映画「ダイバージェント」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダイバージェントの紹介：2014年アメリカ映画。ベロニカ・ロスのベストセラー小説「ダイバージェント 異端者」を原作とした映画で、終末世界における異端者の戦いをアクション満載で描いたSF作品です。世界崩壊から100年後、5つの共同体で構成された未来を舞台に、どれにも該当しない異端者と判定された少女ベアトリスが自分の運命をめぐる戦いに身を投じる。
監督：ニール・バーガー 出演：シェイリーン・ウッドリー（トリス／ベアトリス）、テオ・ジェームズ（フォー）、アシュレイ・ジャッド（ナタリー）、レイ・スティーヴンソン（マーカス）、ゾーイ・クラヴィッツ（クリスティーナ）、マイルズ・テラー（ピーター）、トニー・ゴールドウィン（アンドリュー）、ほか
この解説記事には映画「ダイバージェント」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
近未来のシカゴでは、文明が崩壊していて、全てが荒廃していました。その理由は、最終戦争が起きたからでした。人類は再び戦争が起こらないようにと５つの共同体、派閥と呼ばれるものを作り、生活していました。全部で無欲、平和、高潔、博学、勇敢という種類に分かれています。無欲は政権を担当しており、平和は農作物を育てる担当をし、高潔は司法を、博学は知識を担う人たち、勇敢は警察と軍隊を担っていました。
そんな世界で暮らすベアトリスは無欲の家庭で生まれましたが、いつも勇敢に憧れていました。彼女の父は政権の中枢におり、母は家でベアトリスたちの世話をしています。彼らが１６歳になると、テストを受け、どの共同体に属するのかというのを決めます。ベアトリスも１６歳となり、弟とともに診断テストを受けることになりました。
ベアトリスが試験のために椅子に座ると、試験官は彼女に青い液体を飲ませます。するとベアトリスは空想の中に入り、犬がでてきます。そばにはナイフが置いてありますが、ベアトリスは襲うことをせず、犬をかわしますが、直後に床が沈み、彼女は目を覚まします。試験官はうろたえます。彼女はどの属性にも属していない、言わゆるダイバージェントという異端者だったのです。試験官は彼女に試験結果を内緒にするように言い、彼女には無欲という結果をつけます。
彼女は不安なまま家に帰ります。そして次の日に自分の所属先を決める重要なセレモニーが行われ、彼女は無欲ではなく、勇敢を選んでしまいます。悲しむ両親でしたが、彼女の選択を尊重します。勇敢となったベアトリスは、高いビルを登ったり、列車に飛び乗り、そして勇敢の本拠地へといきます。そこでは多くの仲間がおり、彼らは古参の者から歓迎を受けます。そこで訓練が行われ、もしも訓練から脱落すれば、無派閥となってしまう危険がありました。最初の格闘ではベアトリスは負けてしまい、仲間は彼女を勇気づけようと彼女にタトゥーを入れさせます。
そのあとの訓練でも負けてしまい、ついにベアトリスは気を失ってしまいます。勇敢を離脱するかというときに、ベアトリスは列車に乗り、自分ができることをリーダーに示し、ゲームで貢献します。次の日、ベアトリスは母と会い、母はベアトリスが勇敢ではないことに気づきます。そしてダイバージェントであることを隠すように言います。ベアトリスはだんだんと成績が上がっていきます。彼女は最終テストでも通過していきます。
教官のフォーとはなぜか考えが合うらしく、フォーの背中を見せてもらうと、全ての派閥のタトゥーが入れられていました。彼は一つに所属をしたくないという心を持っており、彼らは次第に惹かれていきます。全員が最終テストをクリアすると、黒い服に着替え、拳銃を渡されます。そして、マインドコントロールの伝達物質を注射され、無欲の人たちを殺す兵士へと化しました。
それでもフォーとベアトリスには伝達物質の影響がないため、リーダーが疑問に思い、マインドコントロールを実施した博学のもとへと連れてこられます。そこへ母がやってきてベアトリスを救うものの、母は死んでしまいます。ベアトリスは弟と父に連絡をし、本部へと乗り込みますが、そこで父は射殺されます。フォーを救い出したベアトリスは博学のリーダーを攻撃し、勇敢の兵士たちのマインドコントロールを解くことに成功します。ベアトリスはフォーとともに列車に乗り込みその場を後にするのでした。
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