ドミノの紹介:2005年アメリカ,フランス映画。実在した女賞金稼ぎ、ドミノ・ハーヴェイの波乱の生涯を、名優を父に持つ彼女の生い立ち、仲間との友情と闘い、そして愛の日々を交えて描いた伝記アクション作品です。
監督:トニー・スコット 出演者:キーラ・ナイトレイ(ドミノ・ハーヴェイ)、ミッキー・ローク(エド・モズビー)、エドガー・ラミレス(チョコ)、デルロイ・リンドー(クレアモント・ウィリアムズ3世)、リズワン・アバシ(アルフ)ほか
映画「ドミノ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ドミノ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ドミノ」解説
この解説記事には映画「ドミノ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ドミノのネタバレあらすじ:起
アメリカ・ラスベガス警察の取調室、体中に傷を負い、手錠を掛けられたその女はFBIの犯罪心理学専門の捜査官タリン・マイルズ(ルーシー・リュー)の事情聴取に応えていました。女の名はドミノ・ハーヴェイ(キーラ・ナイトレイ)、逃亡犯や仮釈放中の犯罪者を捕えては懸賞金を得ることを生業としていたバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)です。36時間前に発生した1千万ドル強奪事件の容疑をかけられていたドミノは、タリンを前に事件の真実、そして自らの過去を語り始めました。
ドミノのネタバレあらすじ:承
名優ローレンス・ハーヴェイの娘としてイギリス・ロンドンで生まれたドミノは裕福で幸せな日々を送っていましたが、ドミノがまだ幼い時に父ローレンスは急死、この事は彼女の人生に大きな影を落とすことになりました。再婚相手探しに明け暮れる母ポーリーン(ジャクリーン・ビセット)とは次第に溝が生まれ始めていました。15歳になったドミノはその美貌を買われてモデルとなりましたが、他のモデルたちやカメラマンとの衝突が絶えず辞めることになりました。やがてポーリーンと共にアメリカ・ビバリーヒルズに移り住んだドミノは荒れた学校生活を送り、しまいには暴力事件を起こして大学を退学させられてしまいました。
ドミノのネタバレあらすじ:転
ドミノにとって人生の大きな転機となったのは、偶然にも新聞で目にした“賞金稼ぎ募集”の広告でした。生まれて初めて心が沸き立つのを感じたドミノは早速保釈金保証人のクレアモント(デルロイ・リンドー)主催の賞金稼ぎ養成セミナーに参加し、そこで知り合ったベテランの賞金稼ぎエド・モズビー(ミッキー・ローク)やチョコ(エドガー・ラミレス)とチームを結成、運転手としてアフガニスタン人のアルフ(リズワン・アバシ)を加えて着実に仕事をこなしていきました。ドミノらの仕事はテレビ局にも取り上げられ、ドキュメンタリー番組も作られる程にもなりました。そんなある日、闇で偽造免許を発行していたクレアモントの娘ラティーシャ(モニーク)の元にフランセス(ケル・オニール)という若者が現れ、偽造免許証を4枚作るよう要求してきました。
ドミノの結末
かねてからFBIにマークされていたラティーシャは、フランセスらはラスベガスにあるビショップ(ダブニー・コールマン)のカジノから1000万ドルを強奪する計画があると告発しましたが、実はクレアモンドとラティーシャが仕組んだ偽装の強奪でした。そうとも知らないドミノたちは4人の確保に向かいましたが、その中にマフィアの息子もいたことから事態はドミノたち・マフィア・FBIの三つ巴の抗争へと発展、エドやチョコ、アルフは次々と命を落としていきました。生き残ったドミノはFBIに身柄を拘束され、ことの真相を全て打ち明けました。その後、釈放されたドミノは2005年6月27日、35歳の若さでこの世を去りました。
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