ダイバージェントFINALの紹介:2016年アメリカ映画。ヴェロニカ・ロス原作のSF映画シリーズの第3作です。壁で閉鎖され、人類も5つの派閥に分けられた近未来のシカゴを舞台に、シカゴの他にも世界があることを知った主人公たちの闘いを描いています。
監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演者:シャイリーン・ウッドリー(ベアトリス・“トリス”・プライアー)、テオ・ジェームズ(トビアス・“フォー”・イートン)、マイルズ・テラー(ピーター・ヘイズ)、アンセル・エルゴート(ケイレブ・プライアー)、ナオミ・ワッツ(イブリン・ジョンソン=イートン)ほか
映画「ダイバージェントFINAL」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダイバージェントFINAL」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダイバージェントFINALの予告編 動画
映画「ダイバージェントFINAL」解説
この解説記事には映画「ダイバージェントFINAL」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダイバージェントFINALのネタバレあらすじ:起
近未来。壁に閉鎖され、住む者は皆5つの派閥に分けられたシカゴ。前作『ダイバージェントNEO』でシカゴの外にもまだ見ぬ世界があることを知ったトリス(シャイリーン・ウッドリー)とその恋人フォー(テオ・ジェームズ)。その一方で、シカゴはフォーの母・イブリン(ナオミ・ワッツ)率いる“無派閥派”や“高潔派”が牛耳るようになっていました。トリスら同様にシカゴの外の世界の存在を知った人々は壁を越えようと殺到しましたが、イブリンは兵隊を差し向けてシカゴ周辺を封鎖し、一人たりとも壁の外へ出ることを許しませんでした。イブリンは高潔派の指導者ジャック・カン(ダニエル・デイ・キム)に命じ、“博学派”と“勇敢派”を反乱分子として徹底的に弾圧させ、トリスとフォーはそんな状況に嫌気が差していました。
ダイバージェントFINALのネタバレあらすじ:承
ある日、トリスは裁判にかけられようとしていた兄ケイレブ(アンセル・エルゴート)を助け出し、フォーやクリスティーナ(ゾーイ・クラヴィッツ)、トーリ(マギー・Q)、ピーター(マイルズ・テラー)と共に壁を越えて遂にシカゴからの脱出に成功しましたが、途中でトーリは追っ手に殺害されてしまいます。壁の向こうは赤茶けた不毛な世界が広がっていました。イブリンの差し向けた追っ手がトリスらに迫ろうとしていたその時、謎の武装集団がトリスたちを助け、緑の豊かなエリアへ連れて行きました。そこでトリスらは“遺伝子繁栄推進局”のマシュー(ビル・スカルスガルド)という人物と対面しました。ここにいる大半の人々はシカゴで起こっていることを把握しており、トリスらのことも知っているというのです。トリスはその後、推進局の責任者デヴィッド(ジェフ・ダニエルズ)からこれまでの経緯について説明を受けました。政府は紛争などの社会問題が起きるのは「傷ついた遺伝子」が原因だと考え、遺伝子の修正を試みるも失敗に終わり、かえって人類存亡の危機を招いてしまったというのです。それが悲惨な結果をもたらしてしまった。
ダイバージェントFINALのネタバレあらすじ:転
政府は事態を収束するため、生き残った人々を外界から隔絶された都市に閉じ込め、遺伝子の欠陥修復の鍵となる“異端者(ダイバージェント)”を十分な数まで増やそうと考えているのです。遺伝子検査の結果、トリスは純粋なダイバージェントだと判定されましたが、フォーは「傷ついた遺伝子」の持ち主だと判定されてしまいました。トリスは母ナタリー(アシュレイ・ジャッド)が推進局で育てられていたことを知り、推進局に協力すること決意しました。その一方で推進局に疑念を抱くフォーはトリスに対してデヴィッドや推進局を信用しないよう忠告しました。その頃、シカゴではイブリン率いる無派閥派とジョアンナ(オクタヴィア・スペンサー)率いる“平和派”が今にも全面抗争に突入しようかという状態に陥っていました。フォーはトリスにシカゴを救うため帰ろうと呼びかけますがトリスは断り、フォーは単身シカゴへ向かう決意をしました。
ダイバージェントFINALの結末
デヴィッドはフォーに護衛部隊をつけたのですが、シカゴへ向かう飛行機の中でマシューは「この護衛はお前を暗殺するために仕掛けられた罠だ」とフォーに忠告しました。フォーは機内にいた護衛部隊を倒すも飛行機は墜落してしまい、マシューは外壁の外に出るためのIDカードをフォーに渡しました。一方、ピーターはデヴィッドと組み、イブリンに記憶を消去できる特殊な薬剤を渡しました。ここで初めてデヴィッドの企み…シカゴの人々の記憶を消す…に気付いたトリスはケイレブやクリスティーナと共にシカゴに向かい、フォーを助けると間一髪で記憶消去の企みを阻止しました。トリスはシカゴの人々に呼びかけ、派閥の枠を超えて一致団結し“外の世界”に立ち向かうよう訴えました。
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