チキンランの紹介:2000年アメリカ映画。「ひつじのショーン」「ウォレスとグルミット」を手掛ける監督がドリームワークスの元で制作したアニメーション映画。ストップモーションアニメという点はもちろんのこと、名作「大脱走」をオマージュした箇所がいくつもある点が見どころ。
監督:ニック・パーク ピーター・ロード 声優:メル・ギブソン(ロッキー)、ジュリア・サワラ(ジンジャー)、ジェーン・ホロックス(バブス)、イメルダ・スタウントン(バンティ)、ベンジャミン・ホイットロー(ファウラー)、リン・ファーガソン(マック)、ほか
映画「チキンラン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「チキンラン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「チキンラン」解説
この解説記事には映画「チキンラン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
チキンランのネタバレあらすじ:起
舞台は養鶏場。鶏たちの主であるトゥイーディ夫婦は、卵を産まなくなった鶏を容赦なく殺処分する鬼のような存在だった。そんな主を恐れている鶏たちだったが唯一、ジンジャーは違った。柵の外へ逃げ出そうと何度も試みるが、そのたびに何度も連れ戻される。それでも希望を捨てず、養鶏場からの脱出を諦めないのだった。そんなある日。突然、空からロッキーという鶏が飛んできてジンジャーたちの養鶏場に不時着する。
チキンランのネタバレあらすじ:承
なんでもサーカスから逃げ出してきたとのことだが、トゥイーディ夫婦に見つかったら大変!空の飛び方を伝授するということを条件に、ジンジャーと仲間たちはロッキーを匿うことを決めた。一方、養鶏場の主であるトゥイーディ夫婦は鶏卵だけでは売り上げが低迷している現状に頭を抱えていた。そこで、鶏肉を使ったチキンパイを製造・販売を目論む。鶏たちを太らせるため、エサの量を急激に増やす。そんな不自然な状況に疑いを感じ、エサを食べるのを止めるよう叫ぶジンジャーだったが、腹ペコの仲間たちはその声が耳に入らない。
チキンランのネタバレあらすじ:転
そんななか、ジンジャーがチキンパイ製造機に入れられてしまう!しかし危機一髪、ロッキーが助けに来てくれて助かるのだった。今度こそロッキーに飛び方を教わろうとするジンジャーたち。しかしロッキーはなかなかやって来ない。実は逃げ出していたのだった。なぜならロッキーは飛べるのではなく、サーカスの大砲で「飛ばされていた」だけにすぎなかった。それを知ってがっかりするものの、ジンジャーたちも「飛ぶための方法」を考えるのだった。
チキンランの結末
ネズミに柵の外から必要な材料を調達してもらい、脱出のため飛行機を作るジンジャーたち。なんとか飛行機離陸にこじつけたものの、ジンジャーだけ乗り遅れてしまう。そんなとき再び助けに来たのが、あのロッキーだった。一度は逃げてしまったものの、ジンジャーの様子が気になったためだ。そしてジンジャーたちは誰にも支配されることない、楽園のような場所でのびのびと暮らすのだった。
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