屋に向かったホッピー氏だったが、閉め忘れたドアから元祖アルフィーが抜け出していた。シルバー夫人の幸せそうな顔を見たホッピー氏は勇気を出してプロポーズ、彼女が返事にとまどっているところへ隣人のプリングルスがホッピー氏の部屋から逃げ出した元祖アルフィーを持ってやってくる。すり替えのからくりを知ったシルバー夫人はだまされた事に怒り、ホッピー氏はいたたまれなくなって自分の部屋に戻り、マンションからも引っ越すことにする。
素敵なウソの恋まじないの結末:ハッピーエンド
引っ越し直前、ホッピー氏の部屋をシルバー夫人が訪れる。最初はだまされた事に怒っていた彼女も、自分を喜ばせようとして手の込んだことをしたことに思い至り、実は彼女も初めてホッピー氏にあった時に一目ぼれで、偶然を装ってエレベーターやロビーで彼を待ち伏せしていたことを告白する。そしてシルバー夫人はホッピー氏のプロポーズにイエスと答え、2人は月明かりの中、シルバー夫人のリードでダンスを踊る。
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