二ツ星の料理人の紹介:2015年アメリカ映画。天才肌だが素行が悪く最初に修行した店を潰してしまったアダムは二ツ星のシェフです。一度はパリを離れアメリカに渡り、今はロンドンにいます。ロンドンで心機一転やり直し自分の店を持ち、今度こそ三ツ星を取ろうと心に堅く誓います。そんなシェフが薬物依存とアル中を克服し仲間に助けられながらライバル達ともやりあって最高のレストランを作っていきます。
監督:ジョン・ウェルズ 出演:ブラッドリー・クーパー(アダム・ジョーンズ)、シエナ・ミラー(エレーヌ)、オマール・シー(ミシェル)、ダニエル・ブリュール(トニー)、マシュー・リス(リース)、ユマ・サーマン(シモーネ)、エマ・トンプソン(ロッシルド医師)、ほか
映画「二ツ星の料理人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「二ツ星の料理人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
二ツ星の料理人の予告編 動画
映画「二ツ星の料理人」解説
この解説記事には映画「二ツ星の料理人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
二ツ星の料理人のネタバレあらすじ:起
二つ星のシェフのアダムは10年間修行したパリの店を辞め、アメリカに渡ります。そしてパリで働いていた店はアダムが辞めたことで潰れました。今はロンドンにいて再び店をやりたいと友人のトニーに会いに行きます。薬と酒と女に溺れていたが今は全て止めたとトニーに説明します。道を歩いていると偶然、潰した店の同僚だった黒人のミシェルに会います。何かされるかと思い逃げるアダムですがミシェルはもう許したと言い、それを信じたアダムは彼に新しく作る店で働かないかと持ち掛けミシェルはアダムの店で働くことになります。
二ツ星の料理人のネタバレあらすじ:承
トニーの経営するレストランに行くと働いている女性シェフのエレーヌを気に入り引き抜こうとしますが、断られます。トニーもなかなか首を縦に振らなかったため旧知の仲である料理評論家をトニーの店に行かせ、自分を雇えば店を救ってやると言い了承させます。アダムはトニーにパリでのことは謝り、精神科に薬と酒の治療をしに行きます。エレーヌも仕事を失い娘もいたため仕方なくトニーの店でソース係として働き始めます。パリで兄弟のように修行したリースが三ツ星レストランをやっていたため会いにいき、自分も三ツ星を目指して店を開くことを教えます。
二ツ星の料理人のネタバレあらすじ:転
開店初日はスタッフの動きも悪く上手く回すことができなかったためアダムは突然ヒステリーを起こし出来た料理から皿から全てをぶちまけます。1日めで全員解雇しますが、思い直し戻ってきてもらいます。その日から1週間毎日無料で客に料理を提供します。再びタイムズが来て料理は高い評価を貰います。それを知ったリースは怒って自分の店の家具を叩きつけます。シングルマザーのエレーヌとも親しくなり、全てが順調に見えましたがアダムは多額の借金を抱えておりボナシスという冷血非道の借金取りが度々、店を訪れるようになります。エレーヌが娘の誕生日に店を休みたいというが許可しません。娘の誕生日にはアダムに秘密でトニーが娘を招待してあり、アダムは誕生日ケーキを作ってテーブルまで運び初めてエレーヌの娘と会います。リースから新しいレストランの招待状が届いたためエレーヌを誘い、そこで二人はキスを交わします。
二ツ星の料理人の結末
しかし、ついにボナシスは痺れを切らしアダムは連れていかれ暴行されます。店の裏にあるゴミ捨て場に置いていかれたアダムですが簡単な手当をして店に戻ります。そのタイミングでミシェランの調査員が来ますが、信頼していたミシェルに裏切られソース全てに辛子を入れられます。自暴自棄になって酒を大量に飲み酔っぱらった状態でリースの店に行き死にたいと暴れます。それをリースは介抱します。アダムはもう昔のアダムではなくなっていました。借金もパリ時代に恋人だったの女性が返済します。彼女はパリで修行していた店主の娘だったため父親の形見のナイフ類一式をアダムに託します。再びミシェランが来た時にはアダムは失敗しませんでした。仲間達と堅い信頼で結ばれ見事三ツ星を獲得します。
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